ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

さようなら夏休み

2006-08-31 14:28:47 | シホのホ(雑記帳)
今日は8月31日、子どもたちの夏休み最後の日です。
私はいつもこの日になると、高田敏子の詩を思い出します。


  忘れ物
               高田敏子
  
  入道雲にのって
  夏休みはいってしまった
  「サヨナラ」のかわりに
  素晴らしい夕立をふりまいて
     ・
     ・
     ・
以下はhttp://www.urban.ne.jp/home/awamura5/si-wasure.htmをご覧ください。

厳密に言えば、これは9月1日の詩なのでしょうが、
1914年生まれの高田敏子さんが見つめたであろう空の色が
90年を超えてもなお新鮮に映るこの詩の息づきを、
毎年この日になって思い出し、改めて感激します。

夏休みの最終日、今年も部活動の指導に明け暮れて全く休みのなかったサトルが、珍しく(!)夏休みの宿題を既に終えているサホと二人で出かけています。
ワタルは夏休み明けに始まる前期期末試験の勉強だと中学の学校開放に出かけていきました。…なぜか体操着の上下にグローブとバットを持っている。なぜ???
夕方の帰宅に合わせて、いつもよりちょっと高い牛肉を買って、牛丼を作ります。

(ご心配をおかけしました。私の夏休みの宿題も進んでいます。)
写真は私の大好きなタナカミノル伯父の絵手紙です。

修正2006年11月25日
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9月22日、済州島でお会いしましょう

2006-08-30 21:57:22 | 徐福伝説
7月24日の記事で、9月22日‐24日に韓国済州島において東アジア徐福国際学術会議が行われることはお知らせしました。

現在、韓国済州道徐福学会事務局のみなさんが、参加者の確認や提出論文の翻訳作業、会議進行の準備に奔走されているようで、度々、電話・FAX・E-mailで細かな確認作業のお手伝いをしております。
私自身が企画したことがないので、その大変さはとても計り知れませんが、日本や韓国と違って、こういう国を出るイベントについては中国の方をお呼びするのは国外に出る許可を取り付けることなど、なかなか大変な作業となるようです。
こうした作業が今後スムーズに進められていくように、こうした会議準備の経験から学んだことを次に継承していけるようになるといいなあと思います。

今回の会議前日に佐賀で徐福のイベントが計画されているということで、予想外に九州の方たちの参加が減ってしまいました。
ご興味ある方、まだ間に合います。済州島で徐福の秋を迎えませんか?
参加してみたいなあという方、どうぞご連絡ください。

写真は韓国済州島西帰浦市の徐福が上陸の目印としたと伝わる、海に直接落ちる滝「正房瀑布」です。船上から撮影しています。




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「栄冠は君に輝く」を聴こう!

2006-08-29 15:54:34 | シホのホ(雑記帳)
既に今年の全国高校野球選手権大会は終わってしまいましたが、
asahi.comで、夏川りみの歌う大会歌「栄冠は君に輝く」が8月31日までダウンロードできます。
歌詞に情趣があって、曲に奮い立たせてくれる熱さがって、
その上、夏川りみってやっぱりすばらしい歌声です。

myonさんのブログで知ってすぐにダウンロードしましたが、あと3日間です。
このブログご覧の方で野球ファンはかなりいらっしゃったはず。
まだご存じない方にお知らせでした。

写真はワタルの少年野球、引退試合になった日のものです。今はぐっと背も伸びて、練習試合が続いてあったのですが、まだ見に行くことは許可されず。9月中旬の大会まで、今のワタルの様子は見ることができない状況です。

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9月17日、「冠岳 不老不死祭り」(串木野)があります

2006-08-29 14:30:08 | 徐福伝説
まだ家族で貧乏旅行しかできなかった頃(今も基本的には変わりませんが)、そう、もう7年くらい前でしょうか?
大学院に進学した私は全国の徐福伝承地を訪ねておきたいと思い、夏の家族旅行を九州旅行にし、鹿児島県串木野市の郷土史家・三善喜一郎さんのところを訪ねました。
車にテントを積み込んで出かけた私たちに、三善さんが息子さん御夫婦がなさっている隣町の「喫茶風の丘」を紹介くださいました。「風の丘」の名の通り、丘の上に立つそのログハウスからは遠くに桜島が見えて、ハンモックがあって、テントも張れるし。…結局は一室をお借りしましたっけ。

