katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイとローラの相席教室

2022-01-29 00:24:49 | モザイクタイル教室

今日はキウイとローラの相席教室。キウイは2日連続になっちゃったんだけれど、くじらにしてもローラにしても相席を望んでいて、キウイが合わせたようで・・・そしたら調整している間にこうなっちゃったらしいのね。

そんな訳でまずはローラから。アトリエで気に入ってくれたらしく、残り1個だったペンギンのフックを自宅で張って来たって事で、目地をして完成。ただこの手の小物作品って可愛いぃぃって評価で軽くおしまい。

そこをあえて拾うと、仮に俺のサンプルを並べたとして、どっちが上手い?みたいな事を質問をしたとする。勿論先生なんだから、俺に票が集まるみたいな思い込みをしてしまう人達が多いのね。でもね・・・

そもそもローラは作品として作っているのね。俺のはサンプル・・・誰に向けての?それはデイ・サービスだったり、体験だったり・・・つまり初心者の人達なのね。だから難しい事禁止での製作なのね。

逆にローラは全力、俺はこれに至るまで今回は何にしようか?の過程に全力を注いだだけで・・・そして実際モザイクとなった時には、腹8分目になり、いかに簡単に出来るか?サンプル作りってもんはね。そう言うものなのね。

そんな中、ローラはサンプルに無い蝶ネクタイを入れて来たのね。そもそも蝶ネクタイがあるのと、無いのはどっちが可愛い?ってなると、下手な人が蝶ネクタイに見えないものを作れば、無い方が良いだろうが、

完全に蝶ネクタイに見えるのなら、あった方が可愛いし、そう言うアイテムが加われば、当然色合いも増えるし、必然的に可愛く見える要素が加わる。こうした事を踏まえて、見比べた時の比較って改めてどう感じるか?

その時にローラに点数が大きく入ったとしたら?・・・ほら先生よりも上手く見えた事になる。しかもサンプルに無い事をした・・・これこそがオリジナルへの第一歩なのね。だってアレンジなのだから。

ただ真似をする・・・って事から抜け出した所か、結果として点数を取れたのなら、大成功な方向なのだから。ただアイデアは良くても、見栄えが悪ければ、点数は取れない。むしろ無かった方が良かった・・・

ついつい腕が伴って来ると、付け加える・・・プラスの考え方になるのね。つまり細かく切れれば、プラスだらけになるのね。そこで上手くなったら、いかにマイナスな考え方って言うのを身に付けるか?になる。

むやみやたらにプラスして増やすのでは無く、余裕や、ゆとり、すんなり、やり過ぎない・・・みたいな表現で終わるようにすると、チラッと・・・映画の予告みたいなここだけ・・・って見せ方もテクニックの1つ

だったりするのね。まぁ話を戻して、つまりこの大きさの中で、腕見せのキチンとした蝶ネクタイは絶妙だったのね。例えばこれをお洒落のアイテムとするのなら、可愛く見せるのなら、もっと大き目で、尚且つ

丸みのある両サイドに切り込みを入れてハートみたいな形にすると、もっと幼い可愛さになるし、この大きさの場合、いくらか大人の可愛さに見えるだろうね。って事を踏まえて、キウイ。

何かプレゼント用って事で、違う形のトレイを買って来て、2つ目を張ったんだけど、当然大きさが変われば、同じデザインのままって事は出来ないから、何らかの変化分のデザインの変更が必要になるのね。

いや、もしかしたら同じように入ったかも知れないけれど、変化させたのかも知れないが・・・。いずれにせよ、さっきのプラスとマイナスの話なら、左が1つ目の作品だから、1cmタイルの4分の1を入れた2つ目は

プラスした事になるのね。ほら上手くなると、プラスしたくなるし、こうして結果も良くなるのね。ただ全体を見ると、ほぼそのまま張っている部分が多く、一列の中で変化をさせているから、左程変化が見えない。

だから、ちょこっとプラスになる。この位の変化はお洒落感の追加って感じになるのね。その時にどっちが良い?ってまた見比べたとする。勿論最終的には、その人の好みになるのだけれど、モザイクをやっいている

人なら、4分の1のパーツが綺麗に切れていればいるほど、お洒落感ちょこっとプラスがマシマシに見えて、右側に点数が多くなるかも知れないのね。ただ、それはモザイクファースト的な物の見方であって、それを

トレイを含めた見方をした場合、左の方がトレイとしての形が可愛い・・・になったりもする。ただ右は100均の商品では無いので、作りがしっかりしているし、木自体も頑丈なのね。ただこの文章にも秘密があるのね。

そもそもお洒落とは何ぞや?なのね。例えば、頑丈・・・ここには丈夫で長持ちって意味が見え隠れする。では、比喩として安全安心を取るなら、丈夫で長持ちの家・・・悪い事は一つも無いでしょ?

