ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

2017年の師走祭り(宮崎県美郷町神門神社-木城町比木神社)は1月20日-22日です

2016-11-18 08:23:33 | 百済王伝説
昨日、神門神社にほどちかい南郷温泉から荷物が届きました。
開けると「どんタロしゃん」からの手紙とどんタロ愛用者へのプレゼント、
えー、こんなにいいのーと言うくらいの盛りだくさん。
どうも毎年どんタロの誕生祭をやっているのです。
たしか去年もいただきました。

で、どんタロってなに?どんタロしゃんてなに?と思う方、ぜひHPを見てください。
http://www.nango-spa.co.jp

十数年前、祭りの最終日に南郷温泉から届いたたくさんの「どんタロ」を、帰っていく木城町の比木神社の方たちが嬉しそうに買っていくのを見て、なにこれ?私も一本買ってみよう…というのがスタートで、私の基礎化粧品は以来「どんタロ」シリーズなんです。
友だちと「化粧品なにつかってる?」という話題になるときだけは「どんタロ」という名前に気恥ずかしくなるのですが、
これ、もともとは地元豪族の呼び名ですから、恥ずかしがってちゃいけませんね。
長年全て使って、私の定番は
どんタロの「泉しゃん」(洗顔フォーム)、「美神の泉水」(顔洗ったらこれで全てOK)、「どんタロ」(元祖!保湿化粧ジェル)です。
ぜひ、一度みなさん使ってみてください。

でも本当はこの南郷温泉にぜひ入ってみてほしい。とーってもいい温泉なんです。
(この長年のファンぶりが評価されて、いつぞやは南郷温泉のスタッフTシャツを贈呈していただきました!)

ナバ(しいたけ)も美味しいし、きんかんも美味しいし、イノシシもシカも、
神楽の後の鶏汁、あーたまらない。
そうそう、今年の祭りのときには最終日に早朝に釣った大きな鯛が奉納されてうれしかったなあ。
来年も奉納してくれるそうだから今から期待大!

なんてこと言ってると、あと2ヶ月って思います。
2017年の師走祭りは1月20日(金)〜22日(日)です。
師走祭りでおあいしましょう。
法被着ている人に聞いてくだされば、私の居場所はわかります。そのときは「つじちゃん」と聞いてください。
モーニング娘が流行った時期からの師走祭り調査だったため、いまもみんな「つじちゃん」です。

言い忘れましたが、グルメ旅しに行くんじゃなくて、祭りの調査に出かけています。←もう遅い!?


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『SKIP終結宣言 私たちNPOを解散します』刊行のお知らせ  

2016-11-01 22:51:03 | シホのホ(雑記帳)


託児付きイベント企画SKIPの20年の活動を終えるにあたり、
40回の編集会議をおこない、一冊の本に思いをまとめました。
本日刊行です。

『SKIP終結宣言 私たちNPOを解散します』 
詳細:2016年11月1日 第1刷発行
A5判 ブックレット 94ページ
定価1000円+税
編著者 SKIP編集委員会
発行所 風媒社
ISBN978-4-8331-3174-2


「最後の会報を編集後記にしよう!書きたいだけ書こう!」と書いたのですが、私の編集後記は長すぎてバランス悪く、カットして掲載することになりました。というわけで会報にのりきらなかった編集後記オリジナルバージョンをここに記しておきます。
これまでSKIPの活動を支えてくださった多くの方に心から御礼申し上げます。

