ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

母の俳句が・・・

2013-08-30 12:33:30 | シホのホ(雑記帳)
もう何年になるか忘れましたが、母が俳句を始めました。
「明日しめきりなのー」と夜遅くまで格闘している話を聞くと、
好きだねえといいながら、なんだかこちらも、
ぼーっとしてられないぞという気持ちになってきます。

それから何年か、「新人賞もらった!」と喜びの声。
新人賞って何歳よ!とからかいながら、
頑張ってるんだなあとちょっと嬉しくなりました。

そして、今日、こんな本が届きました。


柳川彰治編『全季俳句歳時記』(2013年8月、青弓社)
母の句が私も知ってる著名な俳人と一緒に載っていました。
こんな頑張ってたの?とちょっとびっくり。
俳句の世界は全くわからないのですが、
母の句は見ると、ああ、あのことかと思い当たる
日頃の生活の中のじんわりした感触があって、
まあこれは親子だから感じるんでしょうが、
なかなかいいなあとおもうのでした。

というわけで、ただいま原稿の催促を受けていて、
ここはもうどうにも書かねばならないところまできた8月30日、
昔から8月末日はこうなのだなと思いながら、
少し頑張らねばならない気持ちになるのでした。
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日中関係学会で論文・レポート募集中

2013-08-27 16:28:45 | シホのホ(雑記帳)
私の所属している日中関係学会では、
若い世代に日本と中国、東アジアとの関係に関心を持ってもらおうと論文・レポートを募集しています。
私もかつて、若い可能性を応援します!という富士通の卒業論文募集がきっかけとなって、
いまの徐福研究に至っています。
思いを言葉にすることって大変だけれど、きっとそこから得られるものがあると思います。
エントリーだけでもしておくと良いのでは?
どうぞ、身近に該当者いらっしゃいましたら知らせてあげてください。
おっと、ワタルも書くかな?
詳細は日中関係学会のページをご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日中関係学会では以下の要領で、「第2回宮本賞」の論文募集を行います。若い世代の皆さんが日本と中国ないし東アジアの関係に強い関心を持ち、よりよい関係の構築のために力を発揮していただきたい。また日中関係学会の諸活動に積極的に参加し、リードしていってもらいたい。宮本賞はそのための人材発掘・育成を目的として、昨年からスタートしました。

テーマは政治、経済、文化など幅広い分野を対象としています。専門性の高い研究論文である必要はありません。実践報告や体験談をレポート形式でまとめていただいても構いません。オリジナリティがあり、明確なメッセージを持った論文・レポートを期待しています。

お陰様で昨年の第1回宮本賞には多くの方々の応募があり、その中から厳正な審査の結果、日本大学の謝宇飛さんが最優秀賞に輝きました。ことしの第2回宮本賞にも、多くの若い世代の皆さんが奮って応募することを期待しています。

1 募集内容

(1)テ ー マ:日本と中国ないし東アジアの関係に関わる内容の論文。政治・外交、経済・経営・産業、文化・教育・社会、環境、メディアなどを対象とします。

(2)応募資格:
A 大学の学部生
B 大学院の修士課程学生、博士課程学生、聴講生、研究生
C 学部・大学院を卒業・修了・満期退学後3年以内で、研究職に就いていない者
(A・B・Cとも共同執筆可。非会員も投稿できます。海外からの投稿も認めます)

(3)執筆言語:日本語で執筆してください。

(4)字  数:字数には図表、脚注、参考文献を含みます
A 大学の学部生:約8000字
B・C 大学院の修士・博士課程、聴講生・研究生等:8000~15000字

(5)締め切り:2013年10月31日(木)(必着)
注:応募予定者把握の都合上、応募を考えられている方は8月末までに下記受付係へ
メールでご一報ください。

(6)応募方法:日中関係学会宮本賞受付係宛てに、以下の項目を記載してメール送信してください(論文は電子メールに添付してください)。
*送り先のメールアドレス:日中関係学会宮本賞受付係(担当:藤村)
son0630gokuu@ybb.ne.jp

*以下の項目を必ず記載してください。
①氏名(フリガナ)
②大学・学部・学年/大学院・研究科・学年
③性別
④住所・郵便番号
⑤電話番号
⑥電子メールアドレス

(7)そ の 他:
①投稿論文は未発表のものに限ります。他に投稿した原稿と同一の場合は不可です。
②最優秀賞受賞者と優秀賞受賞者は、受賞者発表後に同一原稿を他に投稿することを一定期間控えるようにしてください。
③最優秀賞受賞論文は、学会のニューズレターとホームページに全文を掲載します。
その他の受賞論文は、学会のニューズレターに要旨を掲載し、全文をホームページに掲載します。
④出版化した場合、著作権は日中関係学会に属します。
⑤投稿された原稿は返却しません。
⑥受賞者の発表は2014年1月初旬となる予定です。ホームページ上に掲載します。
(受賞者には個別に連絡します)

