♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■人類の3分の1を殺す災い / 羽鳥頼和

2018年01月27日 | Weblog
2017/12/02放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
キリスト教会では明日からクリスマスまでの期間をアドベントと言います。アドベントとはクリスマスに備える期間であると共に、キリストの再現に備える時です。クリスマスは神であるキリストが人となってこの世に来てくださったことを記念する時です。そのキリストは十字架にかかって死んでくださり、三日目に復活され、天に戻られました。聖書は天に戻られたキリストはもう一度、地を裁くために来られると教えています。それがキリストの再臨です。新約聖書のヨハネの黙示録にはそのキリストの再臨に関わることが語られています。

 その黙示録の9章には再臨の前にある神のくだされる災いが語られています。
 「定められた時、・・・四人の御使いが、人類の三分の一を殺すために解き放された。・・・これらの三つの災害、すなわち、彼らの口から出ている火と煙と硫黄とのために、人類の三分の一は殺された。」(9章15、18節)
 神によるこの災いは必ずくだされます。神はその時がいつであるのかを定めておられるのです。

 そして「これらの災害によって殺されずに残った人々は、その手のわざを悔い改めないで、悪霊どもや、・・・偶像を拝み続け、その殺人や、魔術や、不品行や、盗みを悔い改めなかった。」(20、21節)と語っているのです。
 人類の三分の一が殺されても人々は罪を悔い改めないことが語られています。

 恐ろしいことですが、ここで私たちはこの黙示録で先に語られていたキリストのことばを思い出さなければなりません。
 キリストは言われました。
 「わたしは、愛する者をしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって、悔い改めなさい。」(黙示録 3章19節 )
 そうです。キリストは私たちをただ怖がらせるためにこの恐ろしい災いのことを語っているのではありません。災いは必ず来る。それは悪を滅ぼすためである。わたしのことばを聞くものは今悔い改めてわたしの与える救いを受けなさい、とキリストは勧めておられるのです。

 明日は日曜日です。教会ではアドベントの礼拝をささげます。あなたもキリストのことばを聞くためにお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」 2017.12.2放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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