呉ポートピアパークにて第7回目となる呉オールドモータースミーティングが開催されたので行ってみました。
旧車が集まる毎年恒例のイベントであります。爽快な秋晴れの下での開催となりました。
エントリー車両を全部掲載はキリがないので、個人的に目についた車両を何点か掲載してみましょう。
ミツビシミニカスキッパー。2代目ミニカから派生したクーペです。まるでギャランGTOの弟分といった雰囲気です。
足元がカスタマイズされてますが、マツダルーチェの3代目。12Aロータリー搭載のようですが、グレードはスーパーカスタム?
マツダの軽自動車のシャンテ。現在とは異なり純マツダ製の軽自動車です。
ニッサンローレル、2代目(C130系)のハードトップ、上級グレードのSGX。
ニッサンスカイライン、6代目(R30系)のRS、鉄仮面でない前期型。
いすゞ117クーペが集まってました。壮大な並びですねえ。
エントリー車両だけでなく来場者用の駐車場も注目でした。
フォードフェスティバの初代モデル、なんと、1.3リッターのツインカム積んだGTだという。
スズキセルボの初代モデル、フロンテクーペを550新規格に対応させて登場した経緯があります。
ミツビシミニカ55バン、旧来の360時代の車体を踏襲しながら550新規格に対応したモデルです。
トヨタカローラの3代目の後期型(E50系)、クーペ1600レビンです。
※2月にアップした記事(トヨタ カローラ 50周年記念祭 PART2)に当該画像を組み込んで再構築しました↓
http://happy.ap.teacup.com/indigo-liner/876.html
他にもたくさんいましたが、とりあえずここまでで締めくくりにします。以上。
5日前に外に出ていたら、何やら気配を感じたので振り向くと。

三菱ふそうFKの初代モデルが現れたという!
これは現在のファイターのご先祖様となる中型トラックです。4トンベースのクレーン付きですねえ。もともとは往年のTシリーズ中型系の後継車として1976年に登場しました。画像の個体は1979年以降のモデルとなります。本来フロントグリルやバンパーは黒色ですが、この個体はメッキとなっているのが(ホイールカバーも装備)、さらに強い印象を植え付けてます。仕事車なので当然酷使はされてしまいますが、適度のやつれた感じもいい雰囲気を醸し出してます。
乗用車とは違って頑丈に作られてとはいえ、車齢は30数年です。21世紀に突入して17年が経過するというのに、まだまだ現役を保ってといるのは頼もしく見えました。
先月下旬、ある日の夕暮れに…。なんと、3代目ハイエース(1982年~89年)を久しぶりに見かけたので、ついカメラを向けてしまいました。

これはバンの標準ボディですが、ヘッドライトが丸型2灯であることから、初期型(1982年~85年頃)です!ヘッドライトが角型になる後期型ならともかく、初期型を路上で拝見したのは久しぶりでした。車齢30年は軽く経過してるわけですが、酷使されて消耗する商用車がこんなに長生きするのも驚異的ですねえ。
上記の個体に遭遇したとき、音戸ロッジにいた送迎バスを思い出してしまいました。せっかくなので画像を出してみましょうか。

かつて呉に存在していた国民宿舎の音戸ロッジ(2007年閉館)には、送迎用にハイエースコミューターがいました。3代目ハイエースは標準、ロング、スーパーロングの3つの車体長がラインナップされてましたが、コミューターはいちばん長いスーパーロングの車体で定員15名を確保した2ナンバーのマイクロバスでした。
閉館になる前に有志で宴会しに訪問したのですが、当時でも古参車だったゆえに間近で見た時は驚きました。
※自家用ナンバーですが、もともと市の事業で運営されてた施設の車両ということで画像処理はしていません。御了承ねがいます。
きのうは旧市民球場跡地にて開催された地ビールフェスタへ有志で行ってきましたが、会場内にいた移動型店舗のボンネット型トラックに目がいきました。

いったいコレは何ぞや?となるわけですが、フロントマスクの表情が日野車っぽいし、ドアパネルがレンジャーにそっくりなので、これはまさか日野車か?と疑問を抱きました。というわけで、調べてみたら、正体は北米専売車の日野600シリーズである事が判明しました。これはまったく知らんかったです。
おそらくレンジャーをベースにボンネット化したという成り立ちでしょうか。前述のとおり、北米専売なので日本国内では販売されていない車種ですが、それでもいるところにはいるんですねえ。
以下、日野のボンネットつながりで3点掲載(所有者が一目瞭然で、隠す必要性がないため、ナンバーの画像処理はしていません)。
日野TE100D。京築広域圏消防本部豊前消防署の泡原液搬送車。1973年式。2013年で引退。

