ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

2024年7月5日・6日「新・徐福東渡号」来航記念イベント 徐福伝承国際シンポジウムin延岡

2024-07-07 00:16:51 | 徐福伝説
昨日7月5日午前の便で宮崎空港着、特急で延岡駅まで来て、延岡市立岡富小学校へ。
午前中にシーカヤックで五ヶ瀬川にたどり着いた「新・徐福東渡号」のクリスチャンさんと孫さんがセレモニーを終えて、岡富小学校で子どもたちとの交流会をするということで、先ずは徐福話の助っ人として参加しました。


子どもたちに中国から日本に向けて手漕ぎボートの旅をする話を、その体験をしていなくてはわからない海上での実感をわかりやすく話してくれて、子どもたちは夢中になって聴いていました。小学生相手はいまだに慣れないことですが、子どもたちのキラキラした目を見ていると、誠実に答えなくてはいけないという気持ちにさせてくれます。


コロナ後初めての再会となった徐福仲間のATさん、IKさん、そしてサプライズで中国青島から調査で来日していたSRさんの飛び入り参加があり、今日7月6日の午前中は4人で今山大師、今山八幡宮、新しくなった延岡城・内藤記念博物館などをATさんの車でまわりました。
以前は商店街にあった徐福像が、今山八幡宮の徐福岩(船繋ぎ岩)の隣に移動して来ていました。


昼食後、「新・徐福東渡号」来航記念イベント徐福伝承国際シンポジウムin延岡が開催される延岡市総合文化センターへ。文化センターが海に近い場所にあるので、徐福が上陸したと伝わる方財島にも立ち寄りました。島とはいうものの、中洲といったほうがわかりやすい、なだらかな土地で、近づくと写真が撮れません。朝のうちに今山大師の展望台に登っておいてよかったです。

中洲に見える場所が「方財」という町です。


第1部で基調講演、第2部のパネルディスカッションでの登壇があったため、控え室で打ち合わせがありました。脇で徐福の着ぐるみもスタンバイ、可愛いので写真を撮りました。


また延岡徐福伝説伝承会の会長はこうした徐福イベントの時は秦始皇帝のコスチュームで登場することになっているのだそうで、その準備も始まりました。
お祭り心満載の延岡徐福イベントでした。


これまで中国、韓国、日本のそれぞれ岸から徐福のことをあれこれと話して来ましたが、今回は中国から大海原に手漕ぎボートで出発し、日本を目指した彼らの実体験を聞くことができました。実際今回は逆風によって戻され戻され、断念して日本までは飛行機で来て、九州をシーカヤックで回っての延岡着となりましたが、彼らの現代の徐福になって海を渡るぞという大きな夢の話は、近くで聴いていてとても愉快でした。私は金銭的に応援する力はないけれど、彼らの思いを伝える手伝いはわずかながらできるかなと感じました。
聞くと、もう随分と中国でもいろんな徐福仲間と出会っていて、彼らを通してその仲間たちと再会した気持ちにもなりました。


晩には延岡まで師走祭りでお世話になっている、美郷町南郷の神門神社宮司・MSさんが駆けつけてくださって、一緒に打ち上げに参加してくださいました。「今度は師走祭りにも来てください」(完全に神門の人間)とみなさんに挨拶しました。


春から静岡に移り、実に慌ただしく毎日が過ぎています。
半年ぶりの宮崎、南国らしい暑さはどこも同じかもしれませんが、迎えてくださる方たちとの数々の再会もあって、嬉しい帰省のような時間でもありました。

クリスチャンさん、孫さん、夢の実現に向けてさらに頑張ってください。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「新・徐福東渡号」を迎えに宮崎へ

2024-07-03 23:10:33 | 徐福伝説
 久々に徐福です。数年前にデンマークのクリスチャンさんから「海を渡る!」とお聞きしていましたが、とうとう実現されたのでしょうか。
宮崎県延岡にて彼らを迎えて、現在の徐福の旅の体験者と小学生、そして地域の方たちで語ろうという企画だそうです。
 宮崎延岡へは、2012年10月に蓬莱山(今山)フォーラムでも基調講演で伺ったことがありました。それからもう12年が経ったのですね。
 師走祭りの美郷町南郷神門からもお越しくださる方がいると聞いて、半年ぶりの再会も楽しみです。
 宮崎延岡でお会いしましょう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月13日 日中平和友好条約締結45周年 兼 東海日中関係学会設立30周年記念シンポジウムのご案内

2023-04-29 23:16:53 | 徐福伝説
東海日中関係学会は本年7月に設立30周年を迎えます。
一昨年はピンポン外交50周年、昨年は日中国交正常化50周年を迎えて、
それぞれ節目のシンポジウムを開催してきました。

今年は日中平和友好条約締結45周年と東海日中関係学会設立30周年を記念して、
5月13日に愛知大学で記念のシンポジウムを開催します。

今回、逵は総合司会をつとめます。ご参加お待ちしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日中国交正常化50周年記念特別シンポジウム、記録集ご案内

2022-11-30 13:09:38 | 徐福伝説
9月におこないました日中国交正常化50周年記念特別シンポジウムの記録集が完成しました。このシンポジウムには逵も登壇し、「徐福伝説研究からみる中韓日の文化交流史」を報告しました。後半の質疑・討論も含め、こうした記念のシンポジウムに徐福伝説が登場する機会をいただいたことは、嬉しいことでした。

日中国交正常化50周年記念特別シンポジウム
「激動する世界の中の日中関係を考えるー国交正常化半世紀の検証と展望― 」
記録集刊行・予約申し込みのご案内
編集・発行 東海日中関係学会

東海日中関係学会は、2022年9月1日に名古屋の愛知大学で開催した日中国交正常化50周年記念特別シンポジウムの内容を全て掲載した記録集を11月下旬に刊行します。過去半世紀の日中関係を検証し、米中対立や台湾危機など当面する課題を掘り下げて、日中関係の再構築と東アジアの平和・安全の方向性を考える有効な手立てを盛り込んでいます。「武力ではなく、対話と外交力による平和を」!

