シーネンツェッペリン軽いオーバーホール

2024-07-15 | 鉄道模型

シーネンツェッペリンは何年か走っています。

ただ、全部の能力を発揮したことはありません。

昨年は、実車型部門2300km/h程で優勝していますが、1回目の走行9Vで脱線のない安全な走行で出した数字です。

コントローラーをゼロに戻すのを忘れて線路に置いたら。いきなり9Vがかかり、一発で壊れました。

可哀想なシーネンツェッペリン!

イモンがもう少し能力があればと悔やまれます。

箱も少し疲れて来ています。

銀色の25m級車両用の箱に入っています。

今は25m級は全て金箱です。

金箱は、日本形16番の交流機の高さがある箱です。(30m、35m、40mは断面が更に大きい金箱です)

製品として取引先が投げ出さないギリギリの「種類減らし」の努力をしています。

今はこの形の箱は存在しないということです。

今のままでは走りませんので分解整備します。

写真にある5点のものを外すと上下分解できます。

IMON製品同様下回りに全てついています。

ロンビックイコライザーになって居ます。

ただ、前と後の支点にはIMON蒸機テンダー用のスプリングがかかっていて、バネ下の重量は極端に軽いです。

メルクリンベースですが、このスピコンマシンはより実車に近い超ロングホイールベースの2軸車です。

前の車輪は7つのネジ等でロンビックイコライザーから外すことができます。

シリコーンチューブの取付が前後で間違って居たことを発見しました。

走行不能になった原因はシリコーンチューブの逸脱でした。

ベルハンマーグリスを注入。

IMONギヤの「タワーサイド」は減速比1.2対1程の減速です。

MPギヤの「タワーサイド」は減速比1対1の等速です。

MPギヤの欠点

① 正面から見ると動力軸とオイルレスメタルがもろに見える

② オイルレスメタルに対してウォームギヤが強く当たって擦れるので耐久性が無いMax72時間程度

という酷い欠点を解消したのがIMONギヤです。

反対側、後輪にもベルハンマーを与えます。

組み立てがうまくいかずに投げ出した姿。

なんとかなりました。

Nゲージ用のゴムタイヤを履いて目指せ時速3000km!

 


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