ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

矢作川の上流へ

2008-04-29 17:40:26 | 矢作川研究所
矢作川研究所で現在進行中の河畔林調査は、虫研究のMさん、森研究のSさん、そこに川をめぐる暮らし(ヒト)担当の私が入ることになっています。
そのほかの調査も含めて、先日みなさんの研究計画書の発表があり、異分野の興味の持ち方を楽しく拝聴しました。
それにしてもみなさんが矢作川の流れる地の難しい地名を次々にあげ調査地として吟味する様子に全くついていけません。

そこで昨日はMさん、Sさんに御案内いただき、豊田市街から市内の矢作川を一気に上流に遡りながら、いくつかの集落を教えていただきました。
市内とはいっても大合併によって豊田市のお隣は岐阜県恵那市、長野県根羽村。県境まで一気に上っていきました。
(さて、どこでお昼を食べたのかな?…おいしかった!)
これまでの報告書を読んで気にかけていた地域がいくつかありましたが、やはり字面を追っただけなのと、実際に訪ねていった家々の様子はかなり印象が違いました。どこにしても古くて大きい家が多く、丁寧な仕事をしていけば、たくさんの話を聞かせていただけそうな予感がしてきました。
そういう予感が外れたことはないので、なんだかとても楽しみになってきました。

上流からはいくつかの民俗資料館を訪ねましょうと提案していただいたのですが、GW中というのに(だからこそ?)月曜休みでことごとく休館。最後に香嵐渓にある三州足助屋敷を訪ねました。…するとサホのミニバスケットボールのチームメートがぞろり。泊りがけで中学入学のオリエンテーションにやってきたということでちょうど調べ学習をしていました。サホの友だちだというのに、まるで私が友だちのようにワッと集まって私のカメラでポーズ!可愛いなあと思いました。別のところで男子のミニバス部員にもあったのですが、大きな声で挨拶してくれて、思わずその中学の先生方までいったいこの人は?という感じでご挨拶くださいました。(その中にワタルの小学校の時の担任の先生発見。今年転勤されたのですが、思いがけず再会できました。)

というわけで5月からはいよいよ私の研究計画書作りが始まります。表やグラフに出てこない生活実感からでてくる様々な話を矢作川の流れ、鳥の声、葉がふれあう風音を聞きながら、たくさん聞かせていただこうと思っています。

さて、分野が違うと歩いていても見ているものが違う。昨日はいろんなことを教えていただきました。
写真は「ウラシマソウ」といいます。竹林のなかに見つけたのですが、漢字で書くと浦島草。そう昔話の浦島太郎にちなんで付けられた名前のようです。花に見えるところ(その中に花はあるのです)から釣り糸がグーとうえに上っています。ほのかに明るい林だから見つかるのだそうです。
コメント (3)
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新新「にのご」クラス会(関係者以外おもしろくありません)

2008-04-29 16:20:13 | シホのホ(雑記帳)
今年の正月の本当の「にのご」クラス会後、サロンとして立ち上がった「にのご」クラス会(ほるほる2008年1月5日)(コメント欄使用バージョン)ですが、そのコメントが99と膨らみ、新「にのご」クラス会(ほるほる2008年3月11日)を立ち上げました。それも120を越え、そろそろ自立しようという声も波のように近くに来たり遠くひいたりと時折聞こえるのです。ですが新年度ということもあってなかなか実現の気配無く、新新「にのご」クラス会をここに立ち上げておきます。
関係者以外おもしろくありません、読み飛ばしてください。

でもせっかくなので「にのご」のJUNKOさんのバレエ公演御案内を。
今回はジュニア発表会なのでチケット代は無料とのことですが、行けるぞという方はご連絡を。JUNKOさんの「白鳥の湖」は夕方とのこと。指導者としての姿も見えるのかな?成功を祈っています。
日時:5月24日 開場:3:00~ 開演:3:30~
場所:稲沢市民会館大ホール
詳しくはhttp://www.h3.dion.ne.jp/~i-ballet/
コメント (115)
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5月10日は2008矢作川「川会議」!

