受験シーズン商品

今日は時間に余裕があったので、スーパーでゆっくり見てまわった。
いま、世間は受験シーズンだということに改めて気づいた。
数年前くらいから「キットカット」が「きっと勝つ」と語呂合わせして、合格祈願のお菓子として売られているのは知っていたけれど、今日見たら、明治製菓の「カール」は「ウカール」になっていたし、同じく明治製菓の「ハイレモン」は「ハイレルモン」になっていた。印刷そのものをそうしてしまっていて、これは日本の受験風景としていい海外土産になるのでは？と思ったくらいだった。

写真はまだそんなに派手でない頃？語呂合わせではなく単純に受験に向けてがんばれというカップ麺が出た時の商品だ。私が大学院を受験すると宣言して勉強しだしたときに、近所のお姉さんみたいな存在だったＹさんがわざわざ買って来てくれたのだった。
無事に私は合格したのだけれど、その直後に引っ越してしまったＹさんは、それでも入学式の日に素敵な植木鉢のアレンジを贈ってくれた。いまもそのときの植物の一つは元気にベランダで育っている。そしてそのときのカップ麺の蓋も、こうして私は捨てられずにきた。

合格に向かって頑張る人、それを見守る人、その間を繋ぐちょっと面白い商品。
そのものではなくその気持ちをいただいているんですね。