波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

波乱含みの地域の祭り

2018-10-31 01:58:30 | 年間行事
ハッピーハロウィン!白黒茶々です。
………とはいっても、今回は日本のお祭りの話です。

すでにかなり前のことになってしまいましたけど、月をまたぐようにして上陸した台風24号は驚異的でした。 白黒茶々地方も含めた広い範囲で停電となってしまって大変だったのですけど………



近くの神社の境内には大木が倒れ落ちていて、足の踏み場もない状態でした。 その5日後には祭典があって、さらに6日後には御祈祷でそこにたくさんの人が集まることになっているのですけど、予定通りに開催することはできるのでしょうか?そのような中でも御神木は無事で、拝殿や灯篭などは奇跡的に被害から免れていました。このようなところで、神的なものを感じさせられましたよ。 台風襲撃から3日後の木曜日の朝に、その様子を撮ろうとしたのですけど………



ちょうど片付け作業の真っ最中で、邪魔になってはいけないので断念。 皆さまには、裂けた木や辛うじて残った丸太から想像していただくしかありません。そうしているうちに、お祭りの当日の早朝となりました。



今年は私のところがのぼりを立てる当番だったので、その現場には6時に集合。



2時間ほどかけて、ようやく完了させることができました。 見事に立った姿を見届けてから、私は出勤していったのですけど、この日は朝から天気が怪しくて雨が降りだしたので、旗はすぐに降ろされたそうです。

そして、私が仕事を終えて町内に戻ってきた頃には、すっかり日が沈んでいました。これから引き回しに出ている屋台を追いかけて、途中から合流することになっているのですけど、雨が降っていますね。 それに、まわりがやけに静かなのですけど、屋台は出ているのでしょうか? それならば、とりあえず会所となっている集会所(正式名は集落センター)に行ってみることにしましょう

そうしたら、皆さんはそこにいらっしゃいました。しかし、特に何かをやるということもなく、なんとなく集まって呑んでいるだけでした。 雨では屋台の引き回しもできませんし、翌日に期待することにしましょう。



一夜明けた日曜日は前日とはうって変わって、朝から晴れていました。 祭典2日目となるその日は、朝の10時にこの地域のすべての町内が神社の境内に集まり、御祈祷を見守るところから始まりました。 ただし、今回は例年とは少し違います。それは………



も一緒なのですよ 毎年、必ずといっていいほどどこかの家がワンコを連れてきているので、波とも交流できることを期待していたのですけど、今回は彼女以外は来ていませんでした。 それから、が亡くなってから半年以上にもなるのですけど、このときも「もう1匹はどうしただね?」と聞かれてしまいました。私が毎朝2スピを引き連れている姿は、すっかり日常の風景に溶け込んでいたみたいです。 その一方で………



波は子供たちにモテモテでした。 これからの季節は、白ふわの手触りがより気持ちよくなりますね。
そうしているうちに御祈祷は終わり、少しばかりの餅まきでもって締められることになりました。それは福餅なので、1コでも拾えたら縁起がいい。………と、私は勝手に思っています。 ちなみに、昨年は2コ手にできたのですけど、今回は1コだけでした。



それでも、こちらの甘酒は飲み放題となっております。 例年通り2つの釜で作られたのですけど、塩加減などで味が微妙に違うのも例年通り。私は飲み比べをしたりして、今回は4坏いただきました。

そのあとは、お昼に会所で仕出し弁当を食べたりしながらご近所さんとワヤワヤする「宴会」や、空クジなしの抽選会がありました。 その抽選会で私は3等を引き当て、チョコかコシヒカリのどちらかを選ぶことになったのですけど……… 家の米がそろそろなくなってきて、たまにはひと味違ったのを食べてみたかったので、後者を持ち帰りました。 そして、家で包装をベリベリっとやったら……… なんと その中身はコシヒカリを使ったおせんべいでした。

夕方からの屋台の引き回しまでは何もなかったので、私は家でお昼寝をしていました。 ところが、目が覚めたら集合時間の15分前になっていたではありませんか その僅かな間に波を小散歩に連れていき、ご飯もあげて、できたら屋台の前で写真も撮りたいのですけど、果たして間に合うのでしょうか?



それでも、やることにしました。屋台の前で夕日を受けて、波ちゃは発光しておりますね。



のぼりの下でも撮っておきましょう。 そのあと猛ダッシュしたら、遅刻の領域には入らないであろう2、3分程度の遅れで済みました。



そして、17時半から引き回しが始まりました。屋台を引っ張って坂道の上まで行くのはキツいので、その順路は切り離した太鼓台だけで廻りました。 その太鼓台のまわりで点滅棒を持って交通整理をするのが、私たち中老の役割りです。



さらに、神社の前に停車している屋台と連結して、近隣の町内まで引き回すと思いきや、そちらのほうも太鼓台だけで移動したのでした。 今回はお祭りの中心となる若衆が相次いで身内の不幸に見舞われ、それに加えて屋台を引っ張る子供の数も少なかったので、屋台は置き去りにしていくことにしたみたいです。ないない尽くしの中でのやむを得ない処置だとしても、それは私の中では、頭だけで飛んでいき、胴体を置いていったような感覚でした。



それでも、隣町はお祭りそのものに不参加だったので、まだいい方でした。 数ヵ所の停車ポイントでは、ちびっ子たちも元気よく太鼓を叩いていましたし。

そうしているうちに、仕舞いの時間となりました。 そのあとは、片付けの作業に入っていったのですけど……… 私は毎年酔いと疲れから、その最中に立ったまま寝てしまうのがお約束となっていました。それが今回は、最後までもったのですよ そこを切り抜けて、最後の最後にある打ち上げの席ででも、力尽きることはありませんでしたし。どうやら、ギリギリまで休息していたのが効を奏したみたいです。

今年のお祭りは、その直前に台風が襲撃したり、人手不足だったり、………と、波乱含みでした。 それでも、できる範囲でやりきることができたと思います。若衆は、笛や太鼓の出番がひっきりなしにやって来ても、よく凌ぎましたし。 来年は好転することを願いつつも、私も大いに盛り立てる所存にございます。


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