世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。
今日は、「心にゆとりをもっていくために」というお話しをします。ゆとりがあるかないか、毎日の生活に大きな影響がありますね。時にはゆとりがないと身の危険さえ招いてしまいます。又、ゆとりがないとイライラして何か人間関係や仕事の上にまで悪い影響を与えてしまうってことありますね。どうしたら心にゆとりを持っていけるか、ま、いろんな工夫があると思うんですが、聖書の中にそんな大切な原則みたいなものを探してみました。
まず第一番目に、神様に祈ることによって心にゆとりが与えられるというのです。旧約聖書の詩篇の4篇の1節という所に、ダビデ王が自分の息子の反乱で王位を追われるという混乱・苦しみの中でこんな風に祈ったという祈りが書いてあります。「私が呼ぶとき、答えてください。私の義なる神。あなたは、私の苦しみのときにゆとりを与えてくださいました。私をあわれみ、私の祈りを聞いてください。」えー、お祈りをする時に神様が心にゆとりを与えて下さるっていうのです。
二つ目は、聖書のことば、神様の仰せられること、それを心に留め行っていこうとすると心の中にゆとりが生まれるっていうんです。詩篇の119篇の32節です。「私はあなたの仰せの道を走ります。あなたが、私の心を広くしてくださるからです。」まあ、自分の考え、自分の計画、自分自分って考えてると心が狭くなってしまう訳です。大きな偉大な神様に心を向けると心が広くなるという訳です。
そしてもう一つ、新約聖書のエペソ人への手紙の3章19節という所には、人知をはるかに越えたキリストの愛を知ると心の中が神様の愛の豊かさで一杯になるとあります。それはキリストが、自分を罪人扱いにし十字架につけた人たちを見て「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカの福音書 23章34節)と祈られた、こんなキリストの愛を知る時、心がこのキリストの愛で一杯になる、心が広く豊かになる。人を赦すこともできるようになっていく、ま、そういう意味です。
こんな聖書が言っている心のゆとりを持つ秘訣、あなたもぜひためしてください。
(PBA制作「世の光」2006.11.24放送でのお話しより )
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