ウィンブルドンでとんでもない試合がありました。男子シングルス1回戦のジョン・イズナー(アメリカ)とニコラ・マウ(フランス)の試合。初日4-6、6-3、7-6、6-7の2セットオールで日没順延となった2日目。最終セットが始まったものの、ずっとお互いにサービスキープが続いて決着がつきません。ビッグサーバーのイズナーと、スタミナがあり試合展開に長けるマウ。ともに譲りません。ゲームカウントが30-30あたりから騒ぎが始まり、最初はWOWOWも珍しい試合があるよ、という感じだったのが、徐々にヒートアップ。ツイッターでも実況が始まります。
試合はさらに延々と進みますが、ますますお互いにブレイクされる気配がなくなってきます。なにせ体力がないので積極的にブレイクにいきません。淡々とサービスキープが続く中、49-49でウィンブルドンの掲示板がなぜか消えてしまいます。50ゲームを超えると表示されないみたいです。想定外のスコアということでしょうか。そして、ついに59-59まで進んだところで再び順延が決まってしまいました。ここまでの試合時間10時間ちょうど。2日目のファイナルセットだけで7時間余り。とてつもない試合になりました。
WOWOWのサイトによれば、これまでの最長時間記録は、2004年の全仏オープン1回戦でファブリス・サントーロとアルノー・クレメンの6時間33分。最多ゲーム記録は1969年のウィンブルドン1回戦で、パンチョ・ゴンザレス(アメリカ)とチャーリー・パサレル(プエルトリコ)が戦った112。ファイナルセットのゲーム数に限れば69年の全米オープンでジョン・ニューカム(オーストラリア)とマーティー・リーセン(アメリカ)による25-23が記録。これらすべてを大幅に塗り替え、それでもまだ試合は終わっていないのです。
3日目。すでに他の試合は2回戦が終わっているというのに、まだ1回戦です。試合は相変わらずサービスキープが続きます。しかしどんな試合でも終わることがあります。3日目が始まって1時間を超えたところで最後はイズナーがブレイクして、ついにファイナルセット70-68。イズナーが歴史的なマラソンマッチを制しました。試合時間は11時間余り、総ゲーム数183。普通の5セットマッチならゲーム数は40~50ゲームくらいですから、フルセットの試合を4試合分くらいはこなした計算です。
試合終了後になんと表彰式まで行われ、ヘンマンが両者を表彰したとか。確かにそれくらい価値のある試合でした。
試合はさらに延々と進みますが、ますますお互いにブレイクされる気配がなくなってきます。なにせ体力がないので積極的にブレイクにいきません。淡々とサービスキープが続く中、49-49でウィンブルドンの掲示板がなぜか消えてしまいます。50ゲームを超えると表示されないみたいです。想定外のスコアということでしょうか。そして、ついに59-59まで進んだところで再び順延が決まってしまいました。ここまでの試合時間10時間ちょうど。2日目のファイナルセットだけで7時間余り。とてつもない試合になりました。
WOWOWのサイトによれば、これまでの最長時間記録は、2004年の全仏オープン1回戦でファブリス・サントーロとアルノー・クレメンの6時間33分。最多ゲーム記録は1969年のウィンブルドン1回戦で、パンチョ・ゴンザレス(アメリカ)とチャーリー・パサレル(プエルトリコ)が戦った112。ファイナルセットのゲーム数に限れば69年の全米オープンでジョン・ニューカム(オーストラリア)とマーティー・リーセン(アメリカ)による25-23が記録。これらすべてを大幅に塗り替え、それでもまだ試合は終わっていないのです。
3日目。すでに他の試合は2回戦が終わっているというのに、まだ1回戦です。試合は相変わらずサービスキープが続きます。しかしどんな試合でも終わることがあります。3日目が始まって1時間を超えたところで最後はイズナーがブレイクして、ついにファイナルセット70-68。イズナーが歴史的なマラソンマッチを制しました。試合時間は11時間余り、総ゲーム数183。普通の5セットマッチならゲーム数は40~50ゲームくらいですから、フルセットの試合を4試合分くらいはこなした計算です。
試合終了後になんと表彰式まで行われ、ヘンマンが両者を表彰したとか。確かにそれくらい価値のある試合でした。