福山自動車時計博物館の日野BA14。1958年式。

同じく福山自動車時計博物館の日野BH15。1961年式。

3月19日、大分県豊後高田市の昭和の町にて毎年恒例の、昭和の町レトロカー大集合が開催されたので本年も足を運びました。その名のとおり、昭和時代の旧車が集まるというイベントで、各地から集結してきました。開催から日数が経過してしまいましたが一部始終を綴ってみようと思います。
イベント日和といえる晴天で、連休とあってか多くの人出で賑わいました。エントリー車両も数多く集まりました。
さすがに全車両掲載は難しいので、ここでは個人的に気になった、また、今まで掲載していない個体から写真画像を並べてみようと思います。
トヨタ車から。
2代目コロナ。ピカピカの個体が出展されてました。
セリカXX(ダブルエックス)。2代目セリカの派生モデルで直6エンジン搭載を搭載。後のスープラのご先祖様ですね。
ニッサン車を3つほど。
ハコスカこと3代目スカイライン。くたびれ感がいい味出してますが、GT系ではなく直4エンジン搭載のショートノーズのモデルです!
フェアレディZ、2代目S130系で2リッターターボのTバールーフ。
ダットサントラック、こういう商用車が大切に残されてるのがいいですねえ。
ホンダのN360かと思いきや、普通車版のN600E。しかも、よく見たら左ハンドルでワイパーの向きが逆。なんと、北米仕様だという!
マツダ車をふたつ。
初代サバンナRX-7、後期型で登場したロータリーターボです。そういえば、マツダのロータリーエンジンは本年で市販から50周年です。
かつて自社開発/生産していた軽トラックのポーターキャブ。最終型です。
ミツビシのミニキャブ、4代目のバンで上級グレードのエステートです。
スバル車から。2代目レックスが2台いました。そのうちの1台を掲載。4WDターボです。
スズキ車から。初代ジムニーが2台いましたが、そのうちの古いほうの初期型を。初期型は空冷エンジンでした。
軽リヤエンジンの3台並びが実現しました。向かって右からスバルサンバー(2代目)、スズキフロンテ(2代目)、スバルR-2。
自動車ではないですが『車』には間違いないのでこれも掲載。5段変速の自転車までエントリーされてました。
大型車も。昨年同様に福岡の観光バス事業者、大宝自動車(大宝観光バス)のボンネットバスがエントリーされました。いすゞBXD30、1965年式、川崎航空機工業。
同じく福岡からシャレトンモーターサービスのオープントップロンドンバス(1958年)がエントリーされました。これは注目度高かったですねえ。
※自家用ナンバーですが、これは同社の看板車両で見た目が一目瞭然ですし、同社のブログでもそのまま掲載されてますので、ナンバーの画像処理はしてません。
豊後高田市の恋叶ロード(国道213号線沿いの海岸線)を走る路線バスにオリジナルラッピングバスが登場、そのお披露目も行われました。大交北部バスの路線車(いすゞLR)にラッピングが施されました。
昭和の町といえばボンネットバスを忘れてはいけません。昭和ロマン号と命名されたボンネットバス(いすゞBX141、1957年式、北村製作所)の乗車会も行われました。なお、運行は大交北部バスによって行われます。
ガイドさんのコミカルなトークで車内は賑わってましたよ。
※大交北部バスについて
大分交通の地域分離子会社で、豊後高田市、宇佐市、中津市、国東市、日田市などに路線を展開しているバス事業者です。
そうそう、昭和の町といえば…。松田はきもの店のゆきちゃん、久しぶりにお会いできましたが、お元気でしたよ。
以前も書きましたが、豊後高田市の昭和の町とはどんなところなのか、ちょっと説明しておきます。2013年3月26日付の我がブログの記事から引用。
豊後高田市の昭和の町の商店街は昭和30年は賑わってましたが全国の他の商店街同様に過疎化や郊外の大型店出店なども影響で空洞化と衰退が進んでいきました。
それではマズイということで町おこしを始めるわけですが、調べてみたら商店街の建物のほとんどが昭和30年代から変わってなかったそうです。単に衰退してるゆえに建て替えが進まなかった結果ですが、それをあえて活用する事で昭和30年代の町並みを再現、2001年に昭和の町は生まれました。衰退してた商店街は息を吹き返し大分県内でも有数の観光地となりました。
駆け足気味ではありましたが、以上ズラズラ綴ってみました。また訪れることが出来る機会に恵まれればと思います。
あきじさまのブログでも今回の模様が掲載されています。併せて御覧くださいませ。
http://wind.ap.teacup.com/akiji/1021.html
http://wind.ap.teacup.com/akiji/1022.html