こんばんは、白黒茶々です。
今月初旬の休日に白黒茶々家は、今いろんな意味で全国から注目されている浜岡原子力発電所がある静岡県御前崎市に行ってきました。
御前崎市は、数年前に浜岡町と御前崎町が合併してできた市です。ちなみにこの市役所は、旧浜岡町の役場として建てられたものをそのまま使っています。それにしても、立派な建物ですね。
その市役所の近くには、これもまた浜岡町の頃に建設された豪華な図書館と………
町営にしては立派な、浜岡球場があります。 この球場は立地や施設の面でも優れていて、高校野球の公式戦にも使われています。
これらの他にも同市内には、露天風呂や屋外プールを備えた温水水泳場ぷるるや、大規模な病院などがあります。
ちょっと豪華なこれらの施設は、浜岡原発の交付金などによって建てられたそうです。
私の自宅から60キロほど東にいったところに、浜岡原発はあります。 また、この原発には入場無料の広報館こと浜岡原子力館が併設されているので、そちらのほうに入ってみることにしましょう。
こちらの施設には、地球の環境や資源についての内容に加えて、原子力発電の仕組みなどの展示がなされています。
館内にある150人収容の半円形型の巨大なオムニマックスシアターは、迫力満点です。気になる内容のほうは原発からは少し離れていて、9月末までは大自然の神秘こと「いきものがたり」や、魚たちの冒険物語「月の魔法とサンゴの海」となっております。
ちなみにこのオムニマックスシアターは、受け付け横にある機械で、希望の上映時間の整理券を発行すれば、無料で観ることができます。
また参加型のクイズでは、最終的に順位が発表されることもあって、子供だけではなく大人もつい熱くなってしまいます。
それから、この施設の中心となる展示に、実物大の原子炉の切断模型があります。パイプオルガンのようにも見えるのですけど、中心にある細長い管はウランの燃料棒なのですよ。
あと、エレベーターで建物上部の展望台まで上ると、浜岡砂丘の向こうに広がる太平洋や、御前崎市の中心部だけではなく、発電所の全体を臨むこともできます。
東日本大震災があった頃、こちらの浜岡原発は1、2号機は廃炉の手続きに向けて休止中で、3号機は点検のために運転を停止させていました。さらに、1、2号機に代わる6号機の建設や、プルサーマル(使用済み核燃料を加工して再利用する)も地元の合意を得たところでした。福島第一原発の事故が起こってしまった以上、それらの計画は予定通りにというワケにはいきませんよね。
さらに、浜岡原発は海辺やプレートの上に建てられたというだけではなく、近いうちに来るといわれている東海地震の中心にも位置しています。それだけではなく、万が一事故があったとしたら、東西交通が遮断され、首都圏にも放射能が及ぶ恐れがあるということで日本一、いや、世界一危険な原発として槍玉に挙げられました。
それらの理由で、管首相から運転中の4、5号機を含めた原子炉全部を停止するように要請があって、今月中旬に実行されました。
浜岡原発の原子炉が停止している現在でも、浜岡原子力館のほうは営業しています。その施設を見学すれば、原発のことを知ることができるので、原発に賛成の人にも反対の人にもオススメです。 この施設は決して原発推進を洗脳するものではないので、肩肘張らなくても大丈夫ですよ~
今回は、箔日記にしては珍しく重い話になってしまいましたけど、次回は一変して御前崎市のネタでも軽い話……… というよりは、美味しくて懐かしい話題にするので、どうかそちらのほうにもお付き合いくださいませ~
原発のことが気になる方は、こちらの投票してやってください。
今月初旬の休日に白黒茶々家は、今いろんな意味で全国から注目されている浜岡原子力発電所がある静岡県御前崎市に行ってきました。
御前崎市は、数年前に浜岡町と御前崎町が合併してできた市です。ちなみにこの市役所は、旧浜岡町の役場として建てられたものをそのまま使っています。それにしても、立派な建物ですね。
その市役所の近くには、これもまた浜岡町の頃に建設された豪華な図書館と………
町営にしては立派な、浜岡球場があります。 この球場は立地や施設の面でも優れていて、高校野球の公式戦にも使われています。
