ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

2019年5月25日 辻佳代子 西の正倉院みさと文学賞受賞記念公演「郷光る花咲き盛る」(泉屋博古堂講堂)

2019-05-24 10:38:04 | 百済王伝説
明日5月25日、辻佳代子さんが「郷光る花咲き盛る」と題して
西の正倉院みさと文学賞受賞記念公演を京都の泉屋博古堂講堂でおこなうとのこと、
ご案内をいただきました。

ご案内によれば辻さんは朗読公演を長く続けていらっしゃるようで、
今回で44回目だそうです。
そして今回は昨年度の「西の正倉院 みさと文学賞」で佳作を受賞なさった作品
「郷光る花咲き盛る」を朗読なさるのだそうです。

辻さんの「郷光る花咲き盛る」は私も審査員として拝読したのですが、
美郷の桜を見に行きたいと思わせてくれる作品で、実際に今春表彰式に伺うことができて、
寒い寒い師走祭りとは違う、美郷の春を感じることができたのでした。
辻さん、ありがとうございました。

どんな小説?と思われる方、
『第1回「西の正倉院 みさと文学賞」作品集』https://krakenbooks.net/1437
ぜひご覧ください。私もちょっぴり講評書かせていただいています。
この文学賞という企画、企業版のふるさと納税を生かした試みのようで、
そんな手法もあったのかと思わせますね。

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2019年5月11日 2019年度東海日中関係学会 第1回公開研究会・懇親会のご案内

2019-05-08 22:54:47 | その他の研究・調査
今週末です。ぜひご参加ください。お待ちしています。
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2019年度東海日中関係学会 第1回公開研究会・懇親会のご案内

東海日中関係学会会長 川村範行

 拝啓 春暖の候、皆様各位におかれましてはご健勝にてご活躍のことと存じ上げます。
 さて、2019年度の第1回公開研究会を下記により開催致します。米中対立はじめ複雑化する国際情勢下で日中関係の研究・交流を主眼とする当学会の役割はますます重要になっています。先の宮本雄二元駐中国大使の特別講演会は外交関係を主に多角的なお話と幅広い討論が展開され、参加者の皆様からご好評をいただきました。今回は経済貿易と教育政策を専門とするお二人の講師をお招きして最新内容の発表・討論を予定しています。ご多用のことかと存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加賜りますようお願い申し上げます。 敬具

日時:5月11日(土)13:30〜(受付開始13:10〜)
会場:中統奨学館ビル4階  名古屋市中区栄4丁目16番29号  TEL 052-262-1410
公開研究会 :14:00~16:55
懇親会   :17:00~18:30(会場内にて)

第1回公開研究会
会長講話「新中国建国70周年と日中関係」川村範行
研究発表Ⅰ 「日系企業の対中ビジネス動向と米中貿易戦争の影響」
発表者:真家陽一氏(名古屋外国語大学教授、当学会理事)
研究発表Ⅱ 「習近平時代の学校教育の実態‐国民形成の行方を問う‐」
発表者:武 小燕氏(名古屋経営短期大学准教授、当学会運営委員)

研究会参加費:一般1,000円、学生500円、東海日中関係学会会員・日中文化協会会員無料
懇親会費:1,000円
ご参加につきましては、回答書にご記入の上、FAXあるいはE-mailにてご回答願います。
お問合わせ先:東海日中関係学会事務局(TEL 052-551-3101 ㈱ハヤカワカンパニー内)
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2019年度 第1回公開研究会・懇親会 参加申込書
東海日中関係学会 行(FAX:052-571-2906/MAIL :tokai.n.c.a@gmail.com)

該当する各々に○を付してお申込みください。
【公開研究会】 (  )会員参加・(  )一般参加・(  )学生参加
【懇親会】  (  )参加
氏 名:
連絡先:住所 〒                        
FAX /E−mail 

                  
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1430−0501蘇州(2日目)「徐福千灯から東に渡る」演舞初演式

