沖縄は今、清明(シーミー)祭の最中です。
清明祭とは、中国から伝わった祖先供養の慣習で、なにやら中国暦の二十四節季「清明」にあたる日(今年は4月5日)に、門中(父系の親戚)一同が集まり、飲み食いをする、というもの。旧盆とならぶ親戚一同の憩いの日なのです。まぁ、それだけなら特に珍しい光景ではないのでしょうが、シーミーのすごいところは、集まる場所が「お墓」ということ!まるでピクニックのように、昼から弁当を食べアルコールを飲みながら、墓前でワイワイガヤガヤ(笑)。これは日本広しと言えども、例を見ない風習でしょうね。
ところで、4月5日と言っても平日の木曜日。なので、実際に行われるのは直近の休日である今日(土曜日)か明日。先ほど、用事があって首里近辺を回ったのですが、かなり混んでいました。近くにある沖縄最大の霊園「識名霊園」に、数々の門中が集合しているのでしょう。明日はもっと混むでしょうね。
下写真は、一昨日、シーミーの買出しで活気づく那覇市の公設市場に寄った際に撮影。肉屋さんです。市場名物(?)グラサン豚が、お客さん相手に愛想笑いを振りまいていました。豚さんに支えられる沖縄文化です。・・・でも、初めて見る方には、ショッキングな絵でしょうね。
ところで、このシーミーを前に、ハチロー一家には悲しい出来事が・・・。それはテルおばぁが緊急入院をしてしまったことです。一週間前に風邪で体調を崩し、腰や腹部が痛いということで病院へ。医者からは、風邪はともかく内臓系に異常があるとの判断をされました。最悪はガンの可能性とも・・・。手術もしくは処置が必要ということで、そのまま入院となったのです。未だに呼吸器をつけ、一人では何もできない状態です。毎日見舞いに行ってますが、そのたびに「病院はいやだ。病院に行った友達は誰も帰ってこなかった」と弱音ばかり吐きます。与えられた食事もほとんど手をつけようとしません。「家で死にたかったのに何でここに・・・」とも。頑固ぶりに、ハチロー父も、病院側も手を焼いているようです。
しかし・・・父とも相談しましたが、もし、これから手術が必要ということなるなら、それを拒否し家に連れて帰ろうか、と。テルおばぁも88歳。手術に耐えられる年とは思えません。それなら多少危険を冒そうとも、住み慣れた自宅で生活させたい、と(ただ終日そばに付き添う人がいない、というハードルがありますが)。
親戚一同の笑顔があふれるシーミーの時期に、ある判断を迫られているハチロー一家です。
そうですね。家でだと誰かが一日中いないと大変ですよね。私は今は認知症というのかな?昔、病院で仕事していました。
体力いります。病院の中でも、夜中「家に帰る」と廊下を走って行くおじいちゃんもいましたね。夜になると暴れる人もいたし・・
オムツの中に手を入れたり・・変な話、便を自分で丸めて容器に入れていたり。
「食べるか?」って言われたり・・
そういう時家では大変なんですよね。
食事も、病院だと好きな物が食べられないからかわいそうだとおうちの人が鉄火巻きを持ってきて食べさせて、つめてそれが原因で亡くなったおじいさんもいましたよ。
食事も油断できません。
書ききれないんですけど、色々若い時仕事で経験しました。
頑張って下さい。
私の祖父母は、ぎりぎりまで家で過ごして最後病院で亡くなりました。おばさんの家でですけど。
おばぁは前から病院嫌いで、「病院は墓場」と言ってました。「いいもの食べてたら病気になんかならない」というのが信念だったもので、病院、医師アレルギーが強いんですよ。確かに病院は行くたびに気が滅入りますね。健康第一っていうのは、分かる気がします。
いろいろご助言ありがとうございます。
お墓でピクニックとは面白いイベントですね~。
これならご先祖様も寂しくありませんね!
おばあちゃんのこと、悩みますね・・・
でも、まだガンとも限らないでしょうし、
先ずはおばあちゃんの気持ちが元気に
なってくれるといいですね。
わった-おばぁも94歳になるけどたまに入院すると病院はいやだと言っているよ。
まぁたばこのせいもあるけどよ。
お前とおばぁの話をするなんて時の流れの早さを感じるよ。
もっとおばぁ孝行しないとな。
おばぁは今日は車イスでリハビリをしていたそうで、ちょっとずつ元気を取り戻しているようです。ご心配、ありがとうございます。ところで、土曜日に全社集会ですか。自宅が遠い方にとっては、つらいでしょうね(笑)ストレス解消体操、かなり気になります・・・。
DS監督へ
変な言い方だけど、ちみのおばぁはまだご健在なのか!? 小学校の頃、ちみの家で何度か見かけた記憶があるが・・・そうか、もう94歳になるんだなぁ。まだまだお元気そうだね。早く嫁の顔を見せてあげなきゃいけないね。プレッシャーを与えておこう・・・。
やっぱり、軽くいこうっと。笑
豚さんのように・・