ブログ仲間の某兄の記事に、初恋談義があった。
時折は夢に出ていた初恋の君が、同窓会で会って以来、夢に出てくれなくなったという話である。
意味深長だ。
抱いていた憬れが、再会によって砕かれたということなのだろうか。
山茶花の花言葉は、「理想の恋」、「控えめな恋」だという。
某兄の夢と山茶花の花言葉を考えていたら、俳句にもならない戯れ句が思い浮かんだ。
某兄には申し訳ないが、戯れ句の動機に使わせてもらった。
現(うつ)し世の山茶花散りて恋果てぬ 鵯 一平
写真は平成14年1月26日、市民の森公園で撮影したものである。
椿の落花は醜いが、山茶花の花びらは散っても美しい。
「控えめな恋」の所以だ。
散ってのちも、恨みと思わず、密かに地面を彩っている。
可憐ではないか。片思いに相応しい情景だ。
初恋の君が、ふたたび某兄の夢見に立つよう祈ることにしよう。
某兄さん、ゴメンナサイ。
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