ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

ソウル・ソウル・ソウル(その2)

2014-05-30 09:08:53 | シホのホ(雑記帳)
ソウル駅にはS先生に頼まれた院生が来てくれていた。
彼女は全く話せない私とどうコミュニケーションしよう?と不安だったのだろう。
中国研究の友人が日本語も少し話せるということで同行してくれていた。
みなさんありがとうございます。
私は韓国語も中国語も話せないけれど、日本語はかなりいい。
あたりまえだと思うかもしれないけれど、私の話し方は言葉がはっきりと聞き取れて
日本語を学んでいる人には聞き取れる喜びを与える話し方らしく、相手は大抵自信をつけてくれる。
今回も、会場までの車中、いろいろと話すことができた。

それで出版パーティーという名前はついたものの、そんな派手な先生ではないので
博論の審査をしていたS先生とその仲間のみなさんと出版社と、
博論の審査はベトナム人の院生で、その方たちと
ソウルで一番美味しいらしい中華料理店(「賢来荘」とかいった気がする)で、
自分のテーマや関心など、円卓を囲んであれこれと話し食べて飲んだ。
こういう時はあれこれと日本のことを聞かれて朧げだったりすると焦るのだけれど、
最近は海外用Wifiをレンタル(一日あたり700円くらい?)していくことにしているので、
その場で確認できたりしてかなり便利。
そうそうS先生がせっかく来たんだから本にサインしたら?といって、
みなさんの本にサインさせられました。

今回、ホテルは東大門にしました。
家族と数年前に来たときに東大門周辺を歩き回ったので安心だったのと、
あの街なら夜中に買い物できるだろうと思ったから。
(韓国コスメに詳しい方、ぜひおすすめ教えてください。
私はわからないのでとりあえずミシャでBBクリームという程度、
なんかいろいろありますよねー)





すごいでしょう?ソウル行き深夜便でも全然問題ないでしょう?
体力さえあればしっかり2日分楽しめるわけですが、
ここはもう47歳。
ホテルについて、よし、くり出すかと出かけたものの、12時でぐったりして帰ってきました。
そうそう、ホテルホテルと言っていましたが、今回はゲストハウスにしました。
ホテル滞在時間があまりにも短いとおもったのと、
ワタルからバックパッカーの話を聞いて、なんだかちょっと貧乏旅行の昔を懐かしくもおもったから。
24ゲストハウス東大門」というところでシングルに泊まりました。(ソウルナビでみつけました)
ここは完全に屋台街にあるビルの上なので、出たら直ぐに遊べるのと、
目の前が空港行きのバス停で、とにかく便利。
部屋は笑えるほど狭かったけれど、できて年数も経っていなかったのでとても清潔で、
これはサホやワタルにも教えてあげようと思いました。
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ソウル・ソウル・ソウル(その1)

2014-05-25 12:24:44 | シホのホ(雑記帳)
韓国で『日本神祠に祀られた韓国の神』(辛鐘遠、呉吉煥、河渡慊、原田一良、逵志保、魯成煥、朴燦圭、蘇鎮轍/金善淑、金希宣、2014年4月発行/民俗院(韓国)、
ISBN 978-89-285-0566-1)という本を出させていただいたことはすでにお知らせしました。
調査でお世話になったところにお礼に送りたいこともあったので、お世話になっているS先生に数冊購入したいなどとメールを交換しているうちに、ちょうどその出版メンバーで民俗学の博士論文の審査で集まる機会があるから、出版記念パーティーをすることになったから一緒に来ませんかと誘っていただいた。

S先生とはもう10年以上も前から済州島学会での徐福の発表をきっかけに
トヨタ財団で韓国での調査ができることになったときに付き合っていただいたり、
逆にS先生が宮崎の師走まつりを調査したいということになったときにはご案内したり、
2012年9月は上海で徐福の大会が中止になったために、一緒に足止めされ、
去年の夏はS先生が関わっている中国浙江大学での研究会に参加させていただいた。
さぞ、韓国語も達者な私と思われるかもしれないけれど、自慢したいほどに全く話せないので、
本当にそれだけは申しわけなさが190%なのだけれど、
S先生のご好意で、ちょうどきれいに空いていた週末だったので、ソウルに飛ぶことにした。

