今は暦の24節気の大寒で、一番寒い時期と言われています。「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」 服部 嵐雪の句を思い出します。この句は梅を詠んでいますが春の句ではなく冬の句だそうです。
我が家の庭の梅を見に行ったところ、句のように冬至梅’が一輪だけ咲いていました。
一輪だけ咲いている‘冬至梅’。
ところが、隣に植えてある‘甲州野梅’はすでに3分になっており、メジロが蜜を吸いに訪れています。‘甲州の梅’は昨年暮れから咲き始めました。
3分咲のウメ‘甲州野梅’。
他に寒中でも咲いている花がないかと近くの畑を探索に出かけました。我が家のJRの線路の反対側は鬱蒼とした竹藪で、昼なお暗い所です。そこで、赤く咲くヤブツバキ一輪を見つけました。
一輪咲くヤブツバキ。赤い花が暗い竹林の中で輝いていました。
他に畑の畔ではオオイヌノフグリ、ナズナ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、コハコベが咲いていました。
オオイヌノフグリ。
ナズナ。すでに花は終わりかけています。
ヒメオドリコソウ。
ホトケノザ。
コハコベ。
草むらにナナホシテントウを見つけました。
ナナオホシテントウ。
我が家の庭を縄張りにしているジョウビタキの雄がいます。畑仕事をしていると近くに来て,しきりにお辞儀をします。畑から出る虫を期待して、早くそこを掘れと催促しているようで、かわいいです。
水飲み場に来たジョウビタキ。