世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
今日は祝日ですね。 体育の日として様々な行事がなされているのではないかなあというふうに思いますねえ。 町でもまた学校でも、そして個人的にも、今日は体育の日だ、じゃあ少し体を鍛えてみようか、・・・この日を機会に体を鍛える決心をして始めるとか、そういう方々もいらっしゃるかもしれませんですねえ。
聖書の中にこういうことばがありましてですねえ、
「肉体の鍛練もいくらかは有益ですが、今のいのちと未来のいのちが約束されている敬けんは、すべてに有益です。」(テモテへの手紙第一 4章8節)ということばがあるんですねえ。
「肉体の鍛練」、これはお互いの健康のためにもいいことですよねえ。 そして、ある目標をもって、記録を目指してとか、絶対に勝利するとか、そしてあるメダルをとるとか、そういうふうな一つの目標をもって鍛練をする。 これもまた素晴らしいことだなあというふうに思いますよね。
ただこの所で書かれていますのは、そうしたものはやっぱり未来のいのちというものというものと必ずしも繋がるとは限らない訳で、更に大事なことは、未来のいのちに向かって日々鍛練をしていく、自分自身をいつも鍛えていく、そういう生き方が大切ではないかということを教えているんですね。
で、「敬虔」ということばがここで使われているんですけれども、「未来のいのちが約束されている敬虔」って、この敬虔というのは、まあ敬うという、敬というのは尊敬の敬ですね。 そういうような神を敬うというようなことばなんですけれども、神を敬うということが実は永遠のいのちに繋がっていくことだっていうことを聖書は教えている訳なんですね。
で、面白いことに、この「敬虔」と訳されていることばは、もともとのことばではギムナゾーというんですけれども、ギムナゾーということばからギムナジオン、今のジム、あの鍛練するジムですねえ、あのことばと繋がっていくんですね。 で、このギムナゾーということばのもともとの意味は「裸になる」「脱いでいく」という意味のことばで、鍛練するのにはやっぱり身軽にならなきゃいけないってことがある訳ですね。 私たちは自分でこう身につけるってことに優(まさ)って神様の前に自分自身の足らなさを脱いで、裸になって、神様によって造り変えていただいていく、そういう生き方が大切だということを教えているんですね。
ともかく、そのようなことを通して私たちは永遠のいのちに対してどういう生き方があるかということを求めていくことが大切だ、そう思います。
( PBA制作「世の光」2008.10.13放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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