♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■真に「世の光」である方 / 岩井基雄

2021年12月01日 | Weblog

2021/6/16放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
 「世の光」の最初の放送は1952年に富山の北日本放送からの「暗き世の光」だったそうです。「暗き世」との表現はなくなりましたが、私たちは今も暗き世の中を歩んでいますねえ。新型コロナ、変異株の問題、経済の行き詰まりや格差の現実、人との交わりの希薄さは心を暗くします。しかし暗ければ暗いほど光は輝き、闇は光によって消え去ることを覚えたいのです。

 神の御子であり、神の在り方を後にして人となられたキリストを聖書は、「ことば」という表現でこう語っています。

 「初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。すべてのものは、この方によって造られた。この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」
        新約聖書 ヨハネの福音書 1章1節~5節

 これを記したのは、キリストの十二弟子の一人ヨハネです。彼は三年余り、共に生活をしたキリストについて明確に記しています。それはキリストは最初から存在し、全てを造られた神ご自身であること。またこの方にこそ真のいのちがあり、そのいのちは人の心を照らし、その闇を光に変えてくださる、という宣言でした。

 そして、闇は決してまことの光であるキリストに勝てないこと、それこそヨハネの確信でした。どんなに闇が深くとも、まことの光であるキリストを通して、人の闇も世界の闇もいのちの光へと導かれるのです。キリストは死からよみがえった勝利の主だからです。
 ヨハネはこう続けます。
 「すべての人を照らすそのまことの光、・・・この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。」
     ヨハネの福音書 1章9節、12節

 どのような闇が世の中に、また私たちの心の中にあろうとも、私たちがまことの光であるキリストを受け入れ、キリストこそ自分の罪のために十字架にかかってくださった方だと信じる時、神は私たちにまことのいのちを与え、永遠の喜びとともに神の子どもとなる特権を与えてくださるのです。

   (PBA制作「世の光」 2021.6.16放送でのお話より ) 


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 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ 

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