コロナで在宅勤務になる前は、会社の近くにある昔ながらの喫茶店に週に2~3回ランチに行ってました。そこはランチがドリンク付きで700円前後という格安だったこともありますが、雑誌や新聞が多く置かれているのも良いところで、僕は週刊文春、ポスト、サンデー毎日をいつも読んでいました。置いてあるオヤジ向け週刊誌はそれだけで、あとは女性誌だったり旅行雑誌だったりゴルフ雑誌だったりでしたから、他の客に取られていた時には中日スポーツを読んでいました。
残念なことにその喫茶店はJRのリニアの工事のために3月末で閉店が決まっていて、3月中旬から在宅勤務になってしまったために最後に行けないまま終わってしまいました。今度出社することになったらどこでランチしながら雑誌を読めばいいのか。あんな古臭いスタイルの喫茶店はほとんど絶滅しかけています。雑誌を読むだけならコメダもありますが、コメダのメニューはランチには向かないので本当に困ります。
とりあえず前にも書いたようにkindleの読み放題で週刊現代とサンデー毎日の2種類のオヤジ向け週刊誌は毎週読めますが、一番読みたい週刊文春が読めません。今や政権を揺るがすようなスクープを連発している文春だけが日本で唯一のジャーナリズムではないのかと思うほど文春の活躍は際立っています。かつてライバルだった週刊新潮など、すっかり週刊退潮です。
いつもよく行く書店で文春だけ立ち読みしようかなと思ったら、コロナ感染防止の名目の元、ビニールがかけてあって立ち読みできないようになっていました。他の雑誌は立ち読みできるのに、文春にだけビニールかけてあるのはコロナ感染防止のためとは思えません。まるで安倍政権のような見え透いた言い訳をするものです。
もちろんお金を払えばkindleで読めるのですが、これまでタダで読んできた手前、まだお金を払う決心ができません。文春も読み放題にならないかなぁ。頑張れamazon!