新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

横着正月

2008年01月02日 08時15分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

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ロウバイ さいたま市民の森 2004.1.13

 年が改まって、今日は1月2日。

 今日の写真は、平成16年1月13日に撮影したもの。

 ロウバイではあるのだが、ちょっと目にはロウバイらしからぬ風情だ。

 ロウバイにしては大木で、枝が空に向かって張っている。

 しかも、枯葉を残したまま花が咲いているので、華道で用いている花材よりは少しばかり野性味が感じられる。

 造花のような雰囲気のロウバイは、私の趣味に合わない。葉っぱをつけてたままの枝で咲いているロウバイには、なぜか親しめる。

 下から見ている限り、蝋でこね上げたような硬質な感じはしない。加えて、いい香りが漂っている。

 横着を構えて、今年はまだ外へ出ていない。したがって、平成16年撮影の写真を掲げた次第。

 寒さが苦手なため、冬は特に横着が極まる。この性癖は生来のものだ。

 そのせいか初詣をしたことがない。気持ちはあるが、身体が動かない。

 神仏に関心がないわけではなく、単に横着なだけだと、自分では思っている。

 バチが当たるとは思っていない。なんとも不思議な身勝手さだ。

 私は無神論者ではないつもりだ。

 いわゆる「御幣担ぎ」ではないが、神様と仏様には敬いを感じている。

 しかし、初詣の経験はない。

 いやっ、たった一度だけ、初詣をした。

 高校受験の年だった。懐中電灯を頼りに、初詣客などまったくいない粗末な鎮守様に、たった一人で初詣をした。

 お陰様で、志望校に入ることができた。御利益があったわけだ。

 しかし初詣はそれで終わり。爾来、テレビで初詣を見物している。

 それでも私は無神論者ではない。

 神仏を敬う気持ちに偽りはない。

 神仏からすれば、身勝手なヤツとお思いになるだろうか?

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コメント (5)
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