さて当日、予定は大韓航空で中部国際空港11:55ー仁川空港13:55(時差無し)、
S先生は会話不自由な私のために、空港まで迎えにきてくださったのだけれど、
なんと飛行機が乗り込んでから2時間も動かず(飛ぶ前に機内で映画「アナと雪の女王」を見終えた)、
仁川空港に到着すると、「博論の審査委員長が欠席ではまずいと呼び戻されたので空港を離れます。電話ください。」とのメッセージ。
よっしゃー、乗ったことの無い列車でソウル駅まで行くぞー!と腕まくり。
でも数年前にきたときには無かった券売機の日本語対応。
あっさりと空港とソウル駅を結ぶKRAILエキスプレス(8000ウォン)に乗り込んだのでした。(45分くらいだったかな?)

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6月8日大阪、ヘイト・スピーチについてのシンポジウムあります!

2014-05-22 00:15:07 | シホのホ(雑記帳)
週末、韓国ソウルで思いっきりリフレッシュしてきました。
その報告は改めてするとして、帰国帰宅して毎度思うのは、
私も韓国語が話せたら、いまよりもっと心通わせることができるだろうなあという反省。
今回も本当にステキな韓国と出会うことができました。

そんな感慨にふけっているときに、友人からのメール。
決して遠いところで起きている問題ではないこと、
多くの人が傷ついているこの問題を自分の問題として考えてほしいなあと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6月8日(日)に排外主義についてのシンポジウムを以下に開催します。
近年、このテーマについて単著を出版されている方々、在特会に襲撃された京都朝鮮学校の保護者の方が登壇するシンポジウムとなります。
国際高麗学会日本支部主催です。午前には自由論題で個別報告もあります。
どなたでも参加自由ですので、関心のある方ぜひお越しください。
*****
国際高麗学会日本支部第18回学術大会開催シンポジウム 
テーマ:「ヘイト・スピーチ、排外主義の台頭と在日コリアン」

シンポジウム報告者:
1. 金尚均(龍谷大学法科大学院)
    「京都朝鮮学校襲撃事件と裁判の意味」
2. 樋口直人(徳島大学総合科学部)
     「日本政治と排外主義運動:剥奪による説明を越えて」
3. 師岡康子(弁護士)
     「国際人権基準におけるヘイト・スピーチ規制と日本」

コメンテーター: 
文京洙(立命館大学国際関係学部)、中村一成(ジャーナリスト)

司会: 伊地知紀子(大阪市立大学)

開催時間:13:30 ~ 17:30  
会場: 大阪教育大学天王寺キャンパス中央館2階 214教室

【午前の部】 10:00~11:45  自由論題報告(25分発表10分討論)

<212教室> 司会 鄭雅英(立命館大学)、蔡徳七(大阪大学)
10:00~10:35  洪じょんうん(大阪大学大学院 人間科学研究科)
           韓国の徴兵制と在日コリアン
           ―「国民」の構成をめぐる包摂と排除の政治学―
10:35~11:10 鄭育子(東京大学大学院 人文社会系研究科)
     在日韓国学校の変容と在日コリアンのまなざし
         -在日コリアンが韓国学校で韓国語を学ぶということ-
11:10~11:45  任正爀(朝鮮大学校理工学部)
1930年代朝鮮における科学運動と漢医学復興運動

<213教室> 司会 森類臣(立命館大学)、高正子(神戸大学)
10:00~10:35 ソウル支部 김성민(서울지회 부회장, 건국대 철학과 교수)
              (金ソンミン 建国大学哲学科教授)
"인문학적 상상력으로 본 통일"
            「人文学的想像力から見る統一」
10:35~11:10  ソウル支部 황상익(서울지회 지회장, 서울대 의학과 교수)
             (黄サンイク ソウル大学医学科教授)
            "경복궁, 사도세자, 정조 그리고 일제 침략"
            「景慕宮、荘献世子、正祖、そして日帝侵略」


◎第8回理事会 12:00 ~ 12:45  1階会議室
◎第18回総会 13:00 ~ 13:30  214教室

【懇親会】
18:00~20:00

(大会全体について)
日 時: 2014年6月8日(日) 10:00~17:30(受付:9:30~)
場 所: 大阪教育大学天王寺キャンパス中央館2階 212, 213, 214教室
〒543-0054 大阪市天王寺区南河堀町4-88
http://osaka-kyoiku.ac.jp/campus_map.html#tennoji
(JR大阪環状線の寺田町駅から徒歩5分、天王寺駅から徒歩10分)
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母の日と香港往復航空券

2014-05-12 01:13:10 | シホのホ(雑記帳)
母の日「に」ではなく、「と」なのはなぜ・・・?

