ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

終水式に参加しました

2008-09-27 13:40:19 | 矢作川研究所
2008年9月27日、ちょっと肌寒いくらいの日です。
今日は私が枝下用水120年史編集をしている水源事務所が社務所としての役割に変わる年に数回の行事の日、枝下用水の終水式でした。
枝下用水120年史編纂については新たなページを設けました。
http://blog.goo.ne.jp/shidareyousui
私の新たなフィールドとして、こちらのページもよろしくお願いします。
このところ別のページを立ち上げて、そんなにたくさんできるの?という声が聞こえてきそうですが、実は今回のページは非公開でメモ用に使っていたのですが、そろそろ双方向にしていきたいなあという気持ちになりましたので公開するカテゴリーを設けることにしました。

そうして外枠をしっかり固めて、この「ほるほる」のページでどんなに食べたり飲んだりする話を書いても「おまえは『食いしん坊バンザイ』のレポーターか」などという突っ込みを入れられないようにしようとしています。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国土産話

2008-09-27 01:23:02 | シホのホ(雑記帳)
今週は充実もしていましたが実に慌ただしく、え~もう1週間?と金曜深夜のお楽しみテレビ番組「探偵ナイト」を見ながらその早さに唸っています。
あれこれお話したいことが次に次にと控えていますが、ぜひここに記しておきたい中国土産話にお付き合いください。
(「ほるほる」は徐福情報の入り口を他に移し、この余談に一層偏っていくことでしょう)

今回の上海・蘇州の旅は、懐かしい再会の旅でもありました。

先ずは親友・レイアンとの再会。
彼女とは私の初の中国、1985年春の高校生交流が出会いですからもう23年、
いつもは浦東空港まで車で迎えに来てくれるのですが、今回は彼女の職場の駅まで一人でリニアモーターカーに乗り(時速400キロを超えるスピードはジェットコースター嫌いの私には限界すれすれでした)地下鉄に乗り換えて会いに行きました。
二人で彼女のお勧めのお店でランチをして、お勧めのお店でコーヒーを飲んで、お勧めのお店で買い物をして、わずかな時間を楽しんで、蘇州から迎えのバスがきてくださったので別れました。

さて、蘇州市徐福研究会の会議でも私には素敵な再会がありました。それは発表の時に私がいくつかの写真を紹介するなかで、「私が徐福を知ったのは贛楡県の抗日山を訪ねた晩に県長から頂いた徐福村碑の写真だった」と話して映し出した写真に反応してくださった方があったのです。会場にいらしたのは1987年のその当時、贛楡県で副県長をなさっていたZさんです。県長のあいさつに合わせて学生に1枚1枚写真を配ったのはZさんであったことを思い出してくださって、それはもうリップサービスではなく、「あなたのことを覚えている、その時に一緒にいた学生が体調を壊して入院したわね」などなど、しっかり覚えていてくださったのでした。翌日の常熟への小旅行はバスも隣に座って、いろんな話をしました(筆談)。Zさんは現在は常熟に暮らしてみえるそうで、所々で知り合いに会うたびに私のことを話し、何度も抱きしめてくださいました。覚えの悪い私ですが、確かにその当時、中国は幹部に女性が多いなあとZさんのこともそんな風に見ていたことを思い出しました。今は本当に素敵なおばあちゃんになって、習っている絵を帰りにプレゼントしてくださいました。

