幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

台風10号と総裁選

2024-08-30 23:51:10 | 政治
 長女が昨日書いたように東京発長野経由で名古屋に帰ってきました。東京駅の窓口は朝から長蛇の列、北陸新幹線も混雑しているし、長野駅から乗る特急しなのも指定席が取れず1時間ホームに並んで自由席で帰ってきたそうです。日本橋のホテルを出てから家に帰るまで8時間。東海道新幹線に比べていかに大回りかということがわかりますが、戻ってこられただけで御の字です。トンネルだらけのリニア中央新幹線ができたら、こんなことにはならないでしょうが、2027年の開業予定が延期されてしまい、果たしていつ開通することやら。

 そんな中、相変わらず自民党は総裁選に誰が出るとか推薦人集めがどうとか、災害対応よりも気持ちが総裁選に向かっていて情けなくなります。少なくとも台風10号が日本を通り過ぎるまでは「一旦休戦」として、政治家全員が災害対応に立ち向かうのが筋というものではないかと思います。台風が来ている間は総裁選への立候補表明は先延ばしにしているようですが、それは災害対応のためではなく、台風のニュースで自分の立候補表明が目立たなくなるからだそうです。情けない話です。

 例えば小泉進次郎や河野太郎の地元の神奈川が、いま現在かなり酷い豪雨災害に遭っています。彼らが地元で災害対応に当たっているというニュースは伝わってきていませんが、何をしているんでしょう?もちろん知事や市長ではないので地元で陣頭指揮に立つことはないかも知れませんが、これだけ全国規模で被害が出ている、もしくは出そうな状況なのですから、自分の総裁選にかまけている場合ではないし、総裁選に出るほどの政府要人として、災害対応に当たって欲しいものです。

 能登の地震対応の遅さや拙さもそうですが、近頃は政治家の災害に対する思いが伝わってきません。「国を守る」というのは戦争に備えることよりも天災に備えることの方が重要だと思います。戦争は人間の努力で避けられますが、天災は避けることができません。そして戦争は非日常ですが、地震や台風は日常の中にあるからです。それに誰が総裁になったところで自民党の政治が大きく変わることもないでしょうから、だったらせめてしっかり災害対応をしてくれと言いたくなります。
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