先日開催された東北応援ライブの会場に向かう最中に…。おしゃかと化した廃ゼット、いや、ハイゼットに遭遇。

ダイハツの軽トラックのハイゼットですが、当該個体は4代目(1972年~81年)で、1974年にフロントマスクが変わり、ナンバープレートが現行の黄色の中判に変更されるなどのマイナーチェンジを実施されてからのモデルとなります。おしゃか物件の宿命か、フロントグリルなどの樹脂パーツは経年劣化で脱落してしまいますねえ。それにしても、周りの風景に違和感なく溶け込んでる様が、より哀愁を誘います。土に還ろうとするのはやはり鉱物の本能でしょうか。
なお、数日前にこの画像を某ジャズバーのオーナーに見せたら感動されてました!(爆)
もうひとつ掲載するのはナンバー付きの現役車両です。
違う日に、某所で白く角ばった物体が見えたので近づいてみたら…。
な、なんと、2代目のプレリュード(1982年~87年)がいるではありませんか!

プレリュードはホンダのスペシャリティカーですが、この2代目はリトラクタブルヘッドライトを採用し、フロントノーズを低く抑えた先進的で斬新なスタイリングは見ただけでも分かりやすいカッコよさがあり、当時はデートカーとして若者を中心に支持されたのでした。もちろんカタチだけでなく、低くなったゆえに空力特性が向上、ゆえに走行性能も向上。国産車初の4輪ABSが用意されるなど、機構面も著しい変化があったのでした。なお、この個体は売れ筋でもあり豪華仕様だった上級グレードのXXです。
ホンダの4輪車事業はシビックとアコードで地道に開拓されていき、このプレリュードでホンダのスメ[ツイメージ=ブランドイメージが大きく向上したといえるでしょう。