8郎家に大きな変化があったので報告いたします。愛息10郎が2年間所属した硬式野球チームを退団する方向となりました。まだ流動的であり正式決定ではないのですが、彼自身がその考えを示しました。
父8郎としては退団という判断がいずれ息子の「英断」になると信じています。息子自ら未来を見据えて取捨選択をしたのですから。
退団に舵を切った理由は、第1に成績が落ちているので勉強中心の生活に戻すため、です。これについては後述します。現在進行中の大会があるので、正式な退団はそれを終える4月後半になるかと思います。
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退団する第2の理由はこれまでにも書いてきた通りチーム編成手法への強い違和感ですね。クラブチームだけに、野球の強豪高校への推薦を狙う選手をズラリとスタメンに並べるのです。そういう親の熱意を采配に極力反映しているようです。10郎が大会直前の練習試合でどれだけの打棒をふるってもふたを開けてみればベンチ。。。2回戦が3安打2打点2盗塁と活躍したので、期待で迎えた3回戦(準決勝)もベンチスタートだったので父8郎の心は決まりましたね。手遅れにならないうちに退団したほうがいい、と。どれだけ頑張っても5月に控える最大の大会でもベンチは間違いないだろうと。ということで8郎の中で愛息の中学硬式野球はサクっと終わりました。同時に受験対策という観点では無駄な時間を長く過ごさせてしまったと大いに反省した次第です。
もちろん永遠のベースボール・ボーイである父8郎としては、学童野球に続き中学野球でも『10郎甲子園』として夢を追いかけてきたので寂しい限りです。しかし現状を鑑みると、学業を優先することにした息子の英断を支持するしかありません。逆に親としてもっと早い段階でのアドバイスができなかったのかと恥じるばかりです。10郎には「自分が行きたい高校に自力で入学して、そこで『10郎甲子園 最終章』を満喫しようじゃないか」と伝えています。
もちろん野球そのものを辞めるわけではありません。中学3年生となる今年はクラブチームから外れ、受験勉強と自主練に特化して、志望校で二刀流実現を目指すのです。素振りとタオルピッチングという大事な基礎練習は自宅でもできます。硬い体を柔らかくするストレッチもこれまで以上に時間をかけて行えます。ピッチングの感覚を取り戻したいのであれば、父8郎がまたブルペンに付き合ってあげようではありませんか(今年52歳やで。膝痛再発間違いなし!)。
振り返ればちょうど2年が経っていました。どんなに疲れていても「練習だけは行く」と頑張った息子を褒めてやりたいと思います。自分より打てない選手がスタメンとして選ばれ、自分がベンチに残る悔しさも、親が感じる以上にあったと思います。でも「野球が好き」というエネルギーで練習を貫徹してくれました。よく頑張りました🔥
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さて話を戻します。退団した第1の理由である成績低下の状況です。
先日、2年生の3学期を終え、通知票を持って帰ってきたのですが、内申点はオール3(泣)。3は「普通」という評価ではありません。「ダメ」という評価です。しかも「理由なし遅刻」が年7回もあります。泣けてきました。母ちゃんに買ってもらったR&B系の服装でB-BOY気取ってる場合じゃねぇぞ!
内申点からしても第一志望のNK高校はほぼ絶望的です(8郎は息子をそのような状況に置いてしまったことを父として一生後悔するでしょう)。しかし、親がそこで「もうだめだ」というあきらめの姿勢になると、子どもはその真似をしてすぐに努力を放棄します。なので父8郎はあきらめません。第一志望にこだわってもらおうと思います。頑張って頑張って第一志望に通らなくても、努力が叶わなかったという悔しさは、一方で最高の経験になるはずだからです。目標には届かなかったけれど自分を高い位置まで引き上げることができた充実感、一方で自分の努力が足りなかっただけなのではないかという悔恨と自省。チャレンジしたゆえの失敗は成功のもとでしかありません。結果的に例え第2志望にしか行けなくても、その時は「この悔しい経験をこの高校で生かそうぜ」とメッセージを送るつもりです。もちろん、妥協して2次志望校に合格したことを父は褒めるつもりはありません。ここで安易に目標を下げると人生もそうなるからです。頑張りきれなかった自分を15歳にして肯定してしまうのですから。人生もうそれ以上頑張るはずがありません。緊張感のない親の生きざまは(親本人はそれでもいいでしょうが)、子供の夢もどんどん狭めていくことになるので、罪は重いのです。
ラストイヤーの勉学は父子で挑みます(息子は大迷惑でしょうが。笑)。自らの資格試験より息子の高校受験のほうが大事です。もし試験の神様が息子の第一志望合格と8郎の試験合格を天秤にかけるのなら、8郎は6年分の努力を捨ててでも息子の合格を選択します。
愛息の名誉のために追記しておきます。第1志望校への合格はとても無理、と宣告されたに等しい通知票には一方で、担任の総合所見としてこうも書かれていました。