その後、私は串木野市の徐福像の除幕式で記念講演をしたこともあって、1回か2回かはお会いしたことがありましたが、ここ数年は全くお会いする機会もなくなっていました。
一昨日、深夜にメールボックスを閉じようとしたら、「風の丘」から添付メールが届いていました。最近はなりすましメールも多いので半信半疑でメールを開くと、実に懐かしい、息子さんからのメールでした。(息子さんとはいっても喜一郎さんが80代ですから、私よりずっと年上です)


  鹿児島の三善喜一郎の息子です。
  親父の徐福研究のつなぎをこんな形でやっております。
  徐福の話を聞いていて、昔は「徐福伝説」でした。
  しかしいまやそれは、事実の事として世間的に認められてきております。
  そこで、私たちは次の段階として「徐福が目指したものはなんだたのか?」というところに
  視点をおきこれを広げていこうと思っております。
  親父に質問すると「それは一言でいうと、共存ということを伝えたのではないか」といっております。
  もちろん稲作を伝えたり、製鉄の技術を伝えたりしたことも事実でしょう。
  今の日本で徐福の精神を伝え、警鐘を鳴らすキーワードとして
  「共存」をテーマにして今一度、新たな活動を進めたいと思っています。
  できるだけ多くの人が徐福の元に集まり、
  そのことを考えて見ようということで、学会とか、勉強会とかの場所でなく、
  お祭りという形で集います。
  まつりは共存の原点です。
  みんながボランティアで集まります。
  協賛とか後援とかのスポンサーは一切ついておりません。
  いまどきのイベントでなく、金のかからない、昔の村の祭りのようなものを目指しています。


こんな形で親の心もちを継いでいこうとする方があること、学問の世界の「伝承」なんていう言葉では、このことは説明できないなあと思いました。
早々肝心の祭りについて、記しておくことにします。


  「徐福にささぐ 冠岳 不老不死祭り」 

  日時:2006年9月17日(日)11:00‐20:00
  場所:鹿児島県いちき串木野市 冠岳徐福公園
  主催:まつり実行委員会 日本徐福会副会長 三善喜一郎
  事務局:鹿児島県日置市東市来町美山 喫茶風の丘
      TEL 099-274-9516

  
内容はどうぞ直接御問合せください。たくさんありすぎて書けません。
そのたくさんのテントショップの中に
「徐福探訪旅行社」があり、そこは三善喜一郎さんと「ロマンを語る」ことができるようです。
このテントショップには忘れずにお出かけください。

写真は市内の三善さんのご自宅です。現在はここにお暮らしではないのですが、まさに徐福に一生をささげてきた貴重な資料が山のようにあります。
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10月、中国・カンユ県「第6回徐福節」開催です

2006-08-28 16:34:28 | 徐福伝説
中国江蘇省連雲港市のXさんからご連絡いただきました。

10月27-28日(まだこの日程が最終決定かどうかは不明)に中国江蘇省連雲港市カンユ県で、「第6回徐福節」が開催されるということです。中国徐福会、中共カンユ県委、カンユ人民政府の共催とのことです。
既にお話したように、今年6月に訪問した際、2010年に徐福の大きな祭りを連雲港市は考えているということでしたから、つまりこの徐福節(祭り)の第10回記念を盛大にということなのでしょう。2010年の意味がわかりました。
前回の徐福節は同日に韓国済州島で徐福の国際会議があり、そちらに招聘されていたために参加することができませんでした。
是非今年は行きたいですね。

詳しくは連雲港ニュースをご覧ください。

写真はカンユ県金山鎮徐福村の徐福祠の脇に建てられた徐福祠周辺の鳥瞰図(予想図)です。着々と「徐福の故郷」はそれらしくなっていきます。
コメント (3)
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