波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

応声教院の和尚さん

2009-12-12 00:08:02 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
私はナニコレ珍百景という番組が好きでいつも観ているのですけど、その中で静岡県内にある応声教院(おうしょうきょういん)というお寺が紹介されたことがあります。 そちらにはロボット和尚なるものがあるらしいのですけど、私はそれがいったいどのようなものなのかずっと気になっていました。
そして最近になって、そちら方面に行く機会ができたので、さっそく確かめてみることにしました。



応声教院とは、菊川市にある名刹です。その山門は、寛永3年(1628年)に静岡市の宝台院に建てられたものを大正7年(1917年)にこの地に移築し、現在に至ります。お寺に続く石段を昇っていったら、その朱色の山門が見えてきました。重要文化財に指定されていることもあって、歴史の重みみたいなものを感じますね。
その両脇にはカエルの石像が鎮座していて、さらにそれらの台座には「無事にかえる」とか刻まれていました。シャレが利いていていいですね。

次に視界に飛び込んできたものに、私は思わず「うわ~、なにこれ 」と叫んでしまいました。



なんと、小便小僧ならぬ小便小坊主が小便を垂れているではありませんか しかも、そのしっこがカエルを直撃しているのですよ。 これは昔、体が渇いたカエルを小坊主が小便をかけて救ったという逸話に基づいたもの………などという話はありません。 ちなみに小坊主の台座には「カエルの顔に小便」というタイトルが書かれていました。



そのすぐ近くには、のんべえ地蔵というものがあります。 祠までも酒樽の形をしていますね。こちらの地方のローカル番組の中で、パックンマックンもここを参拝したことがあるのですけど、果たしてこちらのお地蔵さんはどのような姿をしているのでしょうか?では失礼して、覗かせていただきます。



うわ~、酒に囲まれながら思いっ切り呑んだくれていますね。 その祠の外の説明には「こよなく酒を愛し、此の世を去りし父親追善供養のため………」とありました。住職のお父さんが酒豪だったのでしょうか?

そうそう、今回の目的はロボット和尚でした。その代物はどのあたりにあるのでしょうか?境内を探し回っていたら、ようやくそれらしいものを見つけることができました。



それは、無数の水子供養のお地蔵さんの前にありました。 100円を投入すると動き出すらしいのですけど………はいはい確かに、和尚というよりはむしろ小坊主さんなのですけど、こちらで間違いありません。



ここまで来たら、やはり彼を動かしてみなければなりませんね。案内に従いつつ、私はお金、いや、浄財を入れました。



すると、ロボットが木魚を叩き始め、それに合わせてスピーカーから子供の般若信教を唱える声が聞こえてきました。 なかなか可愛らしいのですけど、よぉ~く聴いていたら、たまに大人のサポートらしき声も入っているのですけど………ま、まあこれもご愛嬌ということで。
そういえばこのお寺の住職は、先の「ナニコレ珍百景」の番組の中で「応声教院は、『和尚今日いん』とも言われるほど和尚が不在になることが多いので、その代わりにロボットにも働いてもらっているのです」ともおっしゃっていました。それから、そのロボット小坊主の声の主は、その住職のお子様だそうです。

私は、この手の珍名所がとても好きです。またそのような情報があったら、可能な限り検証に向かう所存にございます。新たな決意を胸に、家に帰ったら………


     まねき猫ドッグ~なのだ

箔がこのような姿に。う~む、我ながら思いっ切り人為的なものを感じさせていますね。 私は、ひっくり返った格好で寝ている「へそ天」のポーズが好きなのですけど、ウチの白黒茶のワンニャンは誰一匹やってくれないので、つい強制的にやってしまいました。


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コメント (16)
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