主な内容(目次より、肩書きは当時)
 ■ 第一部 基調講演 「グローバルな視点から見た日中関係―新旧半世紀を捉えるー」 薮中三十二・元外務事務次官  (立命館大学客員教授、大阪大学特任教授)
 ■ 第二部 討論 
コーディネーター:川村範行・名古屋外国語大学名誉教授(東海日中関係学会会長)
前半 パネリスト冒頭発言
①「日中国交正常化50年と政治外交関係の再構築」 兪ゆ 敏浩・名古屋商科大学教授  
②「日中経済貿易の展開とグローバルサプライチェーン」 李 春利・愛知大学国際中国学研究センター所長
③「徐福伝説研究からみる中韓日の文化交流史」 逵つじ 志保・愛知県立大学非常勤講師
④「コロナ禍の中国外交と日中関係」 中澤 穣・中日新聞/東京新聞外報部デスク(前中国総局長)
後半 質疑・討論   特別参加:薮中三十二・元外務事務次官
■報道記事 中日新聞 東京新聞  ■資料 関連年表

仕様A4判 本文 67頁 表紙・口絵カラー  頒価 1,000 円(送料3部迄200円、4部〜実費) 
申し込み:東海日中関係学会事務局 E-mail:tokai.n.c.a@gmail.com  Fax : 052・624・7878 
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = 
注文書 
*住所、氏名、電話番号、希望部数を明記ください。
*領収書が必要な方はご注文時にその旨をご連絡ください。領収書と併せて送ります。
〒 
住所 
氏名
電話番号
 
部数                     部
振込先:愛知銀行 本山支店(支店番号233) 普通 744953 口座名 東海日中関係学会

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月1日 日中国交正常化50周年記念特別シンポジウムのご案内

2022-07-24 21:09:13 | 徐福伝説
下記のとおり、9月1日、日中国交正常化50周年記念特別シンポジウムが開催されます。第二部の討論に登壇することになりました。
日中関係を考えるとき、政治や経済の面から考えるだけでなく、徐福伝説から考えるということは、自身が長年取り組んできたことですが、こうした場でお話する機会をいただけるとは思ってもみなかったことでした。
対面とオンラインでの開催です。ぜひご参加ください。


日中国交正常化50周年記念特別シンポジウム
「激動する世界のなかの日中関係を考える-国交正常化半世紀の検証と展望-」

1972年9月の日中国交正常化から半世紀。日中関係は紆余曲折を経ながら先人の努力により平和的に発展してきました。米中対立や“台湾有事”などの課題にどう向き合うか-。過去半世紀の日中関係を検証する共に課題を掘り下げ、日中関係の再構築と東アジアの平和・安全の方向性を討議します。外交交渉40年の“外交のプロ”薮中(やぶなか)三十二(みとじ)氏が基調講演で世界の中の日中外交を俯瞰(ふかん)し、学者・ジャーナリストの討論にも特別参加します! 

日時 9月1日(木)13時30分~17時(受付13時~) 
会場 愛知大学名古屋キャンパス グローバルコンベンションホール:名古屋市中村区平池町4-60-6
  (「名古屋駅」より徒歩、或いはあおなみ線「ささしまライブ駅」下車・歩行者デッキ直通)
参加方法 会場・オンライン 参加無料 

第一部 基調講演 13時40分より 
 講師 薮中三十二・元外務事務次官 
 演題「グローバルな視点から見た日中関係-新旧半世紀を捉える-」
 プロフィル 大阪大学中退、外務省入省。アジア大洋州局長、外務審議官等歴任。
 現在、大阪大学特任教授、立命館大学客員教授。グローバル寺子屋・薮中塾主宰。
 近著『外交交渉四〇年 薮中三十二回顧録』
第二部 討論 15時より
 ① 「日中国交正常化50年と政治外交関係の再構築」兪(ゆ)敏浩・名古屋商科大学教授  
 ② 「日中経済貿易の展開とグローバルサプライチェーン」李春利・愛知大学教授
 ③ 「徐福伝説研究からみる中韓日の文化交流史」逵(つじ)志保・愛知県立大学非常勤講師
 ④ 「コロナ禍の中国外交と日中関係」中澤穣・中日新聞外報部デスク(前中国総局長)
 特別参加:薮中三十二・元外務事務次官
 コーディネーター:川村範行・名古屋外国語大学名誉教授(東海日中関係学会会長)

- 申し込み・問い合わせ・注意事項 -
お申し込み先 :https://bit.ly/3PyQy3S 


お問い合わせ先: toukai.symposium@gmail.com(東海日中関係学会 特別シンポジウム専用)
定員:会場240人・オンライン240人(定員人数になり次第、受け付け終了)
申込締切:会場・オンラインとも8月25日(木)まで 
*申し込み後、直ちにZoomリンク等のお知らせが届きます。
*メールアドレスの誤記入は、お知らせが届きませんのでご注意ください。

主催 東海日中関係学会   共催 愛知大学国際中国学研究センター、中日新聞社
協賛 名古屋銀行、ハヤカワカンパニー、大幸財団
後援 中部経済連合会、中部経済同友会、東海日中貿易センター、愛知県日中友好協会、日中文化協会、日中関係学会

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする