こんばんは、白黒茶々です。
前回、私が黒船電車に乗って、目的地の伊東市に着くというまさにその時に日記を終わらせてしまい、「温泉情緒を受け入れる体勢で待っていたのに、あんまりだー 」とか「待たされたおかげで、湯冷めしちゃった 」(?)という方もいらっしゃると思います。たぶん、きっと。ということで、今回はいきなり伊東駅に降り立ったところから始めさせていただきます。
………という流れで、やって来ましたよ 伊東市に。伊東温泉の玄関口となる伊東駅の駅舎は、昭和13年(1938年)に建てられたときのままで、レトロ感が漂っています。 そういえば、お昼がまだだったので………
こちらの名物駅弁となっている、祇園さんのいなり寿し(600円)をいただくことにしましょう。 その中身はご覧の通り、いなり寿しだけのシンプルなものなのですけど、絶妙なバランスの酢飯を、甘辛く味付けされた油揚げが包み込んでいます。しかも後味はくどくなく、1コ食べたらあとを引く美味しさでした。 それらをあっという間に平らげたら、マリンタウンの前に、伊東市のほうで私が行っておきたいところに向かいますよ 駅から南に7分ほど歩いていったら………
見えてきましたよ 東海館が。市の中心部を流れる松川沿いに建つこちらの立派な建物は、昭和3年(1928年)に庶民の温泉宿として開業しました。 その後、昭和24年(1949年)ぐらいまで増改築がおこなわれ、今日見られる規模と姿になりました。
しかし、平成9年(1997年)に宿泊施設としての営業を終了。平成11年(1999年)から2年ほどかけて耐震補強などの修復工事がおこなわれ、現在は観光・文化施設として一般に開放されています。
またこちらの建物は、「テルマエ・ロマエ」の原作漫画のほうで「伊藤温泉東林館」として登場し………
古代ローマ時代からワープしてやって来た主人公のルシウスは、なりゆきからその温泉旅館に住み込みで働くことになりました。
そんな感じで、そのモデルとなったこちらの東海館。その入口付近には、「テルマエ・ロマエ」に描かれたことを示す案内看板が、どこか誇らしげに掲げられていました。
その玄関は、唐破風の屋根に旭と鶴の彫刻も飾られていて、昭和初期の温泉情緒が漂っています。 といったトコで、その入口から入っていき、入場料の200円を払って、いよいよその館内に入っていきますよ
東海館のことは、箔波日記の中では今回初めて紹介するのですけど、実は私は10年以上も前に1度だけ、こちらを訪れたことがあるのですよ。 その際には500円の入浴料を追加し、館内に残されている大浴場のお湯に浸かってきました。
まずは、こちらの廊下をお進みください。 それぞれの客室は、一戸建て風となっていて、戸や飾り窓もとてもおしゃれです。 そうしたら、その一番奥の「葵の間」にお入りくださいませ。
さ、遠慮なくどうぞ。………って、私のほうが図々しいのですけど。 こちらは客室の中では広くて豪華なほうで、板敷きの廊下の他にも別室が併せられています。
葵の間でくつろいだら、今度は2階にご案内いたします。その階段の手すりや壁に開いた窓にも、味がありますね。 では、今度は2階奥の「牡丹の間」に遠慮なくお入りくださいませ。
こちらの書院の欄間や障子には、幾何学模様や網干し状のデザインが施されていて、職人の技術の高さを感じることができます。旅館は廃業してしまったのですけど、事前予約や高い宿泊料を払わなくても、これらの伝統的で貴重な日本の建築美を見ることができるなんて、なんか得した気分です。
………と、ノッてきたところで、今度は3階に向かいますよ こちらにも、1階や2階のような客室があるのですけど………
二間ぶち抜けば、120畳敷きにもなるという大広間があるのですよ こちらの空間は、かつては宴会などに使われたと思われます。
その舞台には芸者さんのマネキンが置かれていて、私が近付いたらセンサーでお囃子が流れてきたので、一人宴会をやってみました。 それでもちょっと恥ずかしいので、今は誰も来ないで ………なんて言いつつも、ブログでその様子を大々的に公表しているのですけど。
東海館の見学可能なところは、これでお仕舞いではありません。ということで、皆様はもう少しだけお付き合いくださいませ。 大広間3階から、さらに上に続く階段があって、そこを上っていくと………
5階部分の望楼に行き着きます。
温泉街ということで、まわりには高い建物が林立していて、完成時ほど眺望はよくないのですけど、海側に初島を見ることができます。 それだけではなく、なんとなくお城の天守の最上階にいて、そのあたりを支配してるような気分を味わうこともできました。 東海館の案内は、以上で終わりとなります。そうしたら、次の目的地までは歩いていきますよ。