今日は「母の日」!
朝、互いの母に電話で「母の日ありがとう」を伝える。
花でも送ろうとも思うのだけれど、4月に互いの両親4人全員の誕生日がほぼ一日おきに来るという
信じられないような誕生日ラッシュで、若い頃はお金がなく、(いまもだけれど)
母の日は電話だけ・・・がいまも続いています。

それで今日は朝から知多半島へ。久々のつれあいとのデートです。
まずは南知多まで一気に走り、温泉に入り、炭火焼のお昼をたべました。
そしてお決まりの「しらす」のお店に。
漁から帰ったところだったので、「生しらす」をちょうど詰めていて、夕食は丼にしようと購入。
そこから昼のビールでフラフラのサトルは完全に爆睡。
私は海辺をラジオを聴きながら一人気分でドライブ。空港に向かいます。

そう、先日ブログに書いたように、ワタルがどうやら
「だから世界は面白いコンテスト」で入賞しているとのことだったので、
表彰式を見に行ってみようということになったのです。

セントレア空港15時、いよいよ表彰式です。

はじめに特別賞の表彰とのことで、航空会社の人たちと受賞者が壇上に上がります。
航空会社7人、受賞者6人、おっ、ワタルは特別賞か?

なんでも司会の方の話では、写真に関係するところの航空会社がその写真を選ぶというわけではなく(そう思っていた)、
さきほど受賞者のみなさんでくじを引いてもらいました、とのこと。
スクリーンに写真が紹介され、航空会社の方が出てきてコメントとともに会社の話を簡単にしていきます。
左に座っている人から順々に表彰されていくので気を抜いていたら、

じゃーん、ワタルの写真が!
ちょっと見難いのでコンテストのページからダウンロードしてみます。


投稿者:wakkun
インドにて
インドでとても人気のあるウダイプル。湖と白い建物で形成される街はとってもきれいでした!

どこどこ、どの航空会社?
なんとワタルはキャセイパシフィック航空会社で、香港往復航空券がプレゼントされていました。
これはよかった。
あとの国はほとんど出かけていて、アジアでは香港がこれまですっぽり抜けていたのです。
いいなあ香港!
いいもん、私だって今週末はソウルだい!とまた少しライバル心をもったりして会場をあとにしました。

子どもがいないと帰りの時間を気にしなくていいので空港そばのコストコに寄って行くことに。
つれあいがイベント用の買い物をしたいということで行きましたが
ご存知の方も多いと思いますが、ものすごく大きかったりたくさんだったりするこのお店。
二人暮らしにはちょっと合いません。
それでもこれはというものだけ買って、レジ脇のホットドックとジュースを買って、夕方のおやつに。
で、つれあいがずっと気にしていた「めんたいパーク」も覗いてみて、ようやく帰路につきました。

たくさん食べたから今日はもう何も食べないでおこうと思ったら、生しらすが!
ごはんを炊いて、しっかり生しらす丼にして食べました。最高!

日付の変わる頃ころ、バイト帰りにワタルから電話。「母の日、何もプレゼントないけど」
そのあとはコンテストの話などに盛り上がりました。
やっぱりワタルも香港はなかでも嬉しいようで、行く気満々です。

電話を切ったら今度はサホからLINEが。

このツーショット、サホと記念にプリクラ撮ったんですが、目が盛られていてちょっと怖い。
そしてチョコの写真。
よく見ると、もう箱は開いていて、「うちが食べちゃった」だって。サホだなあ。

というわけで、とりあえず母のことは忘れてないぞという子どもたちからのメッセージのあった
母の日「と」(ワタルの)香港往復航空券の話でした。
コメント (2)
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「だから世界は面白い」

2014-05-06 14:01:00 | シホのホ(雑記帳)
GW最後の日、みなさんいかがお過ごしですか?
私はこれまで、何年も子どもたちのスポーツ少年団や部活の応援のGWだったのですが、
今年はとうとう応援ライフからの卒業でした。
とはいうものの、
最近の大学は15回の講義はどんなことがあってやりますよ!という感じで
GWの最中に休ませてくれなくてかなりブルーです。