黙々と集中して目標に立ち向かう芯の強さのある10郎さん。また友達の気持ちや考えを大切にしながら行動できる、大変思いやりのある優しい性格です。3年生になると今よりも努力することを求められることが多いと思いますが、何事も前向きにとらえ、いろいろなことに積極的にチャレンジし、頑張ってほしいと思います。
先生は10郎の性格、よく見てたんだなぁと痛感。心優しきボーイなんですよぉ。やればできる子なんですよぉ(親馬鹿御免)。先生は三者面談でも熱意をもって伝えてくれていたはず。そんな先生の期待に応えられなかったのはホント残念無念。「この勉強が何の役に立つんだ?」という中二病には誰だって罹ります。罹るほうが健全です。8郎もそうでしたから息子の気持ちも痛いほど分かるのです。しかし、青春は短いのです。時間には限りがあるのです。そして、それは大人になってからしか分からないのです。それを分からない子どもに行動としてさせておくのが大人の役目だと信じています。
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ここでナカユクイ(沖縄方言で休憩の意)です。うりずんの風景を数枚アップします。うるま市の海岸です。
ちょうど浜下り(ハマウリ)の季節。遠くには潮干狩りを楽しんでいる人も散見しました。
ダイビング行きてぇ~。
目の保養になったでしょうか。美しい海岸線を見ているうちに、懐メロおじさんの胸にとある80年代の夏うたが流れていたのでご紹介します。珍しく洋楽です。
米ロック界の大御所ザ・ビーチボーイズの『Kokomo』です。トム・クルーズ主演映画『カクテル』(1988年)の主題歌でした。夏うたはわびさびを熟知する邦楽アーティストの独壇場だと信じている8郎ですが、アースウインド&ファイヤーの『セプテンバー』と、この『Kokomo』に関しては日本人でもつくれなかった究極の夏うたクオリティーだと思っています。
映画もいいです。若き日のトム・クルーズがかっこいい。そして名前は知りませんが主演のブロンド女優さんも美しいですね。美男美女、そして美しい南国の風景とBGM『Kokomo』。映画としてもう完璧です。脚本のひねりなど要りませんね。世知辛い現代社会でお疲れ気味の方におすすめの映画です。ちなみにトリビアですが「ココモ」というのは架空のリゾート島らしいです。
【追記】洋楽だけでは悔しいので(笑)、これぞ邦楽のわびさびと言える隠れた名曲もリンクしておきます。40年前に発表された松田聖子さんの『ボーイの季節』です。作詞作曲は『オリビアを聴きながら』で有名な尾崎亜美さんです。夏の夕暮れ時でしょうか、夜明け前でしょうか。幻想的なメロディーを聴いているだけで絵が浮かんできます。こんな完璧な曲、邦楽アーティスト以外作れるはずがありません。メロディー、歌詞、世界観が美しすぎて声も出ません。日本に生まれてよかったぁ~。
♪ 大きな背中のあなたはBOY
赤いスニーカーはいたのに
どうしてあなたに追いつけないの
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話を戻します。
とにもかくにも、勉強へのシフトを英断したボーイを父としても応援したいと思います。モチベアップのためにありとあらゆる手を使おうと考えました。
まずは、たまたまSNSショートで流れていた受験生のモチベアップの言葉をお借りして、鼓舞することにしました。父が言うより、若い世代のSNSワードの方が響くと考えたからです。
「勉強したって何の役にも立たなかったって? それはお前が気づいていないだけだ。一生懸命勉強したことは役に立ってしかいないだろうがぁ!!!」
です。8郎も51年間の人生で痛感しています。ちなみに10郎にLINEで送ったのですが既読になりません(笑)。
さらに、いったん収めかけていた伝家の宝刀⚡も復活させました。昨年ブックオフで購入した『ドラゴン桜』です。そうです「読めよドラゴン作戦🔥」を再び発動するのです。10郎はまだ1度もページをめくったことがありません。そりゃこれだけスマホばかり見ていたら勉強はもちろん、読者の時間も確保できませんよね。妻が箱に詰めてベッドの下に閉まっていた全20巻を取り出して、10郎が4月から使うベッドの脇に置き直しました。ついでに『三国志』全60巻も(笑)。「勉強の合間や寝る前にでも読んでごらん」と伝えました。
はい、今夜も寝る前にモチベ上げていきます。映画です。偏差値30から偏差値70の慶応大学に入学するまでの軌跡を描いた『ビリギャル』(2015年、土井裕泰監督)です。10郎も「もう20回は観た」というほど大好きな映画です。同じくBS録画していたドラマ『ドラゴン桜』とともによく鑑賞していました。受験生の親御さんだけでなく自らのモチベを上げたい方にもおススメの映画ですよね。ビリギャルを慶応大合格へ導いた坪田先生がビリギャルに贈った言葉『意志あるところに道は開ける』。最高です。
偏差値30だったビリギャルならぬ、内申点オール3のビリボーイの英断。これまたご声援のほど宜しくお願い申し上げます。これから父子で『ビリギャル』観ますので今日はこれにて。
【追記】父子ともに決してへそ出しルックの有村架純さん目当てではありませんのであしからず。