こんばんは、白黒茶々です。
小学校が夏休みに入り、子供会の会長となった箔母さんにとっては最初のヤマ場がやって参りました。そのヤマ場とは……… それはズバリ、小学校の校庭を使って行われる、子供キャンプのことです。

えっ、キャンプ?おれっちも行きたいのだ!
すまないが、今回は箔を連れていくワケにはいかないのだよ。
彼女はその行事が始まる前から、大量の皿や紙コップを調達したり、人を割り振ったりと、その準備に奔走していました。
そこで、私が「大変だね~、その日は私は仕事だから、最初から手伝うことはできな………」と言おうとしたら、「白黒茶々さん、『火の神』をやらない?」と、吹っかけてきました。「火の神って……… 他にやれそうな人はいないの?
」「いないだよ~」「それじゃあ二択じゃなくて、『やる』って言うしかないじゃん
」「私は会長の挨拶があって、たつぴはインリーダーとして締めの挨拶があるから、白黒茶々さんも何かやらないと」「そう言われても………」箔母さんとたつぴは役員としての挨拶だからまだいいものの、私は「火の神」なんて得体の知れないものをやらされるのですよ
さらに「白黒茶々さんの思うままにやってもらっていいから」と言われても……… 私は「火の神」に対して、オートベルのCMの翔んでいる王様や、怪物くんのお父さんの怪物大王あたりをイメージしてしまいました。それが上手くキマったとしたら、私の称号は「たつぴのお父さん」から「火の神」に変わることでしょう。とは言っても、それはいいことなのか、悪いことなのか?
とにかく、そうと決まったからには、子供達の前でしゃべる「火の神」のセリフを練習しなければなりません。それ以来、私は食事前やトイレの中、車の運転中などに「火の神」の習得に努めました。

そして、ついに子供キャンプの日がやって参りました。
私はその日は夕方からの参加となりましたけど、小学校に駆け付けた頃にはすでに夕食は終わり、私のぶんのカレーライスだけが辛うじて残されていました。
飯盒で炊いた御飯に大鍋で作られたカレーはコクがあって、とても美味しかったですよ~

腹ごしらえが終わったら、キャンプのお楽しみの一つの、キャンプファイヤーが始まります。
また、私が演じる火の神の出番も………
「え~と……… 火の神って、何か衣装みたいなものがあるのでしょうか?」「特に決まり事はないので、そのままの格好で出てもらっても構いませんよ」いくらなんでも、それはないですよ~
そこで、昨年使ったと思われる小道具をゴソゴソやってみたら、使えそうなものが出てきました。その結果………

このような火の神が出来上がりました。
う~む……… 何かの怪しい宗教家にも見えなくはないのですけど、ま、まあいいでしょう。

数人のリーダーが誓いの言葉を唱え、彼らが薪に点火したあと、いよいよ私の、いや、火の神の出番となります。
「私は、秋葉の山から降りてきた火の神である。今宵、白すぴの子ども達が集い、歌い踊ると聞きやって来た。………(中略)……… この夏の素晴らしい思い出をつくろうではないか
」
しかし、これで帰れると思っていてはいけません。
このあとも火の神は、みんなのキャンプファイヤーを見守る……… というよりは、もり立てなければならないのです。それでも、このような集いは私にとっては小学校の宿泊訓練以来で、とても懐かしく楽しいものとなりました。
ふと気が付いたら、私は子供達と一緒になって歌い踊る火の神と化していました。
そして指導員の指示のもと、「私は今から山に帰る、今宵は楽しい集いであった、ではさらばぢゃ
」のセリフを残し、退場となりました。

火の神は山に帰っても、私はまだこのイベントを手伝わなければなりません。今度は着火マンを片手に、子供達の花火に火を付けてあげることに。
そんなことをやっていたら、「あっ、火の神だ
」という声も聞こえてきました。そうしたら「火の神は残業なのぢゃ」と応えるしかありません。

花火のあとにも、まだお楽しみはありますよ~
今度は、夏にやっておきたいものの一つの、肝試しです。
子供達を数人のグループに分け、決められた順路を廻らせるのですけど、その所々にこのような生首や、脅かす人が配置されました。
その後、あちこちから子供達の悲鳴や雄叫びが聞こえてくることに。その夜の肝試しは大成功のようです。
仕掛けが盛り沢山で楽しかったキャンプ初日の夜は、このようにして終わり、あとは子供達にテントで寝てもらうだけです。私たち大人は外からその様子を見守るのですけど、テンションの上がった彼らはなかなか寝てくれません。その話し声は深夜になってもやまず、私たちは適当なところで車などに入って仮眠することに。