ハア、ハア……… 目安では徒歩20分ほどで着くことになっているのですけど、海岸沿いの道路はかなり長く感じます。 それに、まだ暑いですし。とかなんとか言いつつ、頑張って歩いていったら………
なんとか伊東マリンタウンにたどり着くことができました。 こちらは国道135号線沿いにある道の駅で、広大な駐車場はもちろんのこと………
マリーナや伊東海岸の風景を見渡せるテラスや………
イカの塩辛やキムチ漬け、タコのわさび漬け、………といった海産加工物の試食が充実しているお土産のフロア、近海で獲れた魚介類が食べられるレストランなどの他にも………
全長43m、最大入浴人数が70人にもなる「あったまり~な」という足湯も備わっているのですよ ドライブで疲れた方は、目の前に広がる相模湾を眺めながら、こちらに足を浸し、ゆったりとした時間をお過ごしくださいませ。
さらにその近くには、「わんらぶゆ~」というワンコ専用の足湯も用意されているのですよ ただし、こちらのほうは人間用より早い15時で終了してしまうので、お気を付けくださいませ。
………といったところを仰ぎ見たら、いよいよこの日の最終目的地となるシーサイドスパに入りますよ
伊東温泉には単純温泉、塩化物泉などがあって、源泉数は日本国内で3位、毎分の湧出量は4位と豊富で、東日本随一であります。 さらに、お湯は肌に優しく、疲れや肩コリに効果があったように感じます。はぁ~~~、極楽極楽。
せっかく温泉で疲れや汗を流したのに、歩いて帰るのはイヤ ………という、私のような方でもご安心ください。伊東マリンタウンから伊東駅に直通するバスが出ているので。これに乗れば、5分ほどで駅にたどり着くことができるのですよ。
そこからさらに在来線で3時間半ほどかけて、私は今回の癒しの旅を無事に終わらせました。 ちなみに、私にとって伊東温泉は通算4度目となるのですけど、初めてだったところは「4126体操」でお馴染みのサンハトヤでした。
今回は列車での移動ということもあって、おすすめスポットは市の中心部でしたけど、伊東市周辺にはワンコに優しい施設がたくさんあります。なので、もう少し時間のあるときに、今度は車での移動で箔や波を連れていきたいです。
ハトヤのCM曲を歌える方は、こちらに投票してやってください。
前回、私が黒船電車に乗って、目的地の伊東市に着くというまさにその時に日記を終わらせてしまい、「温泉情緒を受け入れる体勢で待っていたのに、あんまりだー 」とか「待たされたおかげで、湯冷めしちゃった 」(?)という方もいらっしゃると思います。たぶん、きっと。ということで、今回はいきなり伊東駅に降り立ったところから始めさせていただきます。
………という流れで、やって来ましたよ 伊東市に。伊東温泉の玄関口となる伊東駅の駅舎は、昭和13年(1938年)に建てられたときのままで、レトロ感が漂っています。 そういえば、お昼がまだだったので………
こちらの名物駅弁となっている、祇園さんのいなり寿し(600円)をいただくことにしましょう。 その中身はご覧の通り、いなり寿しだけのシンプルなものなのですけど、絶妙なバランスの酢飯を、甘辛く味付けされた油揚げが包み込んでいます。しかも後味はくどくなく、1コ食べたらあとを引く美味しさでした。 それらをあっという間に平らげたら、マリンタウンの前に、伊東市のほうで私が行っておきたいところに向かいますよ 駅から南に7分ほど歩いていったら………
見えてきましたよ 東海館が。市の中心部を流れる松川沿いに建つこちらの立派な建物は、昭和3年(1928年)に庶民の温泉宿として開業しました。 その後、昭和24年(1949年)ぐらいまで増改築がおこなわれ、今日見られる規模と姿になりました。
しかし、平成9年(1997年)に宿泊施設としての営業を終了。平成11年(1999年)から2年ほどかけて耐震補強などの修復工事がおこなわれ、現在は観光・文化施設として一般に開放されています。
またこちらの建物は、「テルマエ・ロマエ」の原作漫画のほうで「伊藤温泉東林館」として登場し………
古代ローマ時代からワープしてやって来た主人公のルシウスは、なりゆきからその温泉旅館に住み込みで働くことになりました。
そんな感じで、そのモデルとなったこちらの東海館。その入口付近には、「テルマエ・ロマエ」に描かれたことを示す案内看板が、どこか誇らしげに掲げられていました。
その玄関は、唐破風の屋根に旭と鶴の彫刻も飾られていて、昭和初期の温泉情緒が漂っています。 といったトコで、その入口から入っていき、入場料の200円を払って、いよいよその館内に入っていきますよ
東海館のことは、箔波日記の中では今回初めて紹介するのですけど、実は私は10年以上も前に1度だけ、こちらを訪れたことがあるのですよ。 その際には500円の入浴料を追加し、館内に残されている大浴場のお湯に浸かってきました。