         ツジヘン再び

 SKIPの活動をはじめたころ、みんなが活き活きと動いている姿を見て、私ができることってなんだろうと考えて、会報『やっほぉ〜』の編集をさせてほしいと手をあげました。それから私はいつも『やっほぉ〜』のことを考えて、誰かと目が合えば「書かない?」と声をかけるようになり、その後「一緒に編集しない?」とSKIP内に編集委員の大所帯をつくっていきました。そのせいで、編集をおりたあとも、SKIPではツジヘン(=逵編集長。一説には逵変)と呼ばれ続けてきました。
 あれから十数年、今回、ブックレットが完成するまでの間、久々に名実ともにツジヘンを楽しませてもらいました。編集会議の記録もきちんと取っていきました。いま、改めて第1回編集会議のまとめを見ています。
 2014年3月15日、集まった私たちは、SKIP解散にあたって積み上げた多くの書類をそのまま廃棄するには忍びなく、一冊にまとめてSKIPを終えようというところから話をはじめました。そして話をしていくうちに、その一冊をいったい誰が読みたいと思うだろう?ということになりました。SKIPのメンバーに懐かしんでもらうためだけに、労力をかけて本をつくる意味はいまあるんだろうか?誰に読んで欲しい?
 私たちの20年、SKIPを閉じようというときはこれが初めてではありませんでした。それでももうちょっともうちょっとと踏ん張っていたはずなのに、いま、心地よく受け入れられるようになっています。この私たちの変化を含めて、どうして私たちがNPO法人を解散することにしたのか、SKIPのあゆみを、これからグループで活動を始めようとする人たちに正直に伝えたいという思いに至り、SKIPの残金はこの本をつくることに当てようと話がまとまりました。
 その日の記録には「先延ばしにはしないが、丁寧な作業をする」と決意が記されています。ですが、そこにはまた、「2015年中に発行」とも書いています。私たちは当初、ゴールを一年後に置いていました。目次づくりを念入りにすすめ、執筆を担当する章を決め、それぞれ書いてきた文章をたたき台にして、編集会議で修正していくことにしました。
 編集会議の日、プロジェクターを会議室に持ち込み、原稿を壁いっぱいに映しだし、それをみなで声に出して読みながら、一字一句確認していきました。内容に誤りはないか、文意は伝わっているか、そんな修正のつもりではじめたのですが、驚いたことに、映しだされたその文章は、それぞれが当時どのようにSKIPと向き合ってきたかを明らかにさせ、それが互いの新たな発見となっていったのです。
 私は随分SKIPと深く関わってきたと思っていますが、事務局が本当に苦しんでいた時期のことをほとんど理解できていなかったし、事務局のなかでもその捉え方は異なりました。どこにSKIPのあゆみがあるのかを確認していく作業は、そして私たちひとりひとりが納得できる言葉を探し出していく作業は、頭を抱えたこともありましたが、いつのまにかその作業にのめり、結果、私たちは最後にSKIPを大いに楽しめたように思います。
 今回、ブックレットのなかに上野千鶴子さんの講演会やそのあとの座談会の記録を入れることになったのは、この編集作業のなかで、私たちSKIPのありかたをここまで問うてくれた人はなかったということを再確認できたからです。上野さん、SKIPを懐かしんでくださり、原稿に目を通し、私たちの終活に理解くださいました。それだけでなく、現在活動の場とされているNPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)のWeb上の図書館に、私たちの会報を所蔵することをご提案くださいました。SKIPはブックレットとともに、WANの図書館のなかでも生き続けていくことになりました。
 気づけば編集作業は2年半が経とうとしています。ですが先延ばしにしたという感覚は全くありません。40回もの編集会議で、ようやく私たちはSKIPの活動、そのあゆみを明らかにできたように思います。どうしてもこの回数は必要でした。だって、みんな全く妥協しないんだもの。たたき台を書いた人に気の毒なくらい、修正の赤が入っていくんだもの。人任せにしないSKIP、それはやっぱり20年変わらないものでした。
 これまで多くのグループがフェードアウトしていくように、いつのまにか活動を終わらしていくさまを見てきました。だからこそ、私たちはこの終活を一度しっかりやってみようと臨みました。終えてみてわかるのは、この終活には時間も労力も大いにかかること。きっとその余力をここに使うよりも、次のことをはじめようと多くの人たちが「いつのまにか」を選択してきたのだろうと思います。でも私たちはSKIPの終活をやって本当によかったと思います。SKIPが自分を支えてきたことを、そしてこれからもきっと励みになることを確認することができたように思います。そしてこれからグループで活動しようとする人たちにも、わずかながら、伝わるものがあるのではないかと思います。
 ただひとつ反省するとしたら、この楽しみをもっと多くのSKIPのメンバーと共有できたらよかっただろうというところです。そこまでの発信の余力がなかったこと、紙面をもってお詫びします。でもきっとブックレットを読んで、私たちが真っ赤に修正を入れたように、自分のあのころを思い出し、話したくなるんじゃないかと思います。そんなときはぜひ声をかけてください。ぜひこのブックレットをネタに、みんなで話しましょう。あのころ『やっほぉ〜』は 
そんな狙いでつくってきたのでした。
 ツジヘン再び、それは本当に忘れがたいSKIP再びとなりました。ありがとう、SKIP!

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