2008-04-26 15:10:52 | 矢作川研究所
まだまだ分からないことばかりなのですが、5月第2土曜は「矢作川の日」ということで、「川会議」が行われるんだそうです。会議とはいっても午前中は子どもアマゴ釣り大会、午後のシンポジウムは俳優の中本賢さんを始め、作家の阿部夏丸さんは矢作川水族館館長の肩書きで登場、なんだか普通のシンポジウムではなさそうです。そして夕刻からはお楽しみの交流会。川べりでみんなでワイワイと食べたりして過ごすんだそうです。
GWはなんだか人ごみばかりでという方、まだまだGW気分でいたいわっていう方、是非ご家族でもちろんお一人で遊びにいらしてください。
矢作川でお待ちしています。

日時:2008年5月10日(土)
場所:越戸公園(愛知県豊田市・平戸橋町/矢作川右岸)
   古鼡水辺公園(愛知県豊田市・扶桑町/矢作川左岸)

【イベント】9:00~12:00
子供あまご釣り大会(参加費100円)、越戸公園、釣具持参(荒天・増水時は中止)
【シンポジウム】14:00~17:00
テーマ「魚から見る矢作川」(参加費無料)、古鼡水辺公園
 ○矢作川水族館紹介 館長 阿部夏丸
 ○多摩川紙芝居   俳優 中本 賢
 ○「Let'sざこ会談‐川オヤジたちが、川と雑魚を語る」
   中本 賢(俳優)
   奥山英治(写真家)
   新見克也(矢作川水族館)
   山本敏哉(矢作川研究所)
  コーディネーター 阿部夏丸(矢作川水族館)
【交流会】17:15~
交流パーティー(参加費1500円)、古鼡水辺公園

申込み、問合せ:豊田市矢作川研究所 ℡ 0565-34-6860、Fax 0565-34-6028

最後になりましたがsatokoさんが新たな職場をイメージして?素敵な似顔絵を描いてくださいました(画像)。研究所でも好評です。ありがとう!!
このところこのブログ「ほるほる」をご覧になっている多くの方から「なぜ矢作川なの?」という問い合わせも多く、一昨日は徐福伝説つながりで和歌山県新宮市でお世話になっている飲み仲間Hさんが矢作川を視察?にみえたところ、ばったりと研究所でお会いしたりしてお互いビックリ。
百済王伝説つながりの宮崎県のテルさんからのメールはこんな風にしめくくられていました。「川を甦らせるには、森をよくしないといけない。森をよくするためには、山をよくしないといけない。生活の便利さの代償は大きいですよね。」長く山に暮らしてきた実感ある言葉です。
「地域に暮らす人々の視点に立って」、これがいつも私が地域の伝説を追っていくときの立ち位置です。それは口承文芸研究に限ったものではありません。データとして着々と積み上げられていく研究所の仕事の中で、そこに暮らす人々の生活実感を織り込んでいく、そんな作業ができたら楽しいなあと考えています。
コメント (11)
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サツキとメイの家

2008-04-23 14:36:22 | シホのホ(雑記帳)
半袖が気持ちいい一日です。
大学での講義の合間に、愛知県の愛・地球博記念公園モリコロパークにある「サツキとメイの家」に来ています。ガイドさんの説明によれば宮崎駿の映画「となりのトトロ」は1988年の作品、もう20年も前のことになるんですね。
家の中では引き出しなど自由に開けていいと言われましたが、演出とはいえ、人の家で引き出しを開けたりするのはなんだか気が引けますね。ほとんど開けましたが。
30分の観覧時間はあっと言う間で、今度は子どもたちを連れてきたいと思いましたが、きっとこの懐かしさは親の世代の特権なんでしょうね。
コメント (5)
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藤の花2008

2008-04-22 13:40:19 | シホのホ(雑記帳)
薄手の長袖一枚が心地よい、なんとも穏やかないい季節ですね。
近所のスーパーで買い物を済ませたら、店の駐輪場の藤棚がすっかり良い色と香りに包まれていることに気づきました。
そういえばちょうど一週間前に熊野の湯ノ口温泉近くでT見さんと「今年の藤は早い!」と日のあたり具合で蕾の大きさの違う藤棚のトンネルを車で通り抜けたことを思い出しました。
我が家のあたりだとだいたいGWが満開というイメージ、ほるほる2007年4月28日に同じ藤棚の写真を載せていますから、やはり今年は1週間近く早いように思います。

それにしても春の穏やかな1日って、なんで眠くなるんでしょう。
コメント (2)
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