さて、我が子たちはというと、
サホは4月27日早朝6時に高速バスで名古屋駅に到着。
帰宅早々後輩たちのバスケットの試合の応援に。
GWはいるのかなと思ったら、晩の部活に出るからと
29日朝には帰っていきました。
そうかあ、バスケ頑張ってるんだあと思った古くからのお知り合いの皆々様、
驚くなかれ!
サホは「アイホ」にしたんだそうです。
「スマホ」ではないですよ。アイホ=アイスホッケーです。
そうかあ、サホはなかなか足腰強そうだからな!
驚くなかれ!
サホは男子アイスホッケー部のマネージャーになったんだそうです。
我が家の珍事です。
しかも一緒に入ったもう一人のマネさんは吹奏楽部出身で
練習場での笛の吹き方が玄人だそうです。
サホ・・・ふざけてんのか?と言われているそうです。
まあ、それでもすぐに帰りたくなってしまうくらいですから楽しくて仕方ない様子。
この日まで一度も電話をかけても来ませんでした。
よかったよかった!生き生きとしたサホを見て、本当に嬉しく思いました。

さて、ワタルはというと、
GWは稼ぎ時なのでしょう。
釧路の居酒屋で、頑張っていたようです。
ボーナスが出たと喜んでいました。
台湾行きで購入した自転車も、弟子屈までラーメンを食べるために往復150キロ走ったそうで。
まだ気温は5℃の日、さぞラーメンが美味しかったことでしょう。
そのワタル、実は帰省しといでと、私がすすめていたことがありました。
というのは、
名古屋のセントレア空港の利用促進のキャンペーンで
「だから世界は面白いコンテスト」http://www.sekacon.com
(ワタルが投稿したものはID:wakkunで見ることができます。
こんなもんだろうと打ち込んだIDがあっていて驚きました)
というのが昨年冬からこの春までありました。
対象は18歳以上30歳までという若年層。
期間中にセントレア発着で海外に行って、体験したことを
写真にコメントを添えて応募してくださいというものでした。
受賞すれば次の旅行資金が出たりとか、飛行機のチケットがもらえるとか、
次の大きな旅に向けて貯金命のワタルには
ぴったりのコンテストです。
出してみ!出してみ!とけしかけて、山ほど写真はあったようで(小学校の先生になって、子どもたちに見せたいんだそうです)
あれこれ送っていたようです。
そして先日、「かあさん、受賞したみたい」と連絡が。

どうやら何賞かはセントレア空港での授賞式で発表されるとのことです。
授賞式は5月11日(日)15:00、セントレア空港で。

わたし:おいでよおいでよ、授賞式なんてすごいじゃん。
ワタル:釧路からって遠いんだよ、お金ないよ!
わたし:晴れの舞台じゃ!おかあさんにまかせとき!

このあとがすごかった。ちょっとは悩んだようですが、
ワタル:この前の旅はこの前の旅だし、
いまはもう次の旅のこと考えたいとおもう。
次の旅はいくらあっても足りなさそうだから、
おかあさん、出してくれるお金あったら、
そのお金、次の旅のときにください!

おおー、やられたー。
次の旅にかけてるんだなあと思ったし、
そんな夢中になれることをみつけたワタルが良いなあと思った。
まあ、こっそり授賞式の様子を見に行くか?(親バカ)

というわけで、サホもワタルも楽しんでいる様子。
という私も、先日お知らせしました韓国での本の出版を記念して
韓国の民俗学の先生方が集まってパーティするからと誘われて
近々韓国ソウルに行って参ります。
ワタルの話を聞いたあとだったので、あえてかなり安い宿を予約してみました。
わたしだってまだまだ貧乏旅行を楽しめるんだい!
いつも微妙に子どもたちに張り合うわたしです。

GWがもうすぐ終ります。
また明日からみなさん頑張りましょう!

追記
韓国の本、何人かの方にお問い合わせいただきました。
辛鐘遠、呉吉煥、河渡慊、原田一良、逵志保、魯成煥、朴燦圭、蘇鎮轍/金善淑、金希宣
『日本神祠に祀られた韓国の神』
2014年4月発行/民俗院(韓国)
ISBN 978-89-285-0566-1
定価 52000W →著者割30%とのことですので 36400W かな?
(日本円にすると、0を1個取ったよりちょっと安いくらい)
背負ってきますので、ご購入いただける方ありましたらご連絡ください。
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