シーネンツェッペリンは何年か走っています。
ただ、全部の能力を発揮したことはありません。
昨年は、実車型部門2300km/h程で優勝していますが、1回目の走行9Vで脱線のない安全な走行で出した数字です。
コントローラーをゼロに戻すのを忘れて線路に置いたら。いきなり9Vがかかり、一発で壊れました。
可哀想なシーネンツェッペリン!
イモンがもう少し能力があればと悔やまれます。
箱も少し疲れて来ています。
銀色の25m級車両用の箱に入っています。
今は25m級は全て金箱です。
金箱は、日本形16番の交流機の高さがある箱です。(30m、35m、40mは断面が更に大きい金箱です)
製品として取引先が投げ出さないギリギリの「種類減らし」の努力をしています。
今はこの形の箱は存在しないということです。
今のままでは走りませんので分解整備します。
写真にある5点のものを外すと上下分解できます。
IMON製品同様下回りに全てついています。
ロンビックイコライザーになって居ます。
ただ、前と後の支点にはIMON蒸機テンダー用のスプリングがかかっていて、バネ下の重量は極端に軽いです。
メルクリンベースですが、このスピコンマシンはより実車に近い超ロングホイールベースの2軸車です。
前の車輪は7つのネジ等でロンビックイコライザーから外すことができます。
シリコーンチューブの取付が前後で間違って居たことを発見しました。
走行不能になった原因はシリコーンチューブの逸脱でした。
ベルハンマーグリスを注入。
IMONギヤの「タワーサイド」は減速比1.2対1程の減速です。
MPギヤの「タワーサイド」は減速比1対1の等速です。
MPギヤの欠点
① 正面から見ると動力軸とオイルレスメタルがもろに見える
② オイルレスメタルに対してウォームギヤが強く当たって擦れるので耐久性が無いMax72時間程度
という酷い欠点を解消したのがIMONギヤです。
反対側、後輪にもベルハンマーを与えます。
組み立てがうまくいかずに投げ出した姿。
なんとかなりました。
Nゲージ用のゴムタイヤを履いて目指せ時速3000km!