テニスラケットを買いました。いま使っているのは3年前に買ったバボラのピュアドライブ107です。ピュアドラは定番中の定番というか、一番の売れ筋なので、周りを見渡せばいくらでもユーザーがいますが、107というのは少ないと思います。デザインは見分けがつかないくらいほぼ同じですが、普通の100インチに比べて7インチ大きくて15g軽いモデルです。主にパワーのない女性やシニア向けなので還暦の僕にはちょうど良いモデルです。
ところが山本麻友美プロから「クリタさん、なんでそんなの使ってるんですか、普通ので十分いけますよ、ラケット重くした方が重い球が打てるようになりますよ」と唆されて、ついつい100インチのピュアドラをamazonでポチってしまいました。まあ新型が出たばかりなので、今使っている2018年モデルが半額くらいになっていて買いやすかったということもあります。
実は昔からラケットは大きくて厚くてよく飛ぶラケットが好きでした。デカラケが出た時も厚ラケが出た時にもすぐに飛びついたくらいです。楽だし軽いしボレーも当てるだけで飛んでいくし手首や肘も負担がかからないし、良いことだらけだと思っていました。42年前にテニスを始めた頃はまだウッドラケットの時代で重くて飛ばないラケットに苦労した反動だったのかも知れません。一時期は125インチという巨大なラケットを使ってみたこともあります。さすがに使いにくくてすぐにやめましたけど。
その後、少しずつ小さくしていき110インチ以下になっていたのですが、いよいよ100インチ。まあ昔と違って最近のラケットは性能が格段に良くなっているので面が小さくなってもちゃんとボールは飛んでくれるのですが、さすがにあまり感触が違うとイヤなので、同じピュアドラにしてみました。打ってみた感想は「ほとんど一緒」。軽いラケットは重いボールに負けるとよく言われるのですが、それも特に違いは感じられませんでした。
デザインも同じなので、ボンヤリしていたらどちらを使っているのか自分でも気づかないと思います。あとは自分が本当に山本プロが言うように重いボールを打てるようになったかどうかですが、なにせ自分が打ったボールを自分で打ち返すことができないので判断がつきません。いつも相手してくれているテニス仲間がどれくらいミスをしてくれるかで今後判断していきたいと思っています。