そして、もう一人、私が1985年に初めて憧れの中国に降り立った時に空港出迎えてくださった全線随行のGさんとも再会することができました。その当時は空港で出迎えて帰るまで世話してくださる通訳の方があり、つまりその方が私にとって初めて出会った中国人になったわけです。
そしてその後何回中国に来ても何十年たっても、私にとって初めて出会った方であることに変わりません。私にとってこの出会いは本当に良い思い出となりました。Gさんは学生の私たちと全身でぶつかってくださって、忘れられないのは帰る日の朝、半月がたって、私たちもGさんも感傷的になっている時、みなさんにプレゼントがあると言って朝のホテルの庭でGさんはバック転をしてくれました。何かを手渡してくれるプレゼントではなくて、この朝に合わせて毎朝練習してくれていたGさんの思いに感動したことを今も忘れていません。
そのGさんとは10数年前に思いがけず再会したことがありました。中国徐福会の準備委員会設立の大会が北京の人民大会堂で行われていたとき、通訳として呼ばれていたのがGさんだったのです。それ以来10数年がたっています。
今回蘇州に行くことになり、Gさんは南京で大きな旅行社の副総経理でお忙しいのはわかっていたのですが、もしお時間あったら会える時間はありますかという私のメールに、私の会議の都合で動けるように最終日に泊まりがけで行きますよと言ってくださいました。200キロ以上離れたところから会いに来てくれる、ただただ感激でした。
主催者の蘇州市徐福研究会のみなさんも、ならば夕食は一緒にとりましょうと言ってくださって、招待くださいました。蘇州最後の晩は本当に懐かしく楽しい夕食となりました。
さてさてGさんとはそれから蘇州の晩の観光にも連れていっていただき、一緒に青島ビールと小籠包で再会の乾杯をしました。当日は10代の私と30代のGさん、それが良いおじちゃんになり、私もおばちゃんになり、なんだか本当にあのころの自分にもう一度会えたような気持ちになりました。
そう、あのころ、江蘇省の句容県だったでしょうか。晩に中国の学生と一緒に映画「将軍と孤女」という残留孤児の映画を見ました。私は「日中友好のために仕事がしたい」と市政府の方に覚えたばかりの中国語で話したのでした。
あれから20数年、自分の研究がどこかでその願いを実現させている様な気がしています。

今ここで話した再会、出会いだけではありません。今回会えないことを連絡くださった方もたくさんありました。北京オリンピックの開会式ではありませんが「朋遠方より来たる、また悦ばしからずや」の世界が中国にはあふれるほどあって、私は中国でそのたくさんの想いをいただいて帰ってきました。
もちろん帰国前はもう一度上海でレイアンと会って、二人で最近できたショッピング街を冷やかしながらあれこれと食べて、また一人で空港に向かいました。

私がこれだけは自慢に思うのは、自分にとって大切な出会いには、必ずその種まきの後も水遣りを忘れないこと。よく続いているねと言われることが多いのですが、自分の人生で出会う人なんてそんなにいるわけじゃない。その出会いを相手も大切に思ってくれれば、必ずその種は育っていくように思います。
最後に、上記Gさんが帰国後に下さったメールでうれしかったのは

 日本の方々だけではなく、中国の会議主催者も参加者も、みんなあなたに対して、
 大変尊重し、信頼していることに私はとても感心しました。

という文面でした。私にはわからない言葉のやりとりの中で感じてくださったその感想にはGさんが思う「あの時の高校生が」という温かな眼があるように思います。
本当に親切にしてくださった蘇州市徐福会のみなさまに改めて感謝するとともに、次に会ったその時にも恥ずかしくない自分でありたいとちょっぴり決意したのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感動をありがとう 中学校学校祭

2008-09-25 00:31:18 | シホのホ(雑記帳)
ワタル・サホの中学で学校祭(昨日23日が文化祭、今日24日は体育祭)がありました。
ワタルは中3、1年生の時に先輩たちを見て3年生になったらブロック長をやりたいと願っていた通りに、今回、黄ブロック団長を経験することが出来ました。
この夏、繰り返し集まってマスゲームの内容を考えたり練習したりと、もちろん15歳だからできる様々なぶつかり合いもあったことでしょう。勉強しないで…と文句の一つも言いたくなるような状況も多くありましたが、この2日間で彼らの成果を見せてもらい、中学生でここまでできるのかと本当に感心しました。

