7月に村下孝蔵さんのオリジナルカラオケを収録したアルバムが発売されました。
その名のとおり歌唱は収録されておらず、すべてオリジナルカラオケとなります。
全18曲で〔初恋〕〔踊り子〕〔ゆうこ〕〔松山行フェリー〕〔陽だまり〕〔同窓会〕などシングルで発売された代表曲を中心に構成されています。シングルのカップリングで収録されていた音源でしょう。
別に自分で歌うつもりでなく、あくまでインストゥルメンタルとして聴くためにあえて購入しました。
今まで村下さんが遺してくれた楽曲ですが、あえて歌なしで聴いてみたら改めて楽曲の良さというのを実感でき、おのずと淡い情景が浮かんでくるようでした。また、村下さんの作品に欠かせない町支寛二さんの切れ味あるコーラスワークをしっかり堪能する事が出来ます。歌なしにすることで新たな発見もあるのです。
ずっとプロデューサーをされていた須藤晃さんによる各曲の解説もあります。興味深いエピソードを綴られています。