♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■クリスマスこそ教会へ / 羽鳥頼和

2013年12月21日 | Weblog
2013/12/21放送

世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 もうすぐクリスマスですね。今年のクリスマス、あなたはどのように過ごされますか? 今日はそのクリスマスについてお話ししたいと思います。

 キリストは今からおよそ二千年前にユダヤのベツレヘムでお生まれになりました。このキリストの誕生のことは、その誕生の前から預言されていました。キリストについての多くの預言は誕生のおよそ七百年前に語られました。

 その頃ユダヤはユダと呼ばれ、国の存亡の危機にありました。それまでその地域を支配していたアッシリヤに代わってカルデヤ人が勢力を拡大していました。彼らはバビロン(新バビロニア)帝国を建て、ユダの国に侵略してきました。そしてしばらく後、とうとうバビロンはユダの首都エルサレムを攻略し、ユダの人々をバビロンに強制的に捕らえ移すことになるのです(※B.C.605~B.C.582 四回に分けて捕囚が起こる)。ちょうどそんな(危機がやがて来ようとする)不穏な時代にキリストのことが表現されたのです。

 このような時代に神様の預言者たちは人々の行なってる罪を暴き、人々に「自分の罪を悔い改めてまことの神を信じなさい」と語りました。そして、救い主キリストが来て人々を救う、と預言したのです。

 神様のことばを語った預言者たち自身、もちろんキリストが遣わされて救いが与えられることを信じていました。ですから預言者の一人ハバククはこのように語っています。

 「私は主にあって喜び勇み、私の救いの神にあって喜ぼう。」(ハバクク書 3章18節)

 暗く不安で災いの多い世にあってハバククは神様によって希望を持っていました。

 預言者エレミヤは(バビロン捕囚が起こっている時代に)神様からこのような約束をいただいていました。

 「わたしにはあなたがたのために立ている計画がある。それは災いではなくて平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」(エレミヤ書 29章11節参照)

 この平安を与える計画はキリストの誕生によって始まりました。そしてそのキリストが人の罪を負って十字架にかかってくださったことによってこの計画は完成したのです。

 キリストの十字架は人に救いを与え平安を与えます。暗く不安で災いの多いこの世にあっても、キリスト信じる人は将来に希望をもってあのハバククのように今のこの時を喜びをもって歩むことができるのです。

 あなたに将来と希望を与えてくださるキリストを知るために、あなたもぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2013.12.21放送でのお話より )
 
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