波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

目指すは菜の花畑と伊良湖岬

2024-03-02 02:55:40 | 廃校・廃墟

こんばんは、白黒茶々です。

前回は牛川原人の探究から急展開となったのですけど、私の父の葬儀は無事に終わらせることができました。 葬式は参列するだけでも、言い様のない疲れが溜まりますよね。 ましてや、喪主の重責(?)から解放された私は……… ところで皆さまは、昭和の頃に放送されていた「勇者ライディーン」というロボットアニメをご存知でしょうか?

ひびき洸(あきら)という青年が巨大ロボ・ライディーンに搭乗(フェード・イン)して悪と戦うのですけど、ライディーンがダメージを受けると、ひびき洸も痛い という仕組みなのですよね。 なので、戦い終えて解放(フェード・アウト)されたひびき洸は疲労困憊で、自分では立つことができないぐらいグッタリとしています。 と、とにかく私はひびき洸ぐらいの肉体的な疲れを抱えていて(たぶん )、本来なら葬儀の翌日となる2月4日の日曜日はまる1日家で休むところでした。 しかし私は、それよりも花や海を見て、精神的な疲れを癒したい と思って、その日は朝から出かけることにしました。 もちろん、にも付き合ってもらいますよ
………というノリで、私たちは愛知県の渥美半島の先端の伊良湖岬の方角に向かって出発していきました。 そのようにして、最初に行き着いたところは………

田原市立伊良湖岬小学校 ………の跡でした。

こちらはもとは和地小学校があったところで、平成27年(2015年)4月に堀切小学校伊良湖小学校と統合して、伊良湖岬小学校となりました。 とはいっても、伊良湖岬からはかなり離れたところに位置しています。

グラウンド遊具は当時のままで………

こちらは体育器具庫だったところでしょうか? 和地小学校時代の名残りがありますね。 このあたりはまだ綺麗なのですけど………

北側の校舎プールのあたりは草が生い茂っていて、廃墟感がありました。 伊良湖岬小学校となってから6年後の令和3年(2021年)9月に、近くの伊良湖岬中学校の跡に新築移転したために、閉校してしまいました。 というよりも、こちらの学校は新たな校舎ができるまでの仮校舎だったみたいです。 そんな先代伊良湖岬小学校が児童で賑わっていた頃を偲んでから………

私たちは日研農園さんが直営するN`cafeさんに向かいました。 こちらでの目的は……… もちろんモーニングですよ

こちらは今年の1月2日にオープンしたばかりで、店内には開店祝いの花が飾られていました。

N`cafeさんは合理化&新しい方式を取っていて、レジで代金を先払いするシステムになっています。 なので、席に着く前にメニューを決めておかなければなりません。 それから、水もセルフサービスで汲むようになっているのですけど、おかわりしたくなるようなレモン水でした。 そのような手続きを経て………

私のテーブルに、モーニングのセットが運ばれてきましたよ ちなみに私が注文したのは、レギュラーモーニング(コーヒー代の450円のみ)にございます。は近くの農家で獲れたもので、サラダジャムには自家製の食材が使われているみたいです。 そのイチゴジャムには独特のうま味があって、トーストに塗ってもヨシ、ヨーグルトに混ぜてもヨシ、そのまま舐めてもヨシ とにかくその食材を介して、いろんな味変を楽しむことができました。
これほどの内容でこの価格は安くてお得なのですけど、それ以上に産地直送の食材を上手く美味しく調理しているのがありがたいです このようにして農家カフェを堪能した私は、再び波&狛とともに次の目的地を目指していきました。 モーニングを挟むタイミングもあって、位置的には少し戻る形となるのですけど………

私たちは「ほりきり広場」なるところにやって来ました 「『ほりきり』って、どこかで聞いたような………」と気付かれたアナタは、なかなか鋭いです

こちらは、先程の伊良湖岬小学校跡のところにも出てきた堀切小学校があったところなのですよ 南側の校門は当時のままで………

校訓が刻まれた石碑や何かの石像は、その近くに集約されていました。

さらに、かつて児童たちを(本を読みながら)見守っていたであろう二宮金次郎さんの像も、残されていました。 堀切小学校は明治6年(1873年)に、尋常小学校堀切学校として開校しました。 しかし平成27年(2015年)に近隣の小学校と統廃合するために閉校し、それから間もなくして校舎は解体されました。 現在、その跡には………

命山というか、津波避難マウンドが造られています。 このあたりも、津波災害警戒区域に含まれているみたいです。 ちなみに、その手前は学校のグラウンドだったところで、かなり広いです。 そうしたら、せっかくなので………

津波避難マウンドに上ってみましょう こちらは平常時は公園として開放されています。 ちょっとした登山気分を味わいつつも、行き着いた頂は………

かなり広い空間となっていました。 これなら、大勢の人が避難してきても大丈夫ですね。 麓からの高さは10m、標高は15,1mあるそうです。

そこから校門のあたりを眺めてみました。 その周辺の茂みや、たはらの巨木・名木100選に指定されているハマセンダンの木は、昔からのままでした。 廃校となった学校の校舎は、再活用する術がなければ維持するのは難しいのですけど、せめて校門だけは残しておいてもらいたいです。 それがあれば、ここに学校があった証となるので。

さらに、伊良湖方面を臨んでみました。 今からそちらに向かいますよ ………と、意気込んだところで申し訳ないのですけど、今回はこのあたりで一旦仕切らせていただきます。 心の洗濯をするために花や海を見に行くハズが、その前の段階で終わることに。 それでも、廃校2つと農家カフェでのモーニングも、心の栄養になると思いませんか? それから、次回の日記には花と海が出てくる予定なので、どうかご安心くださいませ


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