そうね、一生使う場合、これが良いのね。では棚なら?仮にテレビ台とする。そりゃ重いものを乗せるのだから、これまた頑丈の方が良い。ってどんどん、軽いものを乗せるイメージの棚を思い浮かべて欲しいのね。

そうすると、いつしかそんなに頑丈じゃ無くても良いんだけど・・・って変化する所に来る。つまり必要に応じた頑丈さは必要でも、ただ丈夫って言うのでは、お洒落感は出ないのね。つまり言葉で言うなら、

ガッチリでは無くきゃしゃなんて言葉が必要になって来るのね。では比喩を炎上覚悟で、女の人とする。丈夫な女の人なんて言う事になると、ガッチリした体系みたいになり、間違いなくフィギュアの選手では無い。

当然太ももに筋肉バッチリとなれば、きゃしゃなんて言葉は有り得ない。でも転んでもぶつけても大丈夫。つまりガッチリって感じになる。それを痩せているのにそんなに食べるの?とか、きゃしゃに見えて、筋肉質

なんて場合、カモシカのような・・・みたいな表現になったりする。つまり、いついかなる場合でも、ガッチリで頑丈が良いって訳じゃ無く、きゃしゃなんて表現の部分が欲しいのがお洒落のイメージになるのね。

こんな話が見栄えと機能性の話。きゃしゃで頑丈なら最高だけど、きゃしゃなんてもんは、常にもろく折れる。それが頑丈寄りであるなら、より太くになる。ただ重いし、可愛いからは離れて行く。

こう言う事も大事で、いくらデザインが良くても、そうした部分でマイナス要素が増えてしまったりする。これが既製品なのね。ただ好みであるなら、手間が掛からなくて成功した品物だから、とても安いのね。

しかし、自分の思っているようにしたくなると、オリジナルとして作りたくなるのがDIY。つまりトレイから作ろうとする・・・そんな人達がdiybaseの人達なのね。勿論、アトリエに来る人達は、木工の時間を使う

なら、モザイクに専念した方が良いけれど、作る事が好き・・・って言う場合、例えば音楽が好きってくくって、ギターもベースもキーボードもドラムも何と無く出来る・・・って感じになる。けれど、ギター教室

に通っている場合、あれもこれもと手を出さずに、スペシャリストを目指している事になるから、1つに絞った練習になるのね。こうした内容が理解されていると、何処まで手を出すか?出さないか?みたいな事になる。

それと実力満載の作品と、遊びとして楽しむ作品と、プレゼント用の作品と、販売目的の作品とでは、全て作り方は変わって来ると思うのね。しかもその人の考え方で作り方も変わって来る・・・。

例えば、プレゼント用。自分の家に置くものと同じか?って言うと、全力でいつも作るから同じです・・・と言う人もいれば、そんなにはお金も時間も掛けられないけれど、腕のおすそ分け・・・的に作る人もいる。

そんな中、ローラの始めた新作は、

先日のカフェトレイの下地で、2つ作るんだけど、デザインを変えるのね。その1つ目がこれ。まだこれだけではドーナツには見えないけれど、ここからどうやってドーナツに見えるようにするか?なのね。

さっきのペンギンの場合、もう足も顔も木で作ってあったから、ただ好きな色を切って入れるだけでも、ペンギンには見えたのね・・・でもそこにひと手間の蝶ネクタイで更にバージョンアップした。

この下地は、ただの丸に穴が開いているだけ・・・一応、マッチでーすとか、中尾だよっ・・・的な物真似のように、ドルチェだよ・・・って言葉で、食べ物だよっ・・・って念を押している事になるのね。

その丸をどうやって自分のドーナツにするか?ここを考えるのが、蝶ネクタイを加えたように考えるって創意工夫の自由な部分なのね。自由ってのは、スペースが広ければ広いほど難易度が上がるのね・・・。

音楽ならソロ。持ち時間20秒と2分では意味が大きく違って来るのね。フィギュアだってそうでしょ?アルバムとシングルだって・・・個性的ってのはそう言う事なのね。しかもデザインを変えて2つ・・・。

意外とじっくり考えないと、2つ揃った時に、票が片寄るって言うのはバランス悪いからね・・・。そこはガッチリ意識して作る事。簡単に自分の作品に負けないように・・・。それを楽して色違いなんて事の無いように・・・。

ただね、ただ追い込まれるような事の無いように・・・楽しまないとね・・・それを。


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