♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■臆せず進む

2006年11月02日 | Weblog


 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日は聖書の中のルカの福音書から読んでみましょう。

 話が終わると、シモンに、「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい。」と言われた。するとシモンが答えて言った。「先生。私たちは、夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でもおことばどおり、網をおろしてみましょう。」そして、そのとおりにすると、たくさんの魚がはいり、網は破れそうになった。   新約聖書ルカの福音書5章4節から6節

 この夏、私はフィリピン・ミンダナオ島のダバオ市へ行きました。フィリピンはカトリック教国ですが、南部のミンダナオ島では昔からイスラム教の勢力が強かったと言います。9.11のテロ事件の後、ミンダナオ島ではキリスト教会の爆破事件や宣教師の誘拐・殺害といった事件が続きました。私がミンダナオ島に行く前にも空港の爆破事件があり、犠牲者がたくさん出たと聞いています。そんな訳で私もいささか緊張して参りましたが、ダバオの町に入ってみると至って平和な感じもしました。しかしながら実際イスラムの過激派が活動するような町で宣教活動を続けていくのも勇気の要ることです。それは例えて言えば、深みに漕ぎ出して網をおろして魚をとるようなことでしょう。

 誰の人生にも、恐いと感じるような深みがある筈です。そんな深みにイエスはあえて漕ぎ出すようにと勧められることがあります。そこに祝福があるからです。ですから、どんなことにも臆することなく、勇気をもって進ませていただきたいものですね。

 聖書のことばです。
 「先生。私たちは、夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でもおことばどおり、網をおろしてみましょう。」そして、そのとおりにすると、たくさんの魚がはいり、網は破れそうになった。    新約聖書ルカの福音書5章4節から6節


 (PBA制作「世の光」2006.11.02放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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