沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

男の隠れ家

2019年03月20日 | 食事処&飲み屋

 3月は天気の変化が激しく、副鼻腔、頭痛に悩まされる日が続いています。みなさんはどうお過ごしですか?

 さて、今日のテーマは「男の隠れ家」です。

 業務上のお付き合いもあって、2週間に1度のペースで通っているバーがあります。ここは8郎にとってのしーぐゎ(隠れ家)の一つなので店名は言えません。お酒を2杯、オーナーに1杯おごって、ひとときを過ごすのが帰宅前の癒しです。

 この日はビールの銘柄を間違って注文してしまいました(悲)。外資ファンドにM&Aされることになった地元企業。一県民として寂しい限りですが、膨大な補助金に相当する減税措置を何十年も受けていたので至極当然の結果だと、冷めた目で見ている自分もいます。外資に買われても「地元のビール」をうたうのでしょうか。2杯目はサッポロ黒ラベルにチェンジしました。

 ところで、この店では那覇市内の有名カフェの公認ハンバーグ(800円)が食べられます。このコラボはオーナー同士が友達だから実現できたそうです。男子で嫌いな人はいないハンバーグ、まさに男の隠れ家に必須のメニューです。

 この店では関連業界に勤める女性や、建設業界を引退された仙人のような雰囲気を持つ白髪白髭の男性ともお友達になりました。白髪白髭の男性からは葉巻を一本いただきました。大人の男の隠れ家には、新しい出会いもあるのです。みなさんもぜひ…と言いながら店名を明かさないのは何なので、まさに「隠れ家」的な意味合いを持つ店名、とだけ記させていただきます。

 

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 おそまきながら本題です。

 最近YOUTUBEで非常に面白い動画シリーズを見つけたので、ご紹介します。その名も『孤独の車中泊』。その世界ではかなり有名なシリーズだそうです。まずはご覧ください。 

 

 「テルさん」という神奈川県在住の既婚サラリーマンが製作しているようです。本人は料理をするときだけの手しか出てきません。年齢不詳ですが、推測すると少なくと40~50代だと思います。画面に映る手にしわがなく、意外に若いとも想像できるのですが、読んでいる本や音楽の時代考証を踏まえると、8郎よりずっと先輩感があります。

 内容は、仕事につかれたサラリーマンが週末、愛車とともに辺鄙な場所へ一泊一人車中泊旅🚘に出る、というストーリー仕立て。プロが撮ったかのような、しっかりとした構図と高画質。そこに流れる誌的なテロップと、乾いたアコギのBGM。そういう素材を見事にまとめる編集力。完成度の高いユーチューバーさんです。さらに、車内で作る一人飯のシーンが楽しそうで、美味しそうで。現代社会でストレスを抱えるサラリーマン層を癒し、週明けからの元気を与えてくれる、そんな番組です。コメント欄を見ると就寝前に見るファンが多いようです。

  8郎がこの動画に引き付けられた一番の理由は、車中泊にエクストレイルを使っていることでした。8郎が7年前に購入したときも、車中泊して沖縄のあちこちに釣りに出かけることが夢でした。しかし、現実的にそんな余裕はなく、これまでに車中に泊まったのは一昨年の大晦日の一度切り。いつか、と思い続けているうちに、この動画に出会ったのです。テルさんの動画が、とは男にとって最高の隠れ家であり、そのまま、ちょっとした現実逃避行に連れて行ってくれる最高の相棒だということを教えてくれました。  

 できうるちに、できることをやっておきたい。最近、よくそう思うので、車中泊にも挑戦してみたいと思いました。 

 ということで、感化されたおっさんは、早速、テルさんが使っているスノーピーク製まな板ナイフセット(5000円程度)など3点セットを、得意のアマゾンで買ってしまいました。スノーピークとは、新潟県燕三条市で金物問屋として1958年に創業したジャパンブランド。今や世界的なアウトドア用品メーカーです。

 木製のケースは裏返すと立派なまな板に変身!かっちょいい~。 ペティナイフも元金物屋さんが作っただけあってか、切れ味抜群です。

 まな板の裏にはゴムがついており、固定感もばっちり。 

 また、ペティナイフをはめるくぼみには磁石があり、ナイフの落下を防いでくれます。

 あとは、8郎がどれだけの料理を作れるのか、だけですね(笑)

 アルミ製の折り畳みテーブルはたたたむとこのように袋に収納でき、保管場所もとらなくてすみます。

  コーヒーカップはこれまたスノーピークで材質はチタンです。ビンボー育ちなので、チタン製のアイテムは人生初かもしれません(笑)。軽い上に、強度は鉄の2倍、アルミの3倍です。もうカップを買うことはないでしょう。

  そして車中泊に欠かせない寝具マット(コールマン製7500円程度)も購入。折りたたんで袋に収納できるので便利です。幅は130㌢程度で、大人と子供なら十分な広さです。二つに折れるので、一人寝だとなおフカフカになります。 

 このバルブを開けると自然に空気が入り膨らむのだとか。しかし、そんなに膨らんだ感じはしませんでした。厚みは2㌢程度。

 早速、今回の車中泊の相棒を務めてもらう愛息10郎に寝転がってもらいました。8郎も隣で寝てみましたが、意外に広々。あと2年くらいは父子2人で寝れそうです! 旧型T31エクストレイルのフルフラット機能が最大に発揮されるシーンです。着脱式の後部座席を外すと190㌢超の奥行ができるので、8郎でも十分眠れます。買ってよかったぁ~。テルさんが乗っている新型T32にはこの機能はありません(斜面ができてしまいます)。旧型T31、最高!

 

 本当は全窓のサンシェードも買いたかったのですが、3万円近くするので、いったんペンディング。今回までは新聞紙やタオルなどで対応しようと思います。

 「息子と隠れ家、車中泊で」。いつか実行できたら、またご報告させていただきます!