Hit-Chanのワクワクしてるよ!(Hit-Chan's WakuWaku Life!)

アメリカのミネソタでワクワクした事を綴っています。
Hit-Chan's exciting life in MN!

☆ポジティブとネガティブ☆

2010-01-23 09:00:00 | Hit-chanが思う事(My Random Thoughts)
どもども。










昨日の記事を書いて、これは書いておきたいなぁと思ってた事を思い出したので、書いていきたいと思います。










では、いきなりですが、皆様はポジティブネガティブと聞いてどう思われますか?










ポジティブといえば、肯定的だとか楽天的といった、どちらかと言えば良いイメージがあり、ネガティブといえばその逆の否定的、悲観的という悪いイメージがあったりしませんか?









実はHit-chan、病気をしたからいろんな事を考えるようになった訳ではなく、小さな頃から「おばけっているの?」とか「死んだらどこに行くの?」というような事から始まって、その後も「世界」「宇宙」についてしょっちゅう考えていました。










幸い、ママンはそういった疑問に対しても、Hit-chanが子供だからといって笑って終わるのではなく、真剣に1対1で向き合い、「私はこう思うよ。」という風に自分の意見そのままを伝えてくれていました。









そして、Hit-chanが成長するにつれ、抱く疑問も徐々に深くなり、誰かが答えを知っているという訳ではなくなってきたので、ママンと共通の友人を交えたりして、お互いの世界観を交換し楽しむようになりました。










そして、Bashar(バシャール)という本に出会いました。










最初は何だか意味不明で、本を開いてもすぐ閉じたりという事が多々ありました。










でも、最初は意味不明でも、実際生きて新しい事を経験していく中で、ふとした瞬間にBasharの言葉が理解できたりするのです。










Basharの本の中に、Hit-chanの知りたかった事の答えが全てありました。










そして、そのBasharはポジティブとネガティブに関してこういう事を言っています。










「ポジティブなエネルギーは統合するエネルギー。ネガティブなエネルギーは分離するエネルギーです。力は分離すると弱くなり、統合するとよりパワフルになります。」










病気になる前からこの言葉は知っていましたが、だからどうという訳ではなく、「ふ~ん。」という感じでした。










そして、ガンくんが見つかって入院し始めた頃、治療が始まるまでの1ヶ月間、検査以外にとりわけする事もなく暇を持て余していました。










ある日、ベッドの上に寝転び、病室の白い天井を見ながら、これからの病気との付き合い方を何となく考えていました。










医学的には優秀な京大病院の先生達の言う事を素直に聞くにしても、精神的にはどういう立ち位置でガンくんと付き合うのか。。。









「闘病、闘病って言うけど、闘うって気分じゃないしなぁ。。。」










「ガン。。。」










「ガン細胞って。。。」










「無制限に細胞分裂。。。」









あっ!!!










そうです、Hit-chan思ったのです。










Basharの言うとおり、ネガティブが分離するエネルギーという事ならば、無制限に分裂するガン細胞ってネガティブエネルギーの極致じゃないか、と。。。










となれば、そのネガティブなエネルギーを中和するには、ポジティブなエネルギーを送り込めば良いのではないか。










そう思いついたHit-chanは、まずガン細胞をガンくんと呼ぶようにして友好関係を表し、これから始まる治療の全てを「ガンくん一体化計画」というプロジェクトとして捉える事にしました。










そして、何千、何万とあるだろうガンくん達が、1つずつ隣り合ったガンくん達と手をとり合い合体していき、最終的に1つになり周りの正常な細胞と手を取り合体する、というイメージを作りました。










そして、Hit-chanは褒めて伸びるタイプなので、Hit-chanの一部であるガンくんが合体するたびに、










「おっ、ガンくん、やるね。良いよ!その調子、最高!」










と、とにかく褒めてあげるようにしました。










もちろん、あくまでもこれはHit-chanの頭の中だけの話ですよ。(笑)










で、治療が進むにつれて体力的にはきつくなってくる訳ですが、主治医の先生から「○○の数値が下がってる。抵抗力が弱くなってる。」などと教えてもらった時には、










ベッドに寝転びながらも、頭の中では、










「Hit-chanの体の中のみんな、いつもありがとう!実は今な、○○値を上げる人たちが大変みたいやねん。みんなもほんま大変やろうけど、ちょっと手伝ってあげてくれへん?頼むわ。」










とお願いしていました。










そして、このイメージ作戦が功を奏したかどうかの確証がある訳ではありませんが、ガンくん一体化計画が完了してから2年後の今、ガンくんは正常細胞と一体化したままでいてくれています。









もちろん、この時代の日本に生まれ、最新医療が受けられた事、京大病院の先生、看護師、スタッフの方々、家族、友人を始め、本当にたくさんの方々のお陰なのは言うまでもありません。










ただ、その事とは別に、病気との精神的な付き合い方の一つの例として、Hit-chanのお話が誰かの気持ちにインスピレーションを与えられれば、と書いてみました。









本当、ポジティブとネガティブってどっちが良い、悪いって無いんですよ。










流れに従うのがポジティブで、流れに逆らうのがネガティブ。










その時々によってやりたい方って違うと思います。










ただ言える事は、Hit-chanは楽するのが好きなので、断然ポジティブ派です。(爆)










という事で、今日もこのへんで。。。










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