2 審 査  

審査委員長 : 宮本雄二(元駐中国大使、日中関係学会会長)
審査委員  : 
佐藤保 (元お茶の水女子大学学長、日中関係学会監事)
大久保勲(福山大学名誉教授、日中関係学会顧問)
加藤青延(NHK解説委員、日中関係学会理事)
高原明生(東京大学教授)
江原規由(国際貿易投資研究所チーフエコノミスト、日中関係学会副会長)

3 表 彰

(1) 最優秀賞1点、優秀賞若干点を選びます。そのほかに努力賞などを設けることがあります。
(2) 各賞受賞者には、2014年2月に開催する表彰式において、表彰状を授与します。
(3) 賞金として最優秀賞には10万円、優秀賞には1万円を授与します。
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中国より(7日目、帰国)

2013-08-26 12:41:17 | 徐福伝説
7日目、上海。
昼に中国徐福会のH先生にご馳走になる約束をしておいたので(こういうことはぬかりなく)
午前中はホテルでこの訪中期間にしておきたかった仕事をすすめることにした。

南京西路駅そばの常宿は、食べようと思えば日本の店のラーメンもたこ焼きも回転寿司も、
パスタだって食べられる店が並ぶ。
ならばとパリのパン屋さんへ行ってクロワッサンを調達。
シンプルなものを買おうとおもったのに、気付いたら甘いのがたくさん乗っているものを買ってしまった。
疲れているからかな?
いやいやお腹が完全に中国的食欲になってきているのです。これはいけない!
コンビニで香港の100%イチゴジュース、そして私のお気に入りの果物入りヨーグルト(中国)を購入。
上海はつくづく国際都市だなと思う。

12時、ホテルまで迎えにきてくださったHさんに上海料理をご馳走になる。
Hさんは上海の新聞記者で、もうだいぶ前からの知り合いだけれど、
去年の春、秋、そして今回と、中国徐福会ではこのところ一番会っている。
もうここは自分の中国語と辞書で頑張るのみ。
それでも一週間も経つと少々(本当に少し)は話せるから、きっといつかは話せるに違いない(といつも思う)。
中国の徐福会に関する情報をいただいたり、
あれこれと近況を話したりして15時に地下鉄に乗る。

これまで地下鉄を途中で乗り換えて、リニアモーターカーで上海浦東空港まで行っていたけれど、
時間があるのでそのまま地下鉄で空港まで行ってみた。
ところが国際線の半分近くが遅延表示。理由は不明。

出発はとうとう2時間ちかく遅れ、今回の武器である海外用レンタルWiFiを使ってつれあいに連絡。
飛行機が到着すると、
もう終電も終わった時間、サホと一緒につれあいは空港まで迎えにきてくれていたのでした!
すばらしい!感謝!

というわけで、自宅に着いたのは夜中の1:30でした。
それでも、枝下用水の仕事をだいぶ休んでいたので(中国行く前にはお盆休みでしたから)
仕事するぞ!(いやもう、ぼーっとはしていられない)というわけで
朝から水源事務所で仕事をしています。

自分のライフワークといま任されている仕事と、それから依頼されているいくつかの仕事、
毎日追われるように時間は過ぎていきますが、
本当に好きなことをあれこれとしたあとは、疲れてはいても気持ちにものすごく余裕があります。
今週で8月も終わり、
ここからまた頑張ろうと思います。(とりあえず痩せたい!食べ過ぎた!)
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中国上海より(6日目)

2013-08-24 21:43:43 | 徐福伝説
昨夜バタンキューだったCさんは、それでも若さの特権で今朝もギリギリまで寝ていた。
おとといまでの国際会議のメンバーは、島は新鮮な海産物でありながら、
お腹がなまものに慣れていないのか、おおかた下痢や嘔吐でダウンしたが、
私も珍しく半日遅れて下痢になった。
昨日はそのためにちょっと警戒していたのだけれど、
飲んだ漢方が抜群に効いて今朝からはものすごく食欲が湧いた。

めいいっぱい朝食を食べたあと、石浦漁港古城という漁民の暮らす古い街並みへ。
ここは昨年9月に開催されずしまいだった開漁の船出の祭りのあるばしょでもある。
禁漁中の今は、所狭しと船が並び、2000もの船が出発するその祭りが見たいと思った。

