どんどん切ります。
慣れてきて間違えにくくなってきました。
さて、どうやって0.1mmを切るのかを解説してみます。
理屈ではカッターの時は0.15mmです
(罫書きのシャープペンシルは0.25mmでしかも安定し難い)
縦に線上を切りたい時はステンレススケールを左に0.15mmずらして切ります。
その時の実際の結果です。 左の切り込みは0.4mm左です。
(窓桟の太さ・・・乘工社3450が0.44mmくらいだったので)
線の左側0.1mmを切る時はスケールを0.25mm左に置きます。 1mmの1/4見当です。
実際に切った線がこれです。
(手前側の方です)
左に0.2mmを切る時はスケールを0.35mm左に置きます。
(1mmの1/3見当です)
切れた0.2mmがこれです。
左に0.3mmの時は0.45mmです。
(真ん中ちょっと右寄り)
実際に切れた線がこの左側です。 左端がゼロ側で、コンマ7ミリというわけです。
ここからは実例結果無しで行きます。
(切る寸法がこの場に無いからです)
左に0.4mmの時は0.55mmのところに置きます。(真ん中ちょっと左・・・この例ではど真ん中に近いですね)
左に0.5mm、ど真ん中の時は左側の線から0.35mmです。
(左から1/3見当です)
左に0.6mm
(イコール右に0.4mm)は左側から0.25mm
右に0.3mmの時は左側の線から0.15mmです。
(1/10より大きいという見当です)
右に0.2mmの時は左側の線から0.05mmです。
(左側の線がやっと隠れる見当です)
実際に切ったものがこれです。 太い線の時は見当が難しいです。
(己の勘の悪さを方眼紙のせいにしてます)
右に0.2mmのリベンジです。 線から0.05mm。 こうして結果を見ると線から0.08mm位きてますね。
その結果がこれです。 0.2mmと言うより0.23mmくらいに来ています。 一致しなくてはいけない上の切り込みとちょっとずれてしまいました。
右に0.1mmの時は左に0.05mmに置きます。
(線がやっと見える見当です)
実際に切れたものがこれです。 この線は逆から切らないとダメなのでお印だけ切りました。
不安定要素はこの15センチステンレススケールの厚さ0.5mmというデカさです。
もう一つ問題なのは幅1.5センチと言う狭さです。 カッターを使うとき押さえる指が邪魔になります。
厚さ0.28mmのスケール、しかも幅が大きめです。
残念!角が丸いので正確な位置が出ません。
その上艶出し仕上げは滑りやすいから更にアウトです。 薄いから刺さるから角をR付にせざるをえなかったみたいです。
理想を求めて20センチステンレススケールと15センチだが幅が1.8センチを取り寄せ中ですが、非常に時間がかかっています。
現状ここまでです。
腕が良ければ0.1mm単位は可能です。 私の場合まだ上手に線が引けません。
(真っ直ぐ切れないトホホホホ・・・)
それでも段々改善されています。
要は見えるか見えないか?です。
老眼鏡の上に掛けるルーペや、ボシュロムルーペがなければ見えないから難しいです。