まずは、こちらの廊下をお進みください。 それぞれの客室は、一戸建て風となっていて、戸や飾り窓もとてもおしゃれです。 そうしたら、その一番奥の「葵の間」にお入りくださいませ。
さ、遠慮なくどうぞ。………って、私のほうが図々しいのですけど。 こちらは客室の中では広くて豪華なほうで、板敷きの廊下の他にも別室が併せられています。
葵の間でくつろいだら、今度は2階にご案内いたします。その階段の手すりや壁に開いた窓にも、味がありますね。 では、今度は2階奥の「牡丹の間」に遠慮なくお入りくださいませ。
こちらの書院の欄間や障子には、幾何学模様や網干し状のデザインが施されていて、職人の技術の高さを感じることができます。旅館は廃業してしまったのですけど、事前予約や高い宿泊料を払わなくても、これらの伝統的で貴重な日本の建築美を見ることができるなんて、なんか得した気分です。
………と、ノッてきたところで、今度は3階に向かいますよ こちらにも、1階や2階のような客室があるのですけど………
二間ぶち抜けば、120畳敷きにもなるという大広間があるのですよ こちらの空間は、かつては宴会などに使われたと思われます。
その舞台には芸者さんのマネキンが置かれていて、私が近付いたらセンサーでお囃子が流れてきたので、一人宴会をやってみました。 それでもちょっと恥ずかしいので、今は誰も来ないで ………なんて言いつつも、ブログでその様子を大々的に公表しているのですけど。
東海館の見学可能なところは、これでお仕舞いではありません。ということで、皆様はもう少しだけお付き合いくださいませ。 大広間3階から、さらに上に続く階段があって、そこを上っていくと………
5階部分の望楼に行き着きます。
温泉街ということで、まわりには高い建物が林立していて、完成時ほど眺望はよくないのですけど、海側に初島を見ることができます。 それだけではなく、なんとなくお城の天守の最上階にいて、そのあたりを支配してるような気分を味わうこともできました。 東海館の案内は、以上で終わりとなります。そうしたら、次の目的地までは歩いていきますよ。
ハア、ハア……… 目安では徒歩20分ほどで着くことになっているのですけど、海岸沿いの道路はかなり長く感じます。 それに、まだ暑いですし。とかなんとか言いつつ、頑張って歩いていったら………
なんとか伊東マリンタウンにたどり着くことができました。 こちらは国道135号線沿いにある道の駅で、広大な駐車場はもちろんのこと………
マリーナや伊東海岸の風景を見渡せるテラスや………
イカの塩辛やキムチ漬け、タコのわさび漬け、………といった海産加工物の試食が充実しているお土産のフロア、近海で獲れた魚介類が食べられるレストランなどの他にも………
全長43m、最大入浴人数が70人にもなる「あったまり~な」という足湯も備わっているのですよ ドライブで疲れた方は、目の前に広がる相模湾を眺めながら、こちらに足を浸し、ゆったりとした時間をお過ごしくださいませ。
さらにその近くには、「わんらぶゆ~」というワンコ専用の足湯も用意されているのですよ ただし、こちらのほうは人間用より早い15時で終了してしまうので、お気を付けくださいませ。
………といったところを仰ぎ見たら、いよいよこの日の最終目的地となるシーサイドスパに入りますよ
伊東温泉には単純温泉、塩化物泉などがあって、源泉数は日本国内で3位、毎分の湧出量は4位と豊富で、東日本随一であります。 さらに、お湯は肌に優しく、疲れや肩コリに効果があったように感じます。はぁ~~~、極楽極楽。
せっかく温泉で疲れや汗を流したのに、歩いて帰るのはイヤ ………という、私のような方でもご安心ください。伊東マリンタウンから伊東駅に直通するバスが出ているので。これに乗れば、5分ほどで駅にたどり着くことができるのですよ。
そこからさらに在来線で3時間半ほどかけて、私は今回の癒しの旅を無事に終わらせました。 ちなみに、私にとって伊東温泉は通算4度目となるのですけど、初めてだったところは「4126体操」でお馴染みのサンハトヤでした。
今回は列車での移動ということもあって、おすすめスポットは市の中心部でしたけど、伊東市周辺にはワンコに優しい施設がたくさんあります。なので、もう少し時間のあるときに、今度は車での移動で箔や波を連れていきたいです。
ハトヤのCM曲を歌える方は、こちらに投票してやってください。
ブログに出てくる公園は、サンハトヤの近くだったのですか 今度は声を掛けさせていただきます。
この辺は、ライムのお散歩コースですよ!
サンハトヤの近くの公園がほとんど毎日行ってる所なんです、、今度は、ライムに会いに来てね~