不耕起冬期湛水法の1番の悩みは水をいかに溜めるかである。厚い波板が普及する前に岩澤信夫さんにうかがった話で、薄い波板を畦の真ん中に埋め込み上から土を載せていくことで35センチの範囲はザリガニとかあの被害は防ぐことができる。問題点としては常に波板の中心点が真ん中にずれないことである。薄い波板の耐用年数が伸びることである。ただ周囲の農家の人の理解や経験が共有できないと摩擦の原因となる。ほかの人は米の作付が終われば水を早く干してしまいたいという要望があると理解を得るのが難しくなる。私はこの3,4年歩行用の田植え機も入らないほど軟らかい水田のため積極的に水をためたくないと考えているうちにやはり雑草が増えてしまった。あらためて池の上の水田に水を溜めたいと思い今年は岩澤方式に拘って35センチの波板を40メートル2日がかりでとりつけた。
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