ところが、翌朝私たちが目覚めたら、このようなことに。
土砂降りの雨の中では、テントの様子を見に行くこともできません。どうか、みんなが無事でありますように~
それでも、一部のテントで雨水が少し浸みた程度で済み、やがてその雨のほうも小降りになってきたので、子供達には体育館のほうに移動してもらいました。そして、そちらで朝食、閉会式、解散の運びとなりました。
しかし、まだ完全に終わったワケではありません。私たち大人には、後片付けという仕事が残っているのです。
しかも、先程の大雨で濡れた大量のテントをしまわなければならないなんて……… それらがある程度乾く夕方まで待ってから作業を開始し、夜の8時近くになってようやくすべてが終わりました。
今回の場所は小学校の校庭でしたけど、キャンプは大自然の中で非日常を楽しむという醍醐味があります。
そのためには、多少やっかいな準備や後片付けがあっても構わない。……… そう思いたいです。

キャンプファイヤーで目立ちたい方は、こちらに投票してやってください。
小学校が夏休みに入り、子供会の会長となった箔母さんにとっては最初のヤマ場がやって参りました。そのヤマ場とは……… それはズバリ、小学校の校庭を使って行われる、子供キャンプのことです。


えっ、キャンプ?おれっちも行きたいのだ!
すまないが、今回は箔を連れていくワケにはいかないのだよ。

彼女はその行事が始まる前から、大量の皿や紙コップを調達したり、人を割り振ったりと、その準備に奔走していました。





とにかく、そうと決まったからには、子供達の前でしゃべる「火の神」のセリフを練習しなければなりません。それ以来、私は食事前やトイレの中、車の運転中などに「火の神」の習得に努めました。


そして、ついに子供キャンプの日がやって参りました。




腹ごしらえが終わったら、キャンプのお楽しみの一つの、キャンプファイヤーが始まります。

「え~と……… 火の神って、何か衣装みたいなものがあるのでしょうか?」「特に決まり事はないので、そのままの格好で出てもらっても構いませんよ」いくらなんでも、それはないですよ~


このような火の神が出来上がりました。



数人のリーダーが誓いの言葉を唱え、彼らが薪に点火したあと、いよいよ私の、いや、火の神の出番となります。

「私は、秋葉の山から降りてきた火の神である。今宵、白すぴの子ども達が集い、歌い踊ると聞きやって来た。………(中略)……… この夏の素晴らしい思い出をつくろうではないか

しかし、これで帰れると思っていてはいけません。


そして指導員の指示のもと、「私は今から山に帰る、今宵は楽しい集いであった、ではさらばぢゃ



火の神は山に帰っても、私はまだこのイベントを手伝わなければなりません。今度は着火マンを片手に、子供達の花火に火を付けてあげることに。



花火のあとにも、まだお楽しみはありますよ~

子供達を数人のグループに分け、決められた順路を廻らせるのですけど、その所々にこのような生首や、脅かす人が配置されました。

その後、あちこちから子供達の悲鳴や雄叫びが聞こえてくることに。その夜の肝試しは大成功のようです。

仕掛けが盛り沢山で楽しかったキャンプ初日の夜は、このようにして終わり、あとは子供達にテントで寝てもらうだけです。私たち大人は外からその様子を見守るのですけど、テンションの上がった彼らはなかなか寝てくれません。その話し声は深夜になってもやまず、私たちは適当なところで車などに入って仮眠することに。


ところが、翌朝私たちが目覚めたら、このようなことに。

それでも、一部のテントで雨水が少し浸みた程度で済み、やがてその雨のほうも小降りになってきたので、子供達には体育館のほうに移動してもらいました。そして、そちらで朝食、閉会式、解散の運びとなりました。

しかし、まだ完全に終わったワケではありません。私たち大人には、後片付けという仕事が残っているのです。


今回の場所は小学校の校庭でしたけど、キャンプは大自然の中で非日常を楽しむという醍醐味があります。





それでも、くれぐれも展覧会やオフ会等のイベントで、「あっ
でも、これからは火の神様って呼ばれるなんて素敵ですね
…ちなみに、吹き出したのは、東海道線のグリーン車の中です。
え~~ん、恥ずかしかったです~でも、白黒茶々さんらしくって想像してしまいました!