ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

北京オリンピック メインスタジアム

2007-07-31 10:44:57 | シホのホ(雑記帳)
難しい記事は読み飛ばしてるわーという友人たち、お待たせしました。
北京・番外編をお送りします。

23日、今回は空港に誰も迎えに来てくれなかったので、自力でホテルに向かいました。数年前までは空港でタクシーに乗るのは一苦労だったのですが(不許可の運転手がたくさんいて、値段交渉をしてきていました。それから逃げるのが大変だったのです。)今は整然とタクシーが並び、そんな人たちの姿は消えています。
私が乗ったタクシーの運転手さんは子どもが日本にいらっしゃるそうで、「どこの人?」と先ずは確認した後(日本人に見えない?)、いろいろ話してくれました。初めは彼の話す「フーガン」が分からず困ったのですが、やっと福岡だと気づき、楽しい中国語教室になりました。
急に速度を落としてクラクションを鳴らされながら「カメラを出せ!国家体育場の写真を撮れ!」と言われて撮った写真がこれです。通称「鳥巣」、さすが中国!巨大な鳥なんでしょうね。

実はこの鳥巣、5月にも見に出かけたのですが、近づくと全く写真には収まらず、ただただ「大きい!」と実感して帰ってきました。これくらい離れないと写真には収まらないのですね。

北京オリンピックは2008年8月8日午後8時に開会式が始まります。日本でいうなら「末広がり」、中国でも「吉祥」を意味します。ずっと見たいと言い続けているあの舞台「千手観音」がここで披露されるときいています。見たいなあ!!

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八女福島の燈籠人形 見てきました

2007-07-29 17:11:01 | シホのホ(雑記帳)
今日は朝、選挙投票に行った後、サホと2人で先日紹介しました「八女福島の燈籠人形」を名古屋市博物館に見に行ってきました。(詳しくはほるほる2007年7月13日の記事
本物を見たことのなかった私は、やっとこれまで耳でしか知らなかった人形遣いのその様を知ることができて大変満足しました。
サホも展示を楽しく見ていましたが、帰りに2階の常設展に連れて行くと、社会の授業でやった写真の中の物を目の前に見ることができて「こんなに小さいんだ」とか、縄文時代の人骨に「夢に出るー、やめてー」と一つ一つに反応していました。
私は全国のあるいは中国や韓国でも随分博物館には行っています。サホの反応を見ながら、ワタルやサホには本物をもっと見せてやりたいなあと思いました。無理して機会を作らなくてはなかなか見せることができません。

それから名古屋駅でサホの夏のサンダルを買い、2人でランチを食べて帰りました。駅からの帰り道、あまりにもサホの乗っている自転車が小さいことに気づきました。明日からは私の自転車に乗るように薦めました。

私もバスケットボール命の中学高校生活を送ってきました。東京の高校では男子が私たち女子バスケットボール部を指して「全てを捨ててバスケに賭けた女たち」と称していました。あたりです。
でもこうやってわずかにできた休日は、私も母と買い物に出かけたりしていました。こういう1日は思いっきり気分転換できていいものです。だから次の日から頑張れるのです。

というわけで、今晩はダラダラ過ごすぞー!と言いたいところですが、台所に立ったら米もパンも牛乳も、ビールまでもありません。
やっぱり買い物してくるかー。主婦は休みがありません!?
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祝優勝!サホのミニバスケットボールチーム

2007-07-29 16:37:35 | シホのホ(雑記帳)
北京から帰宅後一日空けて、昨日は三重県松阪市にサホのミニバスケットボールチームの試合応援に出かけました。
第4回松阪招待夕刊三重カップ、実は昨年の大会で先輩たちが優勝し、優勝カップ返還とともにサホたちは試合に臨まなくてはなりませんでした。
実のところ、昨年、6年生チームの中に入れてもらっていた5年生母たちと応援に来たものの、「来年、優勝カップ返還して一回戦敗退なんていったら可哀想だよねー」なんてこぼして帰りました。それだけ6年生と5年生の差は大きかったのです。

