昨日は早朝に我が家を出発し、宮崎県美郷町へ。
満開の桜咲くころに南郷神門に帰ってきたのは初めてのことです。
塚ノ原古墳のあの広場は桜があったんだ、などなど、季節が変わると風景も違い、
あの寒い寒い「師走祭り」を思い出しながら神門までやってきました。
昨日は今年度新たに創設された「みさと文学賞」の贈賞式がありました。
mrt宮崎放送のニュースからhttp://mrt.jp/localnews/?newsid=00030012
私はこの文学賞の特別審査員ということで、列席させていただきました。
そんなことやったことないですから、まったくもってどうしていいかわからなかったのですが、
拝読した作品は、私が何年もかけて追っている百済王(禎嘉王、福智王)伝説が息を吹き返したように
自由に駆け回り、小説って面白いなと改めて思いました。
そのなかで、私は審査員特別賞として原田須美雄さんの「神門」を選ばせていただきました。
原田須美雄さんの「神門」には他の作品にある百済王(禎嘉王、福智王)はいません。
昭和初年の神門神社への学者来訪を祖母の記憶からたどりよせ、
合併前の南郷村をなんとかしなくてはならないと格闘し、村で伝わる百済王伝説を見出していくのです。
「小さな村の大きな挑戦」と銘打ち「百済の里づくり」に奔走するなかで、多くの来村者がそれを支えました。
そんな神門に生きてきた人にしか書くことのできない、旧南郷村の記録でした。
「みさと文学賞」は、美郷町を知ってもらう、出かけてきてもらうきっかけづくりだったかもしれません。
でもそれだけではありませんでした。そこに地元の人が加わり、自分たちで美郷町を伝えようとしたことは本当に嬉しく思いました。
今後もぜひ「みさと文学賞」を続けてほしいですし、そこに美郷町の心が描き出される作品がこれからも出てくることを期待しています。
贈賞式が終わり、「西の正倉院」にいって記念撮影後、原田須美雄さんの案内で見学。
16年前、初めて師走祭りを訪ねたときもこうして原田さんが案内してくださったなあと思い出しました。
その後は南郷・山霧温泉に入り、受賞者のみなさんと関係者のみなさんとで宴会。
審査委員長の作家・中村航さんが、受賞者の方と一緒に温泉につかって話をするなんて、こんな面白い文学賞ないですねと話していらっしゃいましたが、本当に、美郷らしい時間を過ごすことができました。
受賞者のかたも関係者のかたも、本当に集まった方々が魅力的な方々でした。
みんなで盛り上げましょうという気持ちが出ている、とても気持ちのいい日になりました。
この文学賞創設のきっかけとなった特別審査員の高野誠鮮さん、ありがとうございました。
宴会を終えて、ここで飲んでるぞーと連絡をくれた神門神社宮司ほか友人たちのいるお店へ。
とおもったら、みなさんも一緒に流れ込んで、またまた楽しい時間を過ごし、あっという間に一日が終わったのでした。
こんなタイトなスケジュールのなかで、訪ねてきてくださった方、電話をくださった方、本当にありがとうございました。
やっぱり故郷に帰ってきた、そんな時間を過ごすことができました。
満開の桜咲くころに南郷神門に帰ってきたのは初めてのことです。
塚ノ原古墳のあの広場は桜があったんだ、などなど、季節が変わると風景も違い、
あの寒い寒い「師走祭り」を思い出しながら神門までやってきました。
昨日は今年度新たに創設された「みさと文学賞」の贈賞式がありました。
mrt宮崎放送のニュースからhttp://mrt.jp/localnews/?newsid=00030012
私はこの文学賞の特別審査員ということで、列席させていただきました。
そんなことやったことないですから、まったくもってどうしていいかわからなかったのですが、
拝読した作品は、私が何年もかけて追っている百済王(禎嘉王、福智王)伝説が息を吹き返したように
自由に駆け回り、小説って面白いなと改めて思いました。
そのなかで、私は審査員特別賞として原田須美雄さんの「神門」を選ばせていただきました。
原田須美雄さんの「神門」には他の作品にある百済王(禎嘉王、福智王)はいません。
昭和初年の神門神社への学者来訪を祖母の記憶からたどりよせ、
合併前の南郷村をなんとかしなくてはならないと格闘し、村で伝わる百済王伝説を見出していくのです。
「小さな村の大きな挑戦」と銘打ち「百済の里づくり」に奔走するなかで、多くの来村者がそれを支えました。
そんな神門に生きてきた人にしか書くことのできない、旧南郷村の記録でした。
「みさと文学賞」は、美郷町を知ってもらう、出かけてきてもらうきっかけづくりだったかもしれません。
でもそれだけではありませんでした。そこに地元の人が加わり、自分たちで美郷町を伝えようとしたことは本当に嬉しく思いました。
今後もぜひ「みさと文学賞」を続けてほしいですし、そこに美郷町の心が描き出される作品がこれからも出てくることを期待しています。
贈賞式が終わり、「西の正倉院」にいって記念撮影後、原田須美雄さんの案内で見学。
16年前、初めて師走祭りを訪ねたときもこうして原田さんが案内してくださったなあと思い出しました。
その後は南郷・山霧温泉に入り、受賞者のみなさんと関係者のみなさんとで宴会。
審査委員長の作家・中村航さんが、受賞者の方と一緒に温泉につかって話をするなんて、こんな面白い文学賞ないですねと話していらっしゃいましたが、本当に、美郷らしい時間を過ごすことができました。
受賞者のかたも関係者のかたも、本当に集まった方々が魅力的な方々でした。
みんなで盛り上げましょうという気持ちが出ている、とても気持ちのいい日になりました。
この文学賞創設のきっかけとなった特別審査員の高野誠鮮さん、ありがとうございました。
宴会を終えて、ここで飲んでるぞーと連絡をくれた神門神社宮司ほか友人たちのいるお店へ。
とおもったら、みなさんも一緒に流れ込んで、またまた楽しい時間を過ごし、あっという間に一日が終わったのでした。
こんなタイトなスケジュールのなかで、訪ねてきてくださった方、電話をくださった方、本当にありがとうございました。
やっぱり故郷に帰ってきた、そんな時間を過ごすことができました。