三日坊主のトレーニング日誌

右膝の半月板手術から早3年。右膝は普通です。
トレーニングは室内でのローラー台とダンベルトレが中心です。

熊本大学病院入院記その1

2016-01-17 14:30:21 | 日記

1月4日から14日までの11日間、熊本大学付属病院に検査入院をしました。
高血圧の原因の一つである「原発性アルドステロン症」の確定検査の入院です。

1月4日(月):入院1日目

 思ったほど朝の渋滞はなく、朝9時00分頃に熊大付属病院につきました。
 入院受付で入院の手続きを行い、入院先である西館9階に向かいました。
 ここは内分泌(ホルモン関係)、腎臓病、糖尿病関係の入院病棟です。
 この階の受付に行くと、病室に看護師さんが案内され、担当医、薬剤師、
看護師そして医療事務と様々なスタッフの方が来られて諸手続を行いました。
 腕に認識番号が印字されたバーを巻かれたり、これまで服用していた薬を提
出したりと、約30分ほどの手続きがありました。それが終了したのが9時30分
過ぎで、この後、妻は帰宅し、私は荷物を簡易クロゼットに片付けました。
 
 この日は、昼食後に3つの検査がありました。 
  ①胸部レントゲン
  ②副腎静脈プロトコルCT(血管造影剤利用)
  ③心電図

 ②は今回の入院のメイン検査である副腎静脈カテーテル検査のために、副腎
につながる静脈の大きさや経路を調べるCT撮影です。この時に、血管造影剤を
静脈に注入します。その装置がSF映画に出てくる装置のようなデザインでした。
 薄い黄緑色の液体(血管造影剤)が入った極太の注射器が二本平行に並べられ、
それぞれの先端が一本のチューブにまとめらています。そのチューブの先端にある
針が静脈に刺してあります。この時はさすがに写真撮影ができませんでした。
   「血管造影用注入装置」でググって見て下さい。ある意味かっこいい機器がでてきます。
 この検査の後で腹と頭に軽い蕁麻疹ができました。検査技師の人たちが確認をされ、
しばらく生理食塩水の点滴をしたまま、検査準備室で様子を見ました。
 30分経って蕁麻疹が軽くなったので、点滴を外し、心電図の測定場所に移動しました。
 ここでは、安静脈拍数が40ととても低く、検査技師の方がどうも無いか尋ねられました。
 「アイトロール」と言う心拍数を抑える高血圧剤を服用していることと日頃からランニングを
している事を伝えると、納得されていました。 心電図の振れはきれいであるということでした。

 右腕に取り付けられた認識バンド
   このバーコードを各検査室の受け付けでピッとチェックされます。

 入院部屋(4人部屋)
   9階南西部にあります。コンパクトで必要十分な調度品が設置されてあります。

 ドクターヘリ
  救急患者をドクターヘリが乗せて飛んできました。
  初めて見る光景です。動画も撮りました。アップの挑戦してみます。

 4日の夕食
  私の場合は普通食でした。1日の摂取カロリーが1900Kcal、タンパク質70g、塩分が11gです。
  食事は朝8時、昼12時、夕6時です。この食事の間隔になれるのに3日ほど掛かりました。


1月5日(火):入院2日目

  検査内容
    ①カプトプリル負荷試験
      カプトプリルと言う薬を飲み、血漿レニン活性を採血に寄って測定する。
      正常では血漿レニン活性の上昇が見られるが、本症では抑制されたままとなる。
       (1)朝から絶食。検査30分前にトイレを済ませ、その後ベットで安静にしておく。
       (2)担当のドクターが朝8時30分に来て採血し、その後でカトプリルを飲む。
       (2)1時間30分ベット上で安静にしておき、2度目の採血を行い終了。
   ②24時間蓄尿(1月5日10:00~1月6日10:00)
      24時間に出る尿をすべて集める検査。3Lの巨大ビーカーにためました。

1月5日の朝食
 検査で絶食だってので、午前10時20分に朝食でした。
 

1月5日昼食

 
1月5日夕食

 病院では朝6時、10時、午後5時の3回体温、血圧、酸素濃度、脈の点検があります。
  血圧はほぼすべて携帯電話で撮影をしました。基本的には125ー60、脈拍数50~45と非常に安定した数値を
 示していました。「本当に高血圧なのか」と言う数値でした。

1月6日(水):入院3日目

 検査内容
   ①骨密度測定
      レントゲン検査を行い、骨密度を測定する。
      この結果はすぐに分かり、入院している部屋で看護師さんが、測定検査が100%と言われる。
      比べる標準年齢を尋ねると「20から30才」と答えられ、内心ほくそ笑む自分がいました。
      このブログを書きながら調べたら「検YAM(Young Adult Mean) 20から44才の骨密度の平均」と比べる
      そうです。これが100%なので骨密度は良いという結果になりました。

   ②画像診断科受診
      今回の検査入院のメインとなる副腎静脈カテーテル検査を担当されるドクターの説明を受ける。
      この検査の意義と検査上のデメリット(造影剤のよるアレルギー反応、カテーテルによる血管への影響など)の話を
      される。私もいくつかの質問を行い、それに対しても丁寧に答えていた出した。最終的に検査の同意書にサインを
      行って終了。
     

 6日の朝食

 6日の昼食

 6日の夕食

 病室から見える景色

  7日(木)の副腎静脈カテーテル検査がメインの検査なのですが、これがとんでもなかったのです。
   男性にとってこれほど過酷なことはないと思います。
 
 つづく

    


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