50系客車③

2014-07-07 | 鉄道模型
後半の3両に取り掛かります。

後半はオハフが1両オハが2両です。


オハフのインテリアとオハの姿です。


幌も取り外して行きます。 気動車かと見まごうオハフと違いオハは客車っぽい感じがします。


ロングシート取去り後クロスシート終端部裏側の塗装です。 流れた塗料は後で剥がします。


乾いたところで流出した塗料を剥がして整えました。 次は1mm角棒貼り付けです。


角棒を現物合わせで作ります。


貼り付けて


ねずみ色1号に塗ります。 幌と幌座を分解します。


トイレのプラ板、窓寸法に合わせて切り抜いてはめ込みました。


ロングシートを取り付けます。


屋根のマスキングをして塗料の届き難いベンチレーターの近くをウェザーシステムで汚します。


幌と同時に同じ塗料を吹き付けました。


下回り分解、混入している中央穴径の小さなボルスターの修正。


最初からリムーバーを使って裏面を剥がします。


仕上げにキサゲ刷毛で磨きます。


黒染め磨き!


ブレーキシューに塗装(錆色・・・タミヤレッドブラウン)します。


床板の必要な部分にマスキング。


台車枠のマスキングを始めます。


吹き付けました。


車体のマスキングを剥がしていきます。


仕切り板をカッターで切ります。 結構斜めで拙い写真でした・・・反省反省。


屋根裏のカバーのアルミテープを貼ってパネルライト取付用のプラ板を貼り付けます。


IMONラグ板をハンダ付用マスキングテープに貼付けてハンダして行きます。


先にプラ板を貼ってゴム系クリアを塗り、パネルライトを置いてウェイトを載せます。

もう一か所、
オハはトイレが無いのでコンデンサーを収める位置が問題です。

本来ならば、
ISカプラーを使えば何の問題もないのです。
機関車と連結する部分を幾つかIMONカプラーHO-131(密自連)にしておけばよいのです。
HO-131はISカプラーとの連結を意識したカプラーなのです。 ポリ製なのでショートしません。

この製品では最初からHO-131前提の設計になっていますので仕方がありません。

車体の片隅の屋根裏にコンデンサーを隠す事になります。 (クモハ12クモニ13と同じです)

屋根裏にコンデンサーをゴム系で接着、其処にウェイトで重りをして接着を待ちます。


接着剤が固まる間に他の作業をします。 塗装のために纏めてあった台車枠を外します。


通電のためのマスキングを外していきます。


全部はがした状態です。


マクラバリ、車輪あわせ台車を組み立てます。


取付法の関係で必要になるアルミテープ、プラ板との接着で光が滲み出る部分のカバーに使います。


手慣れたオハフはトイレにコンデンサーを収納して、膨らまない様に1.2㎜プラ板でつっかえ棒を噛ませます。


オハフ組み終っていよいよオハです。


右側端屋根裏がコンデンサー、点灯試験してみます。


プラ板との接着位置の光滲み出しを調整するアルミテープによるカバーです。


コンデンサーに光反射用のアルミテープを貼ってみます。

中央部の〝カバー”は糊面が光沢で外側が艶消し、コンデンサーに貼ったのはその逆です。

我家で現在使っているのは東急ハンズで買ったものですが、もう少し模型用に好適なもの(サイズが小ぶりなモノ)を見付けましたので間もなくIMON店舗で扱います。


オハの点灯実験です。


先に組上げた今回分のオハフも比較点灯実験。


次はもっとリード線の取り回しに気を使いながら


アルミテープのカバーをします。


組上げます。

ところでマクラバリのセンターピンの穴径、


2.6㎜のドリルの軸径は2.55㎜


2.5㎜のドリルの軸径は2.47㎜


2.55㎜のドリルの軸はセンターピンを通りません。

一方、段付きビスの段は2.44~2.45㎜あります。 クリアランスは0.3㎜程度かも知れません・・・センターピンがマクラバリの穴を抜けるのは偶然の僥倖が重なった時だけです。

エンドウ・カツミ規格(実はIMONもそうです)はセンターピン穴は3㎜、段付きビスまたはジャケットの外径は2.75mm~2.88㎜程度です。

日光のセンター穴径はいくつなのでしょう・・・

少なくとも此処で見えるワールド工芸の日光類似のセンター穴径は2.5㎜より大きい事は絶対無さそうです。


組み立てあがりました。

お邪魔虫が1台混ざっていますが・・・我社のナハ10系に組み合わせる金沢のスロ62です。


手慣れたオハフからインレタ開始です。


途中省略で全部レタリング完了!


さてIMONの編成用紙箱に入れなくては①見られない②遊べない③運転会で面倒という地獄になってしまいます。

今までと同じように両面テープで硬質ウレタンをセットし掛けていたのですが、


箱の外で作業することを思いつきました。


これが楽で早い!


あっという間に箱の準備完了。


収納します。


スリーブも付けて大井町まで持って行ったりしました。


現在は神宮前工房に戻って撮影などしました。

明日はそれをお見せできれば良いですね。