昼はこの土地にきたらぜひたべてほしいというGさんオススメのラーメン店へ。
Gさんは一昨年杭州で私が非物質文化遺産の国際会議にきたときに
この象山の大会開催のために、わざわざ杭州にいた私のところまで会いにきてくださった象山県政府の文化局長。
その時はまさかこんな遠いところからやってきてくれたのだとは知らなかった。
彼女からは日本の漁民の暮らしについて県としてその暮らしや文化、信仰などをどのようにまもるか、
どのように今後役所の人間として取り組んだらいいか、日本の事例を知りたいという宿題をもらった。
これはsatoshiさんにきくしかあるまい。

午後の長距離バスの時間まで、
これもまた徐福伝説同様、非物質文化遺産だという竹や木の根を芸術作品にした
張徳和芸術館を訪ねた。これは圧巻。

14:30象山から上海までの長距離バスに乗った。
はじめは寧波までバスで30分、そこから新幹線と思っていたが、
そのまま上海に行く方が楽だと勧められてのバスだ。
今回、長距離バスには3回も乗ったが、もちろん今までにも乗っているが
今回、高速道路の状態やサービスエリアの雰囲気やバスそのものの座席の感じや
いろいろ考えて、以前よりずっとよくなったし、これは今後もうまく使って行こうとおもった。
隣の席の青年が時々大学時代に覚えたという日本語を交えながら質問してくる。
象山の青年だったので徐福のことを聞いてみたりした。
バスは予定より速く、18:00上海南駅着。3時間半。

今回、ノートパソコンを持ってこなかったこともあって、
iPadとiPhoneが使えるようにと、師匠たちに相談し、
有線をWiFiにかえるポケットルーターと海外用WiFiのレンタルを持ってきた。
これは素晴らしい威力を発揮してくれた。
ホテルの中ではポケットルーターで問題ないものの、
今回移動が多かったので、バスの待合室などでもレンタルのルーターは何かと調べられて、
例えば上海に近づいたら終点の手前でも停まるというのだけれど、
自分が行く方向に近いのか遠いのかがわからない。
そんな時は上海の地下鉄路線図を出して調べたり。
今後もレンタルしようとおもう。(一日中国なら680円。海外パケ放にするよりはるかに安い。)

上海南駅からは定宿までスイスイと移動。
南京西路駅周辺はかなりくわしい。
それにしても店がどんどん変わっている。
どの店もいっぱいだったのと、汗でベタベタではやくシャワーを浴びたい、冷たいビールが飲みたいのとで
有名な焼き小龍包をテイクアウトし、青島ビールの生!ここはロング缶!
急いでホテルに帰った。









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中国象山より(もう5日目)

2013-08-23 22:38:30 | 徐福伝説
今日は浙江大学に戻る日(そして明朝解散)だったので、一足先にみなさんに別れを告げ、
舟山群島の新城停車場から象山行の長距離バスに乗った。9時発で11時半着。
今回は移動が多いので、2時間半なんて平気になってきた。中国感覚。

象山というのは本当に象みたいな山があるからついたのだそうだけれど、
ここは徐福伝承地の一つで、非物質文化遺産登録がされている。
昨年9月に徐福の国際会議が予定されていて、
例の日中関係で中止になってしまったところだ。
せっかく舟山群島まできたのだから是非その伝承地を歩きたいと思ったのだけれど、
象山徐福研究会会長はじめ、みなさん暖かく迎えてくださった。

象山の徐福伝承については改めて何かで報告しようと思うけれど、
私たちが知らないだけで、ここにもこんな伝説があったかとうれしくなった。
象山にもこの地域の顔になった徐福像があって、
そこに徐福をなんとか盛り立てようとする人たちがいる。

でも問題は通訳。この土地には通訳をできる人がいないのだ。
それでも持つべきものは友。
前述の浙江大学のWさんが、教え子で日本語を使いたいのに使う環境がないと言う
Cさんを見つけ出してくれて、かわいそうにCさんは杭州8時に発で11時半に現地入りしてくれた。
Cさんは日本の鎌倉時代が大好きな新婚さん。
日本のドラマの話をしていたら、「のだめ」が大好きだった、
私は食べ物に目がないのでのだめみたいだといわれていた、とのこと。
からかうのも面白いし、彼女の話す日本語もなかなか面白い。
同室だったのだけれど、気遣ってかわいそうかなと思ったけれど、
そんな感じにも見えず、
あれこれ話したかと思ったら、疲れたのだろう、パタンと寝てしまった。

というわけでまだ続きます。






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