波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

蓮華寺池公園での出逢い

2018-10-13 03:55:33 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
前回の日記のラストシーンでは、は防災関連イベントをあとにして、その会場を車で走り去りました。 そこまではよかったのですけど、隣の袋井市に入ってから方向がわからなくなって彷徨……… いや、行きたいところは決まっていたので、ハッキリ言って迷いました。 それでも、国道1号線に出られればこっちのもの そして、走り始めてから2時間弱で………



藤枝市の中心部に程近いところにある、蓮華寺池公園にたどり着きました。



こちらは、江戸時代初期に農業用の灌漑用水池として造られた周囲約1,5Km、面積約4,8haの蓮華寺池を中心とした公園です。 その園内には様々な施設が整備され、現在は市民の憩いの場となっております。 実は、私はこちらには十数年前に1度だけ家族と訪れたことがあって、いつかワンコと一緒に来たいと思っていました。 ということで、波と一緒に池の外周を反時計回りで散策していきます。 その池には………



蓮が生い茂っていて、その間を鴨が泳いでいました。 しかし、蓮の花の時季は終わってしまったみたいですね。それから間もなくして………



小高い丘を利用して造られた、ジャンボすべり台に行き着きました。 公園を見下ろす高台の上から、池に突っ込んでいくような感覚でこのすべり台を滑っていったら、爽快ですよね そうしたら、またアレをやりましょう。波ちゃ、お覚悟なさいませ
私は期待で胸を膨らませながら、丘の上に続いている階段を上がっていきました。



そ、そんな……… 雨が降ってまだ濡れているからでしょうか?そのすべり台は使用禁止となっていました。 せっかく赤塚山公園に行ったときと同じように、波をお膝に乗せて滑ろうとしていたのに。 それよりも波ちゃ、なんかホッとしていませんか?



ま、まあ、気を取り直して、散策を続けることにしましょう。 こちらの公園は、全体的にフラットになっていると思っていたのですけど、山側に続く道もありましたよ。 その日は9月中旬で、午前とはうって変わって曇りとなっていたのですけど、山道を上がっていったら、発汗は避けられません。今回はお気軽な池周辺だけの散歩にとどめておくつもりだったのに……… その最頂部には、私の好きな古墳群と見晴らしのいい展望台があるというのですよ。さあ、どうする?



波も「付き合ってあげてもいいのなの」と言っている……… たぶん、きっと……… なので、私たちはその坂道を登っていくことにしました。 そうしたら、向こうに白くてふわふわしたワンコが見えてきたではありませんか もちろん、突撃インタビューしますよ。



「こんにちは、スピッツですか?」という私の問いに、期待した通りの答えが返ってきました。 彼の名前はウィード君といって、静岡市から来たとのことです。やっぱり、山登りコースを選んでよかったです。



さらに、波と並んだところも撮らせていただきました。 ウィード君は若々しくて毛づやもよく、私は最初波より若いと思っていたのですけど、12歳にもなるそうです。 彼らもこれから山頂を目指すと言っていたのですけど、それぞれ自分達のペースで登っていくことにしました。



ハアハア……… 思っていたよりも長くて、なかなかたどり着きませんね。 しかし、せっかくここまで来たのだから、引き返したりはしません。ネバー・ギブアップはしませんよ
※長嶋茂雄さん語録ですか?「ギブアップしない」というのを否定したら、二重否定になって、降参することになるのでは?



それからしばらくして、ようやく頂上らしきところが見えてきました。 若王子古墳群って……… そうです ここです。説明板によると、こちらの古墳は4~7世紀に造られたみたいですね。



かなり登ってきたような気がするのですけど、こちらの展望台は標高111,5mだそうです。それでも「360°大パノラマ」を謳っているだけあって、見張らしはよかったです。 しかも、私たちはすでに古墳の上にいるというではありませんか



そこから続いている道の両側が、小山のようにポコポコっと盛り上がっているのがおわかりでしょうか?それらはすべて、古墳なのですよ ただし私の冒険心を掻き立てる石室を備えたものはごく僅かで、ほとんどのものは棺を直接埋めているそうです。
写真を撮るのを忘れていたのですけど、こちらでは再びウィード君と逢うことができました。 彼はすでに高齢の域なのに健脚で、息も切らせていませんでした。一方の波は、初対面であるのにも関わらず、彼の飼い主さんに水やおやつをいただき、おかわりまで要求して……… 図々しくて、申し訳ございませんでした。

その後、私のスピ仲間のみくろさん(カカ君の飼い主さん)が、ウィード君と面識があることがわかりました。 さらにそこから紐解いていったら、6前ほど前に静岡市の清水船越堤公園(通称カカ公園)でおこなわれたお散歩オフ会で、私と箔はウィード君とご一緒していたことが判明 なんと、ウィード君はあの時のWEED君だったのです。



そうとも知らないまま、彼らとは山頂で別れ、私と波は蓮華寺池の周回に戻りました。



こちらでは鯉の餌やりだけではなく………



足こぎボートにも乗れるのですよ ちなみにこちらのパンダやコアラ、恐竜型の3人乗りは30分1050円。スワン型の4人乗りは1200となっていて、ワンコも一緒に乗れるそうです。



池の一周まであとわずかのところには………



できたばかりのスターバックスと、蓮華寺池公園の第2駐車場がありました。 この一角は女子校だった頃の藤枝西高校があったところで、唯一残された体育館の建物はれんげじスマイルホールとして活用されています。ちなみに現在その高校は、藤枝東高校よりさらに東の藤枝市城南に移転しています。 せっかくなので………



スタバのコーヒーをお持ち帰りして、蓮華寺池を眺めながらいただくことにしましょう 実はこちらの公園のボート乗り場のところにも、笑いの絶えないご主人が自家焙煎して淹れてくれるマツウラコーヒーがあるのですよ。しかし私は、迷った末にスタバに走ってしまいました。 次回は迷わずにマツウラコーヒーにするので、どうか笑って許してくださいませ。



この芝生の一角を越せば蓮華寺池一周を果たせるのですけど、その前に写真を撮っておきましょう。 背後に池に浮かぶ蓮やボート、そのまた向こうの対岸にマツウラコーヒーが入居しているボート乗り場が見えるのが、いいですね。
しかし、芝生の端っこには「犬を連れての芝生内への立ち入りは、ご遠慮ください」という看板がありました。 そういうことは、早く言ってくださいよ 私たちが来たほうにはなかったので、そうとも知らずに入ってしまいましたよ。 しかも、波の後ろに写っているポメちゃんと一緒に。………と言いつつも、その写真はブログに使わせていただきました。



その蓮華寺池の畔には、藤枝市郷土博物館と、それに併設された藤枝市文学館があります。 実はその頃にそれらの施設でやっていた特別展が、私の蓮華寺池公園行きを後押ししたのですよ。 もちろん、箔母さんも誘ったのですけど「私はああいうのは、ちょっと………」と辞退されてしまいました。あまりにも強烈で一度見たら頭から離れないほどの特別展。その実態については、次回の日記で触れさせていただきます。


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コメント (2)
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