2019-05-03 00:15:41 | 徐福伝説
5月1日(水)
朝食時に琅琊台の徐福会から特約研究員の証書をいただいた。会長直筆で用意してくれたそうだ。
8:30 スーツケースをバスに積み込み、徐福記念館のある千灯古鎮へ。私はここに2016年に来たことがあるが、3年ぶりの千灯古鎮は連休初日だからか人も多く、今回2度目の迷子になったくらいだった。これまでだったら迷子はもうどうしようもない悲しいことになってしまうけれど、いまはWechatでつながっているので「どこにいるの?」と何人もが尋ねてきて、近くの石碑の写真を撮って送ったら、すぐに迎えに来てくれた。
徐福記念館は町並みのなかにあり、まだまだ展示の充実は必要だけれど、これまでの徐福の集まりの写真がいろいろ展示されていて懐かしかった。ほぼすべて私は記念の集合写真のなかにいて、無かったのは2013年、中韓のみでイベントがおこなわれたときのものだった。こういう時がもう来ないことを願う。
最後にみなで昼の宴、そしてそれぞれ帰路についた。

4月25日から5月1日までの一週間、琅琊暨徐福研究会、そして蘇州市徐福研究会のリレーの徐福行事となった。今回のこの行事がスタートとなって、地域の各徐福会がそれぞれ自分たちで発信し、地域間、そして日韓との国際交流の場を作り出していくかたちを取っていくことになるのではないかと思う。そのために琅琊暨徐福研究会は日韓の参加者に特約研究員というかたちでそのパイプ役を得ようとしたのではないかと思う。既にもう中韓で年内数カ所の徐福イベントの相談を受けている。その全てに果たして私が参加しなくてはならないこともないのだろうけれど、それでも現地に行くと地域のなかでどのようの徐福が扱われているか、その周辺にどのような方があって徐福をもり立てようとしているのかが見えてくる。
やはり私のライフワーク、今後もできる限り徐福のことには参加していこうと思う。




千灯古鎮


徐福記念館の揮毫は中国徐福会会長・張雲方さん。


蘇州市徐福研究会の顧問をしています。名誉会長は言い過ぎです。
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1430−0501蘇州(1日目)「徐福千灯から東に渡る」演舞初演式

2019-05-03 00:12:36 | 徐福伝説
4月30日(火)
8:30 金熙皇家大酒店(Royal Tulip)を出発。蘇州市観光といえば虎丘、留園そして寒山寺とお決まりのコース。明日5月1日から中国も連休だからなのか、これはいつものことなのか、大変な人だった。久々の寒山寺では、あの有名な詩の巨大な石碑ができていて、その高さ15.855メートル、最大の詩碑としてギネスにもなったらしい。裏に回ったら般若心経が書かれていた。きっとお経の碑としても最大だろう。寒山寺で精進調理をいただいた。何度も来ているけれど、初めての経験、洗練されていて美味しかった。
午後、ホテルに帰り、今回のメインイベント「徐福千灯から東に渡る」演舞の初演式。これは蘇州市徐福研究会が「徐福文化を一層深く研究し、東渡の精神を広めていこう」という趣旨で、これまでとは異なるかたちで徐福への興味を抱いてもらうようにと試みたのだという。歌や踊りのなかには徐福が詩を吟じてみたり、佐賀の徐福伝説に登場するお辰との恋愛が踊りになっていたりと、もし徐福だったらと想像させてくれて、面白く鑑賞した。
こうした試みとともに、今回、全てではないけれど中国徐福会の傘下にある各地の徐福会の代表らが一同に会したことは各地の状況を知る上でとても貴重な機会だった。それぞれの地域で徐福への取り組みが試みられようとしており、地方の人民政府で私のインタビューを撮りに来たというところもあった。
折角の機会に日本と韓国からの参加者の人数が限定されたことは残念だったが、今回日本からは日本徐福協会会長、徐福伝説研究者の私、そして熊野市と新宮市の徐福会に声がかかったところ、どちらも市長が参加してくれたことは、これまでの徐福の集まりに日本から二人の市長が同時に参加するということはなかったと思うので、今後新たな展開が期待できるのかもしれない。
人数が多かったからか、晩の大きな宴会は催されず、その代りに夜景を見にいこうと日韓のメンバーと主要メンバーとで遅い時間になって蘇州の町に出かけた。蘇州のバーで生ビールで乾杯。スマホの翻訳機能を使って韓国側と今後の日程調整をした。
みんなで気持ちよく酔い、ホテルに帰るバスのなか、琅琊台の会長が蘇州の会長にお礼を込めて詩を吟じた。すると中国徐福会会長が私にも詠んでやってと言って、すぐに紙に書いて詠んでくださった。大切にしよう。


寒山寺の世界最大の詩碑。





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