ところが昨日、あれから1年を思い出しながら応援していると、本当に応援していて楽しいのです。数年前は「そっちはゴールじゃないよー」なんて言っていた親たちですが、勝負の面白さに熱が入り、決勝ではKママが「お母さんも頑張ってるよー」なんて叫ぶ始末。…そう、あんなに汗をかいたのは体育館の暑さだけではなかったと思います。
とにかく一日楽しませてもらって、試合の合間に美味しいランチ(内緒!)も食べて、優勝カップをまた持って帰ってくることができました。

写真は帰ってきた体育館の前で最後のミーティングの様子です。1日4試合にさすがにぐったりとしたのでしょう。昨夜はこの地方では有名な天王祭り(津島神社)でしたが、監督に「これから祭りに行く人?」と聞かれ、誰も手を上げませんでした。
サホはこのところ自分のプレイに自信がもてない試合が続いていたようですが、昨日はディフェンスを頑張れた、シュートが決まったと自分で思うことができたようで、そんなときに応援に行って「そうそうよかった!」と言ってあげることができてよかったと思いました。

サホの夏休みの平日は、午前中が小学校の部活(バスケット)、午後が小学校か地域の無料開放のプール通い、それに晩は週3日はバスケット。週末の試合も続きます。(その合間にも、サホは帰国した私が疲れているからと晩御飯のカレーを作ってくれました。その晩はさすがに白目を剥いていました。)
これから8月末まで続く夏休み、日々健康に乗り切って、ひとまわりもふたまわりも大きくなって欲しいなあと思います。
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「グローバル化と無形文化遺産‐徐福伝説の東アジアネットワーク‐」

2007-07-27 23:51:06 | 研究業績ほか(2004年12月~)
研究業績
【口頭発表:その他】
2007年7月25日《中国》鐘敬文工作站・研究站 日本関西学院大学社会学系系列講座
  北京師範大学聘請短期外国専家講学項目/北京師範大学民俗典籍文字研究中心/文学院民俗学与社会発展研究所
「全球化中的文化遺産」
主講人一:日本関西学院大学社会学系 荻野昌弘教授
  題目:中心的象徴主義‐文化遺産制度是如何産生的?
主講人二:日本愛知県立大学文学部 逵志保博士
  題目:全球化与無形文化遺産‐徐福伝説的東亜網路(タイトルはこの題目の日本語訳)

今回の訪中の目的はこのワークショップにありました。
通訳をしていだただかなくてはいけないので、事前に拙稿をお送りしたりして、準備万端!と言いたいところでしたが、せめてパワーポイントは中国語でと作り直したりしている間に、北京の夜はあっという間に過ぎていきました。

貴重な体験をさせていただきました。中国側の研究所長が徐福伝説について、1994年の段階で大学で発表したいという日本の研究者があったけれどもそのときは断ったというエピソードを話されました。
時代が政治が変わったということでしょうか。それから13年、徐福研究の可能性についてこのワークショップで話すことができたこと、本当に感謝しています。

徐福の事例集めに終わるのではない、次の一歩に向かえる自分でありたいと今回強く思いました。
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北京に来ています

2007-07-25 11:03:34 | シホのホ(雑記帳)
23日から北京に来ています。
今回は恩師Fさんが現在客員教授でいらしている北京師範大学文学院民俗社会発展研究所で「全球化和文化遺産保護」と題したワークショップがあり、そこで「全球化和無形文化遺産‐徐福伝説的東亜網路」というテーマで報告させていただくことになりました。
全球化・・・中国語でグローバル化のことなのですが、漢字の世界っていいですねえ。グローバルなんてカタカナよりずっと実感あります。

本日25日午後からのそのワークショップの準備のために、今、大学のゲストハウスの部屋にこもっています。ゲストハウスとはいっても完全にホテルなのですが、部屋にはさみやものさし、鉛筆・赤鉛筆・ボールペンなどが竹筒に入れてあったりすると、ちょっとほかのホテルとは違うかな?
窓の外から北京の喧騒が聞こえてきて、それも心地よいです。

それでは、ブログが更新されないと、すぐに「どうした?」と気にかけてくれる方たちにむけて、今は北京なのよ報告でした。
午後に向けて準備します!
コメント (4)
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