これらの他にも同市内には、露天風呂や屋外プールを備えた温水水泳場ぷるるや、大規模な病院などがあります。
ちょっと豪華なこれらの施設は、浜岡原発の交付金などによって建てられたそうです。
私の自宅から60キロほど東にいったところに、浜岡原発はあります。 また、この原発には入場無料の広報館こと浜岡原子力館が併設されているので、そちらのほうに入ってみることにしましょう。
こちらの施設には、地球の環境や資源についての内容に加えて、原子力発電の仕組みなどの展示がなされています。
館内にある150人収容の半円形型の巨大なオムニマックスシアターは、迫力満点です。気になる内容のほうは原発からは少し離れていて、9月末までは大自然の神秘こと「いきものがたり」や、魚たちの冒険物語「月の魔法とサンゴの海」となっております。
ちなみにこのオムニマックスシアターは、受け付け横にある機械で、希望の上映時間の整理券を発行すれば、無料で観ることができます。
また参加型のクイズでは、最終的に順位が発表されることもあって、子供だけではなく大人もつい熱くなってしまいます。
それから、この施設の中心となる展示に、実物大の原子炉の切断模型があります。パイプオルガンのようにも見えるのですけど、中心にある細長い管はウランの燃料棒なのですよ。
あと、エレベーターで建物上部の展望台まで上ると、浜岡砂丘の向こうに広がる太平洋や、御前崎市の中心部だけではなく、発電所の全体を臨むこともできます。
東日本大震災があった頃、こちらの浜岡原発は1、2号機は廃炉の手続きに向けて休止中で、3号機は点検のために運転を停止させていました。さらに、1、2号機に代わる6号機の建設や、プルサーマル(使用済み核燃料を加工して再利用する)も地元の合意を得たところでした。福島第一原発の事故が起こってしまった以上、それらの計画は予定通りにというワケにはいきませんよね。
さらに、浜岡原発は海辺やプレートの上に建てられたというだけではなく、近いうちに来るといわれている東海地震の中心にも位置しています。それだけではなく、万が一事故があったとしたら、東西交通が遮断され、首都圏にも放射能が及ぶ恐れがあるということで日本一、いや、世界一危険な原発として槍玉に挙げられました。
それらの理由で、管首相から運転中の4、5号機を含めた原子炉全部を停止するように要請があって、今月中旬に実行されました。
浜岡原発の原子炉が停止している現在でも、浜岡原子力館のほうは営業しています。その施設を見学すれば、原発のことを知ることができるので、原発に賛成の人にも反対の人にもオススメです。 この施設は決して原発推進を洗脳するものではないので、肩肘張らなくても大丈夫ですよ~
今回は、箔日記にしては珍しく重い話になってしまいましたけど、次回は一変して御前崎市のネタでも軽い話……… というよりは、美味しくて懐かしい話題にするので、どうかそちらのほうにもお付き合いくださいませ~
原発のことが気になる方は、こちらの投票してやってください。
今は運転は止まっているけど、炉心はずっと冷却し続けないといけないんですよね。
でも、地元の人達にとっては、原発のおかげで色んなところが潤ってきたという経緯もあるだろうし、本当に難しい問題ですよね。
たつぴくんはどんな感想だったか、ちょっと聞いてみたい気がしました。
その原発ですけど、停止してからも管理などの手間がかかって大変みたいです。それだけではなく、原発関連の仕事をしている人たちにも影響が出るので、こちらのほうもこれからが大変ですよね。
たつぴに「広報館を見に行った感想は?」と聞いてみたところ、「面白かった」と答えました。ま、まあ……… 原発に対しての切り口は、人それぞれですからね。 というよりは、彼にとってはクイズコーナーやオムニマックスシアターが楽しかったみたいです。
今回のことでいろいろと考えさせられました。
浜岡原発に関しては賛否両論あるけれど
事故が起こる前に考えることは大切だと思います。
地震がいつどのくらいの規模でおこるのかは全く読めないのですけど、原発の事故は絶対あってはなりません。浜岡原発の運転を停止させて、そこから新たなものを生み出していくようにしたいです。