日本アカガエルさんが産卵に一番安全地帯として選んだところ、ため池の下のT-2水田では畦際で上の水田から少しずつしみだしてくる水を利用している、主だった水の流れ口は避けて、緩やかにみずが流れてくる場所を選んでいる。それは極めて計算されたカエルの生存領域がテレパシーのように納得できる。天井田の場合は閉ざされた環境でため池がありあちこちに水たまりがあるのでカエルさんは選択の幅が広いが、公園側のT-S水田の場合は周辺に湿地が少なく、すぐ下に慣行水田はあるが、そこは農薬が使われたり、常時水があるわけではないことをカエル君は長年の勘で知っている。だから私が水田に水が入るのを待ち構え、水がはいると同時に数百の卵塊を生んだ。とにかく2,3月のこの時期の競演である。日本アカガエルの命を懸けた戦いである。だからこの後6月頃まで順調に育つように水を切らさないように見守っていきたい。その結果コナギなどの雑草も発芽が抑えられコメの生育には影響が少なくなる。