C575_[梅]_明日発売

2011-12-20 | 鉄道模型
明日、C575[梅小路]が発売になります。


C575車歴;

1937-07-01 製造 川崎重工兵庫工場 製造番号=1800
1937-07-05 新製配置;梅小路 
1938-12-20 鷹取
1939-11-11 宮原
1942-11-21 姫路
1944-01-20 金沢
1964-10-01 福知山
1966-09-05 梅小路
1971-07-14 豊岡
1972-03-18 浜田
1974-07-05 廃車;浜田
1975-01-20 保存;兵庫県姫路市御立交通公園


フロントも自動連結のIMONカプラーHO-301です。 写真は拡大できます。

C57101の時にも書きましたがC57一次型は当時の形式入ナンバープレートを取り付ける事を前提にしてデザインされています。
細いボイラー径に比して大きい屏風形デフレクターを付けたC57は、プレートが小さくなるとデザインバランスが崩れると思います。
戦時中機関車のプレートは供出させられ、戦後素っ気ない小さなプレートが取り付けられましたが、ごく少数戦前の立派なプレートを残す機関車が有ります。
C575はそんな貴重な機関車の一つで、北陸本線電化により福知山を経由して梅小路配置になりました。

梅小路はこの機関車にとっては新製配置区であり、里帰りを果たしたことになります。

梅小路では大切にされ、金沢時代に装備したツララ切りを撤去し、イベント列車牽引時に役立つヘッドマーク掛けを装備して「梅小路機関区のスター」として活躍しました。

山陰本線無煙化時にお別れ列車を牽引し、豊岡、浜田と転属していきましたが、いつしか形式入プレートを失いました。

盗難だったように聞いています。


C57の中でのスーパースターC575

ロストワックスパーツでしっかり再現しています。


キャブ内部の塗装もようやく実現しました。 近くで見ると身震いするような出来映えです。


機炭間渡り板の構造も良くなり、機炭間を正規寸法にするために開発した伸縮ドローバーで美しさと快適な走行を実現しています。


① 18.1という比重のタングステンウェイト
② シリンダーブロック中のウェイト
③ IMONコアレス1616強力モーター
に加え、ギヤボックス上のウェイトに新たな改良を施して370g~380gの機関車重量を実現しました。
これはD51、C61と同等のウェイトです。

快適な走行を味わって頂ければと思います。