沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

イチローから学んだ

2019年03月24日 | 10郎

 日本中の野球ファンが昨年から心の準備をしていましたが、3月21日、ついにその時が訪れました。

 イチロー選手、引退表明です。翌日の地元紙でも一面トップの扱いでした。

 8郎にとって同じ年のイチロー選手は、少年時代のヒーローというわけではありません。ただ、8郎も野球選手にあこがれていただけに、常にその存在、活躍を意識してきました。年間210安打の当時の日本記録、7年連続首位打者などの実績を重ね、史上初の4割打者誕生かと思っていたところ、突然のメジャーリーグ挑戦。細い体ながらメジャーでも年間安打262安打、ギネス認定の日米通算4367安打など世界記録を次々を打ち立て、世界を代表する野球選手となりました。時代が違うとはいえ、プロ野球選手が積み上げた実績としてONを超えた、と思うとります(王さんの868本のHR記録以上に価値があるのではないでしょうか)。まさに8郎ら第2次ベビーブーム世代👶の誇りであります。第2回WBC決勝での韓国戦は、大事な仕事中にも関わらず、一人車の中でラジオで実況を聞き、センター前の決勝タイムリーヒットに興奮したものです。

 それだけに、引退表明は一ファンとして寂しい限りです。

 しかし、体を酷使するプロスポーツの世界で45歳まで現役を続けたというのは、安打数の記録とは別に、これまた大きく評価されることでしょう。サラリーマン社会でいうと、70歳でも現役バリバリだったというところでしょうか。ジリー(方言で同い年)の8郎も、イチロー選手の向上心を見習い、まだまだ自分を鍛えていこうと思います。

 イチロー選手、28年間、本当におつかれさまでした。ジリーの背中からいろんなことを学ばせていただきました。 

 

 そんな国民的英雄イチロー選手が引退した2019年。浦添市の「市技」ともいえるハンドボールに心が移りかけていたジューロー(10郎)という少年も野球への関心がぶり返してきたようです。

 ある休日も公園でキャッチボールがしたい、というので付き合うことに。キャッチボールをしてみると、ボールが速くなり、なんといってもキャッチングの成長が見られました。キャッチボールの経験を重ね、向かってくるボールが怖くなくなってきたようです。

 いつもながら、ほっぺに力が入っているところだけは、いっちょ前です(笑)

 フェンスを利用しトスバッティング。打つ方はまだまだかな。フルスイングでも、頭を動かさず、最後までボールを見切るんだ。そもそも、素振りを繰り返さなきゃ、自分の形を作れないぞ! と、スパルタおやじ参上。

 周囲の友達がハンドボールで盛り上がっているのでそこに加わりたいが、野球も捨てがたい。そんな迷える8歳の心境を父は分かっているつもりです。でも「迷う自由」って、とても恵まれているということを忘れないでほしいな。迷うことすら許されない子供たちは世の中にいっぱいいるからね。

 あと数日は日々流れるであろうイチロー選手の全盛期時代の映像から何かを受け取ってくれたら、永遠の野球小僧の父としてはうれしい限りです。まぁ、最終決断は本人の選択にまかせますが。ただ、人生の先輩として、息子の最終決断の前に父から言えること(何度も言ってますが)、それは、野球ほど素晴らしいスポーツはない、ということだけです。

 

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 さて、80㌔台の世界を卒業したはず(恥)の男から、恥ずかしげもなく、おいしゅうございましたシリーズです。

  浦添市の大平インター近くのとんこつ系ラーメン屋『昇家(しょうや)です。深みのある豚骨スープとチャーシューがおいしゅうございました。たただ、とんこつの臭いが強すぎて、妻は帰宅後も髪の毛に臭いがついていたそうです。8郎にそんなことはありませんでしたが・・・。笑うとこ、笑うとこ。がっつり男性向けの店ですね。

 お次は、遅れたホワイトデーということで、妻をおしゃれなレストランか焼き肉にでもと考えていたところ、市内教育機関の卒業式、修了式とドンがぶりし、どこの飲食店も満席だったためにやむを得ず入った(謝)、浦添市内間のラーメン屋『一光』です。以前もご紹介しましたが、メタボ系なれど味はしっかりしています。妻チェックによると「厨房がきれいだった」とのこと。この日は「焼き肉とオムライスのコンボ。ラーメン付き」(850円)で満腹に。卒業したはずの80㌔の世界に再入学です(情けない!)

 なにがあっても、イチロー選手のように70㌔台に戻るぞ!(笑)

 

 イチロー選手の現役生活だけでなく、万人共通で今年度もそろそろ終わります。愛息10郎も小学校3年生に進級し、妻も新しい試験をどんどん受けていくと気合を入れています。8郎も46歳になる今年、新しい部署で新しい力を得るために、毎日を生きていきたいと思っています。

 朝日が美しい! 3月の絶景テラスで、新たなスタートを誓った8郎家です。


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