集電ブラシからコネクターとモーターに結線してギヤボックスを準備します。
このギヤボックス、物凄く精度の良いパーツです。
ギヤボックスの位置決めするバー・・・これが集電ブラシの連結棒と接触して悪さをします。
なぜそう思うかというと、位置決めバーは絶縁されて固定するようになっているからです。
ところが、ギヤボックスは第三動輪の軸から通電を受けて非絶縁側の電気を帯電するので絶縁側の何かと接触するとショートするのです。
したから見た姿。
12mmの模型がロッド周りに非常に余裕が有る事が判ります。
実は大変苦労してショートを免れました。
走るし、ヘッドライトも点灯します。
でもまだ道は遠いと感じていて仕上げはまだまだ、先台車もまだ付ける段階じゃないです。
この模型の問題点は、上下分割の都合上コネクターの所に余裕を持たせろと書いてある説明書に従ったつもりで余裕を持たせたら、其れが過剰でモーター周りの可動が少ないという大欠点を抱えています。
説明書には何センチから何センチぐらいが適当であるという表記が欲しいです。
ヒシチューブなど使って仕上げているからやり直す気力は無いです。
鉄道模型「道」の道は未だ未だ険しいです。
模型を作るとき、私がいつも感じている事があります。
1両の模型の製作開始から完成まで1000の工程があったとします。
その1工程をやり遂げる時にいつも肝に念じている事があります。
この1/1000の工程、この工程を成功させる事に対して私は私の一生を捧げるという覚悟を決めると言う事です。
その覚悟を決めない限りはこのひとつの工程は決して上手く行きません。
鉄道模型道は本当に厳しい道です。
それを乗り切るには「好き」というただ一つの武器で戦う以外にないです。