新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

寝床で信心?

2008年01月16日 08時29分35秒 | 写真俳句・エッセー

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映像の除夜に寝床で手を合わせ

 とても信仰心が厚いとは言えない。言うつもりもない。

 そのことは承知しているが、さればとて、決して無信仰ではない。

 神仏を敬う気持ちは、十分に持っている。

 暮れには、

    十二月鎮守にお礼申しあぐ  鵯 一平

 と詠んだ。

 洒落や冗談ではない。

 年の暮れともなれば、神仏にお礼の気持ちを表したい。

 その思いを句にしたものである。真底偽りのない心情である。

 生来の横着者なので、初詣はしていない。

 高校入試の年にしただけだ。この時は、合格祈願だった。

 繰り返すことになるが、私は神仏を敬う気持ちは強いつもり。

 お願いごとよりは、感謝の気持を表したい。

 形に表していない信仰では、ほんものではない、と言われれば、返す言葉はない。

 だが、神仏を敬う気持ちに偽りはない。

 毎年大晦日の深夜、テレビで、除夜の鐘と初詣の実況放送がある。

 たとえ紅白歌合戦を見なくとも、寝床の中で、その実況放送は見ている。

 そして、厳かな気持ちで、新年を迎えている。

   映像の除夜に寝床で手を合わせ  鵯 一平

 神仏に思いが届いていると信じているところ、その思いこみは凄い。

 勝手気儘な信仰とお笑いか? 

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コメント (8)
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