ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

タキさんと茶粥

2005-03-28 00:32:18 | シホのホ(雑記帳)
熊野の合同調査でお世話になっている、湯ノ谷のタキさんがお亡くなりになりました。92歳でした。

私がタキさんのお宅に伺ったのは、泊り込みで調査に伺っているN村さんを迎えに行った時のことです。
突然現れた私にも、茶粥を勧めてくださり、それは地元のKさんから「タキばあさんの茶粥は天下一品」と
聞いていたので、ガッツポーズで台所に上がりこみ、熊野の味をあれこれと食べさせていただきました。

その時、タキさんを囲む人たちの温かさが部屋全体に広がっていて、
その中に自然に振舞っていらした調査者であるN村さんを、本当に羨ましく思いました。
こういう調査をしたいと思いました。

訃報をうけ、何よりも先ず私は、N村さんがどれほど哀しい思いをされているだろうと思いました。
今日、東京からとんぼ返りでタキさん宅にいらしたと聞きました。

出会いの後には必ず別れがあって、それは本当に辛いことです。
でも、その辛さは、出会えたからこそのもの。
タキさんの御冥福をお祈りしています。
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八丈島から春!

2005-03-26 21:29:13 | シホのホ(雑記帳)
八丈島のS本さんから、今年も鮮やかな色合いのフリージアが抱えるほど送られてきました。
もう春なんだなあと、感激しつつ電話をかけると、S本さんは来客があり、島を案内しているとかで、
久々におつれあいとお話することができました。
もう2年か3年前になるのですが、八丈島民大学の講師として呼んでいただいたとき、
S本さんから、ホテルでは寂しいだろうからと御自宅に泊まるようにお誘いいただきました。
まだその時私はお連れ合いにお会いしたことがなく、
島民大学は2日間の講義、加えて天候によって飛行機が飛ばなくなるからと前日入り。
ちょっと泊めてもらうわけではないのです。
それはあまりに御迷惑をかけるし、申し訳ないと言ったのですが、「そんな人じゃないから」と言われ、泊めてくださることになりました。

ほんとうにほんとうに、おつれあいは「そんな人」ではなく、まるで娘が帰ってきたように迎えてくださいました。そして八丈島の魅力を存分に味あわせてくださいました。
帰りの飛行機は八丈島らしく、やはり強風で飛ばず、もう1泊泊めていただくことになってしまったのですが、
帰り際には「また八丈島に帰っておいで」と見送ってくださいました。

久々にお話した声は変わらずお元気で、八丈島も今年は風が強く、フリージア祭りは始まったけれど、
まだ花はこれからの状態とのことでした。
そして愛知万博の様子をテレビで見ていらしたそうで、この時期に雪が降るなんてどういう寒さなの?と話しながら、
「健康には気をつけなきゃダメよ!」と、実家の母のように気遣ってくださいました。

研究調査をきっかけに、たくさんの土地を訪ね、たくさんの人と出会います。
そしていつも思うのは、私は遠くからの温かい励ましにいつも支えられているということです。
本当にありがとうございます。
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ピカイチとK門達夫さん

2005-03-25 23:49:50 | シホのホ(雑記帳)
今夜は修了式の打ち上げということで、私の友人Oさん家族と「ピカイチ」で楽しい食事をした。
Oさん夫婦は万博の仕事でクタクタの様子。Oさんの夫はとうとう来れなかった。
「ピカイチ」と聞いてピンと来る方、そう、このお店は中日ドラゴンズファンの集まるお店で有名なところです。
のれんをくぐるところから、ドラキチだねと踏絵をしているような雰囲気。お店の中はドラゴンズ一色…
と思っていたら、おもいのほか、芸能人が多く来ているのを知って驚いた。
テレビでは「手羽先好きです」という人が多いけれど、本当はドラキチの店にきていたのかあ?
壁のサインを見ながら、この人は私たちの世代だとか指差していたら、本物来店。
K門達夫さんが隣のテーブルに座ったので、ワタルに「鼻から牛乳の人だよ」とささやいた。
こういうお店なので、いつ選手がきてもいいようにカメラを持ってくるようにいわれていたので、
せっかくだからK門さんと写真をとらせてもらった。気さくな方だった。

さんざん食べてもういっぱいだあという頃に、応援団の方が来店されたので、今年もよろしくとかなんとか、
また飲みなおした。
応援団の方が「この子知ってる」と、ワタルを指差した。
そう、ワタルは応援団の中に入れてもらって、首に額に筋が出るほど大声で応援する。
それほどドームに足を運んでいるわけではないのに、ワタルって覚えてもらってるんだとビックリした。
流れから、「この子の母です」とかいう自己紹介になってしまった。

いつかこのプロ野球応援団のことで、一本書きたいと思っているのです。
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兄妹の部屋

2005-03-25 17:32:31 | シホのホ(雑記帳)
春休み初日の今日、ワタルとサホからの強い要望もあって、
兄妹で机を並べていた子ども部屋から、ワタルの机を寝室に移し、それぞれの部屋にすることにした。
それぞれの、とはいっても、ただ机が分かれただけなのだけれど、
それだけで、ワタルもサホもじゅうぶん幸せそうだ。

それにしてもワタルもサホも午後からは友達と遊びたいということで、
物凄い勢いで机を移動し、片付けた。
サホは本当のところフライング。「後はお願い!」と山盛りのガラクタを置いてでかけてしまった。

我が家は官舎で、すこぶる狭い。
同じ官舎の人とも、ついつい話題に部屋の狭さがでてきてしまう。
官舎から大きな家に引っ越した人が、「習性で部屋の角とかについ集まってしまうのよね」という。

でも、ちょっと机を移動させただけで、なんとかワタルとサホのとりあえずの希望どおりにできた。
良かった!これでしばらくは「お母さんの本がじゃま!」と言われたりしないだろう。

あとは、私の車の中にあって、出す場所がないために困っている(大学院生室を引き上げたため)
いくつもの段ボール箱を少しずつ何気なく部屋に運び込むことにしよう。
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桜玉

2005-03-24 01:04:38 | シホのホ(雑記帳)
サホが担任の先生にプレゼントする「桜玉」です。
折紙が得意で、ちょっと折り方がわかるとこうやってススッと作ってしまいます。
羨ましいです。

それにしても早く渡したくてうずうずしていたサホ。
よく修了式まで我慢できました。
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