そして今日の結果発表で、ワタルたち黄ブロックは総合優勝を果たすことができました。
おめでとう。
ブロックを問わず、必死になって何かに向かっていく真剣さにとにかく心打たれました。最後の解団式で中3の子たちが涙をぬぐいながらみんなに感謝の言葉をかける姿、もちろんワタルも泣きながらあいさつ。周りの支えがあったからワタルはここまでできたのだと私も本当にありがたく思っています。

帰宅したワタルもサホ(赤ブロック)も今日はぐったり。晩御飯を食べ終わったと思ったら布団に吸い込まれていきました。
気持ちのいい夢を見ていることでしょう。

高校講師時代、「頑張れ、頑張れ。頑張れば、頑張る自分を好きになる」、そんな言い方をして励ましたものですが、きっとワタルは自分のことを今までよりも好きになれたのではないかと思います。ワタルに限らず、そんな子どもの姿を見ることのできた私たちは、今日1日の日焼けだけでなく、たくさんの感動をもらうことができました。

2年後、サホの中3の時も今年のように盛り上がりましょう。子どもたちを完全にやる気にさせてくれた先生方にも感謝です。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月5日SKIP「ボラみ展」に出展します

2008-09-23 22:57:23 | シホのホ(雑記帳)
託児付きイベント企画(NPO法人)SKIPからのご案内です。

10月5日(日)10:00~16:00、愛知淑徳大学(東山線「星ヶ丘」)で行われる「ボラみ展」に出展します。

ボランティアをしたい人と求める団体をつなげるイベントですが、出展してSKIPの紹介と、書籍やTシャツなどのグッズを販売します。
SKIPのブースでは・・・
 ・SKIPの団体紹介
 ・12月25日クリスマスコンサートの紹介
 ・ボランティア募集
 ・クリスマスコンサートで配布するサンタクロースの折り紙おり
 ・書籍、Tシャツなどの販売
等を予定しています。(ごめんなさい、私は当日いませんが、ぜひ立ち寄って、感想聞かせてくださいね。)

「ボラみ展」では、30近いNPOやボランティア団体のブースのほか、ボランティアに関する講座やイベントが一日中行われているとのこと、ぜひお立ち寄りください。
お子さん連れでも楽しくご参加いただけるコーナーが、沢山あるようですよ。
http://blog.canpan.info/boramimi/
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少年は夜なべをして…?

2008-09-22 23:39:31 | シホのホ(雑記帳)
夕方、研究所から帰宅すると玄関に大きな靴。
「こんにちわー」と元気な声がするので居間(でもここが我が家の全生活空間)に入ると、
男子3人が熱心に”おはながみ”で花を制作しています。
明後日に行われる体育祭のマスゲームで
黄ブロックの3学年合わせて105名が足首につけるものらしいのですが、
なんとこれはここにいる男子のサプライズで用意しているとのことです。

よく見ると花の一つ一つのゴムに名前がついています。
「みなさんとってください」というよりも一人一人名前が付いていたら
自分のものだと思ってうれしいでしょう?という細かな配慮もあるようです。
夏休みのはじめから、とにかくもう明日の文化祭、明後日の体育祭に向けて、
スムーズにいかないところも乗り越えながら今日に至っています。

健気なこの子たちの顔を見ていると、きっと今が青春なんだろうなあとうらやましくなりました。
とはいえ、母も負けてはいない!?
そんな子どもたちを励まそうと「当日は黄Tシャツで応援しよう!」という呼び声がかかりました。
…なんと私はPTAの広報委員。当日はスタッフとして図々しく中に入って写真を撮る特権があります。
その目印に蛍光色の黄緑のビブス(ナンバリング)を着るように指示されています。
重ね着することになりますから、黄色と緑でブラジルチームの選手の出来上がり?

中学の学校祭にまさかこんなに張り切ることになろうとは思いませんでしたが、
一個一個に思いを込めて作るこの子たちの様子を見ていて、がんばれよーと思うのでした。
ちなみに去年のこの時期は入院生活でした。健康で見られること、嬉しいです。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする